RC Fが納車されました!
本日無事RC Fが納車されました。
契約から3ヶ月ちょっと待ちに待った日です。
本日は午後1時から納車なので、早めに家を出て保険の手続きをした後に、妻ととディーラーの近くのホテルでのんびりお茶をしていました。
その間中もそわそわしていて、嫁さんに「楽しみで仕方ないんやろ?」と(笑)
正直楽しみというのもありますし、今まで憧れだった「F」の納車ということもあり、ドキドキ感でいっぱいでした。
ちょっと喉を潤した後10分前にディーラーに到着。
担当SCさんが外で待っていてくれ、「ようこそ!」と爽やかな笑顔で迎えてくれました。
そこで待っていたのは・・・
ピカピカのRC F!
そしてかっこいい!写真で見たよりも数段かっこいい!!
妻も「かっこいい~!」とかなり見とれていている様子。
以前RCに試乗したときにそのエクステリアに一目惚れしたのですが、RC Fの特長である盛り上がったボンネット、そしてあちこち張り出した部分が筋肉質な雰囲気を醸し出しています。
そしてそれを流れるようなラインで構成させたのがこのRC F。
かっこいいという外ありません。
というか、このかっこよさなら外に短所があっても全て許せそう(笑)
MCで変更になった3眼ヘッドランプですが、RC Fには更によく合っている雰囲気があります。
盛り上がったボンネットにうまくマッチしているからでしょうか。
悩みに悩んだポリッシュ仕上げホイールですが、これも選んで大正解でした。
全く派手すぎること無く足下を優雅に引き締めています。
またオレンジキャリパーともバッチリ合っています。
リアのボディカラーと同色のディフューザー、最初注文するときどうだろう?と思っていたのですが、
実車を見たところ凄く良く合っていました。
この部分だけまるで社外品のようにいいコントラストになっています。
と一通り外観を見た後納車の手続きに入ります。
ちなみにうちのディーラーは特にかしこまった納車式というのはなく、車の諸説明、そして花束贈呈、記念撮影と進んでいきます。
私も嫁さんもかしこまった式よりは淡々と進めてくれる方が嬉しいのでこちらのほうが好きです。
だいたいNXと同じですが、違いも幾つか。
まずは2ドアということで後部座席に人を乗せたり、足下に荷物を置いたりする場合の前席の倒し方。
そしてローンチコントロールの説明。
こちらは機構に負荷がかかるのと危険なので公道では使用しないで下さいとのことでした。
こんな感じで手続き一式が終わり、あとは出発準備ということでその間オーナーズラウンジでくつろぐことに。
私は洋菓子とペリエを頂きました。
本日は外も大変暑いのでやはりミネラルウォーターか炭酸水が欲しくなります。
さて一休みした後に担当SCさんから準備できましたということで、花束贈呈とプレゼント。
プレゼントはキーケースとケーキです。
ケーキも嬉しいですがキーケースは必要なので助かります。
その後記念撮影をして無事納車手続きは全て終わりました。
ということでいよいよ運転席に座って出発です。
座ってみた第一印象は「かなりタイトで視線が良い感じに低い!」という第一印象。
以前のISもタイトでしたが更にタイトにし、かつ包まれ感を強くしたような感じですね。
シートはとてもバケットシートですが、体を支えてくれてとても座りやすいです。
そしてブレーキを踏んでエンジンスタート。
「ブォォォン!」という咆吼と共に5リッターV8エンジンが目覚めました。
横にいた妻ははびっくりした様子です(笑)
そしてゆっくりとディーラーを後にします。
以下は妻が撮影してくれました。
(嫁さんは別にヴェルファイアで私を乗せてきてくれていました。)
こう見ると後ろ姿も綺麗かつ重厚感があります。
というより本当にこのデザインにベタ惚れです。
さて慣れていないということもあるのでディーラーからゆっくり外に出て慣れている道で帰宅することにします。
