dazzling kill men解散後にボーカルが逸早く結成しました。曲的に、やはりその延長上には有りますが音は以前よりクリーンになってます。とはいってもそのテンションや姿勢は変わる事無く凄まじいです。恐らく既に活動はしていないと思われますが激しくライブ見たかったです。
当時かなり聴き込んだバンドです。この作品はコンピ盤なのですがalbini録音やsims(ex,rapeman,jesus lizard)録音、ライブ有りと色々な聴き方もできます。変拍子を多用するハードコア色強めの音ですが曲展開やフレーズをみても個性たっぷりなバンドです。ベース音の硬質感や時折見せる各楽器のテクニカルな部分や様々な曲調も素晴らしいです。じっくり聴くならアルバムのface of collapseがお薦めです。
ホール解散後、幾つかバンドを作ったようでしたが女優業も多忙で結局、作品出すまでに至らなかった事もあり随分待ち望んでました。基本的にHOLEの2nd、3rdの延長にあるかと思いますが以前より声の力強さが耳に残ります。6曲目のAlmost goldenの感じ好きです。なお、国内盤は矢沢あいがジャケットを手掛けています。
Jesus lizard解散後Duaneがすぐに動いたようでこの1stも早かったです。メンバーもガチガチで楽曲もパワフル且つ独特の空気感を漂わせてます。とはいってもやはりシカゴ風味三昧です。現在johnがbattlesでも活動してるので今後どのようなスタンスで進んでいくのか気になるところです。
スウェーデンのバンドです。曲といい歌といいやばい位に染みます。そして響きます。彼等の作品は全て網羅しましたがこの作品以上に訴えかけてくるのはないです。一応新作にあたるアルバムは日本盤も発売されましたが、このthe tigra songsを紹介して欲しいものです。
94年作の7"epです。録音がalbiniでプロデュースがflussです。音の方は一言でいうところのジャンクです。重さも有ります。知名度はもの凄く低いのですが現在までこのバンドが活動しているのであればtoday is the dayやunsaneを凌駕する可能性をひめていると思います。
7epのREMA-REMAです。片面はスポークンワードです。其の後にbig moneyのライブテイクが収録されてます。音質は悪いのですがその空気がヒリヒリと伝わってきます。本当かなりハウってます。逆面はかなりポップな感じですがいつもの音なのでbig black以外の何者でもないです。ちなみにこの作品はご指摘頂いてブートと判明しました。
92年のMERGEからのEPです。やっぱり現在のキーバンドでも有ります。アルバムは国内盤も有り再発もされてると思います。この作品ではdrive like jehuの形がはっきり見えます。A面は軽快でハードな曲でB面は歌が全面に出たブレイクを活かしたシンプルな曲です。2曲だともっと聴きたいという感じになります。
98年の作品です。このバンド結構、癖有ります。音も硬質でドラムもタイトで爽快です。一聴するとストレートな曲調に聞こえるのですが展開部や間の使い方等激しく光ってます。ポップさも兼ね備えていて違和感無く展開していくのも良いです。恐らく解散済みでしょうがその後の行方が気になります。
発売時に何で？という声はあちこちで聞こえていたと思います。この頃のusインディーはfugaziとjesus lizardの双頭でした。そこにNEVER MINDで大ブレイク後のNIRVANAがシカゴのtouch&go作品に参加です。jesus lizardはLIAR収録の名曲でNIRVANAは未発表曲の荒々しい曲です。この作品以降にアルビニと接点を持ちIN UTEROへ繋がったと言われてます。
2ndアルバムのCOLD HANDSです。まずはジャケ綺麗です。音の方もboss hog全作品中で一番ギラギラしてて好きです。メンバー自体pussy galore関係で固められているだけあってやはりその延長的な感じです。ゲストにbig blackのsantiago durangoが参加してるのもいいですね。そしてアルビニ録音です。ちなみに初来日時クリスティーナはジャケよりかなり！ふくよかな女性になってました。
このILIUMはかなりの無機質感が出ています。曲調的には静かに淡々という流れです。celloが入っていますが嫌味にならない位で全体を包み込む様な感じです。個人的にはもっとリズムが前に出るバランスで聴いてみたいです。
前評判も高く気になってたので久々にBjork買ってみました。それほど熱心に追い続けてた訳ではないのですがこの新作『MEDULLA』は方法論からしてもこれまでとは全く別物でした。「楽器での表現はやり尽くした」と言うだけ有り一部以外ほぼヒューマンビートボックスで作られています。日本人のボイスパフォーマーが鍵でもあるようです。フォーマットもSACDの限定版や国内盤、通常輸入盤と各種ありました。SACDを活かせるサラウンドシステム所有なら是非臨場感溢れる音で聴いてみたいです。多分、恐い位に凄いと思います。作品として、とても印象に残る良いアルバムですね。
アルビニとボブウェストンの録音も手伝って音の生々しさが凄いです。ジャケも豪華(スクリーン入り)で厚みも有るせいか、いつもレコード棚から探し易くてありがたいです。この頃のthrill jockeyとして異色感を抱いたのを覚えてます。曲はループにアクセントを加えていく感じで3拍子が多いです。時折入るボーカルの絶叫もかなりカッコイイです。
これは1998年録音のアルバムです。バンド詳細不明なので当時、他作品をずいぶん探しました。1曲参加のV.Aは見つかりましたが単独作は発見できませんでした。音の硬質感といいループからの展開や無音部の使い方、癖の有る間といい言う事有りません。本当ヤバいです。恐らく録音はシカゴorDC人脈だろうと思います。やはり他作品の存在が今でも気になる素晴らしいバンドです。