このままドライブに行きたい気分ですが、まずはしっかり自宅の車庫に愛車を駐めるのが第一。
ということで体を車に慣しつ帰路へ。
ここからは簡単にインプレッション、というより第一印象を書いてみたいと思います。
まず感じたのは「ハンドル」「アクセル」「ブレーキ」が凄く手応え、踏み応えがあるということ。
単純に重いということではなく、まるで体の一部分になったかのように反応が返ってくるという表現の方が正しいと思います。
例えば今までだとアクセルをちょんと踏めばそこそこ加速していたのですが、RC Fの場合踏んだら踏んだだけ正直に加速しますし、ブレーキを踏んだら踏んだだけ停まります。
またハンドルは切ったら切っただけ曲がる。
そんなの当たり前じゃない?と言われるかもしれませんでしたが、今までだと「あっ、踏みすぎでスピードが出すぎ!」とか「ちょっと踏んだだけだけどブレーキが効きすぎだな。」という車特有の癖があり
それに自分を合わせていたのですが、RC Fはそのあたりの調整がしやすい、というか自分が頭の中で考えたとおりの動きに車体がシンクロします。
これは調整しやすいオルガン式アクセルペダルというのも大きいと思います。
「運転が楽か?」と聞かれればそうではないのですが、「車の運転がよりリアルになった」という表現が正しいかな。
今まで以上に細かいスピードやブレーキ調節、そしてハンドル操作がし易くなっています。
この辺りは設計者がエンジン、ブレーキ、ハンドリングの設計やセッティングに自信がある証拠かなと思いました。
要するに操作系については良い意味で「ストレートで装飾していない」という言葉が似合います。
また今回MCで軽量化されたとはいえそこそこの車重があるRC Fですが、もっさり感や重さはなくキビキビ走らせようと思えばホットハッチのようにキビキビ走らせることも可能。
先程の件もまとめて「運転者がどう車を走らせたいかという思いがそのまま車の走りに繋がる」車だと思います。
あと以外だったのが乗り心地。
硬めと言えば硬いのですが、角を感じる硬めではなく凄くしなやかな硬さです。
街中の凹凸でも車体が揺れることは殆どありません。
馬力のあるスポーツカー=足はガチガチというイメージがあったのですが、寧ろ逆でした。
更に排気音が素晴らしい。
NORMALモードで街をまったり流していても、前からV8エンジンの精緻な音、そして後ろから迫力ある「ドドドド・・・」という心地よい排気音に包まれます。
LEXUS=静かというイメージがありましたが、なかなかこれは良い意味でイメージが覆りました(笑)
8AT SPDSもかなり良い仕事をしていました。
その分NX300やIS350の6ATに比べると変速ショックを感じますが、その分ダイレクト感、変速スピードが速い。
加速の時もポンポンテンポ良く変速していきますし、ちょっと踏み込むと2~3段直ぐキックダウンします。
そしてそのまま高速に入ります。
ETCレーンを通過する前にSPORT Sモードに切り替え、レーン通過後思い切って踏み込んでみました。
瞬間的にギアが数段飛ばしでキックダウンし、するとまるでジェットエンジンのような「グォオォォォォ」という快音と共にもの凄い加速が(汗)
本線に合流後急いでアクセルから足を離しました(汗)
SPORT Sだと少し低いギアを選ぶようになり、かつ足回りが少し硬くなります。
100㎞から50㎞に減速後、そこから100㎞までの再加速も余裕綽々。
反応の良いエンジン、そしてトランスミッションのお陰で即加速体制に移ることができます。
またその時には心地よい排気音が楽しめますのでついつい前があくまでゆっくり走ったりしていました(笑)
また100㎞でもあまり速度感がない(笑)
例えば今までの車だったら100㎞だったら風切り音やエンジン音も含め「頑張っているな~」と感じるのですが、RC Fだと普通の車で50㎞ぐらいに感じるか感じないか。
一体君の限界は何㎞だい?と聞きたくなりました(笑)
あと驚いたのが直進安定性の良さ。
IS350の時は路面の凹凸によくタイヤを捉えて修正舵が絶えず必要でしたが、それよりも太いタイヤを履いているのにも関わらず足を取られたりすることは全くありませんでした。
路面の凹凸をパワーで乗り越えている?ような感じでしょうか。
ということで楽しい帰宅ドライブはあっという間に終了。
取り敢えず凄いかつ刺激的な車だということが分かりました。
良い意味で今まで所有した車とは概念も何もかも違う車で、乗りこなせたら楽しいだろうなというのが正直な感想です。
また以前試乗したLC500と比べてもかなり走りに振っているなと感じました。
乗り心地はLCが上、そして加速はよく似た感じでしたが、やはりハンドリングのキビキビさ、運転の楽しさははRC Fに軍配が上がります。
納車の時に担当SCさんが「Fはレクサスの車の中で一番エンジニアがワクワク造っている車ですからね、やはり走行性能や運転の楽しさは格別ですよ。」と仰っていましたが
それはこの短い帰路で十分感じ取る事ができました。
さてインテリアもちょっとご紹介。
まずはRC Fのアイデンティティの一つとも言えるメーター。
とても見やすかったです。
基本的に普通に走るのであれば前の一番大きなメーターを見ていると事足ります。
ホイールと同じく悩みに悩んだオーナメントパネル「シルバースターリングファイバー」。
個人的にこれも正解でした。
とても厚みがあり、かつ綺麗なカーボンでブラックの内装にとてもマッチしています。
RC Fをブラック内装にした場合、本当にブラック一色になりがちなのでこのような綺麗なワンポイントがあればインテリアに華を添えますね。
またシフトノブととても握りやすかったです。
マニュアルモードはパドルシフトが多くなるでしょうが、これだけ握りやすいとこちらでも操作したくなります。
マークレビンソン。
まだ試せていませんので次回のお楽しみです。
インパネ。
MCで質感が上がったとのことですが、ボタンが整然と並んでいて計器っぽくて私は気に入りました。
また下手にメッキを使っていないので太陽光などの反射がなく助かります。
シート。
MCでセミアニリン本革シートが標準になり、またベンチレーション機能も標準装備されました。
体を包み込んでくれるようで腰痛持ちの私でも凄く気持ちよくドライブできました。
あとはダイエットしてこの中にすっぽりはまるようにするだけ(爆)
さてインテリアで一つ。
運転していてこれも気に入った事ですが、ブラック内装の場合あまりキラキラしたメッキパーツを使っていないこともあって、
ブラックのインテリアの中にメーター、ナビの画面、エアコン表示が浮き上がっているように見えます。
更に言えばRC Fの場合室内高も低く、またルーフもブラックなのでまさに「コックピット感」がバリバリでした(笑)
明るくてお洒落ということではないですが、機能的、運転に集中したい、そして飛行機のコックピットに憧れている
というのであればブラック内装が一押しです(笑)
車庫では1台で2台分を占有して駐めることにしました(笑)
クーペなのでドアが広いので慣れるまでの措置です。
ということで数枚パチリ。
今回思ったのはやはり迷ったオプションはしっかり調べておいて良かったということ。
特にホイールについてはポリッシュ仕上げにしておいて本当に良かったと思いました。
また逆にオーナメントパネルやリアのディフューザーなどは標準仕様で大満足。
この辺りはメーカーオプションで後で変更できませんから、
契約の際に決めておかないと駄目ですね。
ということでRC Fの納車、そして簡単なファーストインプレッションを書かせて頂きました。
取り敢えず期待以上、そして憧れていた「F」はやはり「F」だったということがよく分かりました。
これから長い付き合いになりそうですが大事に乗っていきたいと思います。
何卒RC F共々よろしくお願いします。