紅楼ん家 - kuronchi -

プロレス、アニメ、音楽が大好きな天猫が、徒然と書きなぐっております☆

帰省してきましたの最終日☆

2014-05-04 13:26:29 | お出かけの扉
帰省最終日の5月2日。
お墓参りにいってきました。
区画整理で、周りの墓石の様子が随分変わってから数年経つけれど、やはり子供の頃の記憶は根強く、まだ慣れません。
あまり訪れないのであろう所には、オイラの腰辺りまでありそうな雑草が生い茂っているのも見えました。

うちのお墓には、多少の雑草が生えているのみで、意外と綺麗に保たれていました。
もともと生えにくいのか、それともお隣の親戚の方がこちらにも気を使ってくれているのかは謎ですが。
綺麗にして、手を合わせました。


昼食を外で食べようという鶴(オカン)の一声で、近くの【和食さと】へ。
ここは、亡くなった祖母が通院生活だった頃、病院に行った帰りに必ずと言って良いほど通った店らしい。
それから約半年弱、久しぶりに入ったところ、オーダーがタッチパネル式になっていて、オカンは驚いてました。
こういうの、苦手だもんなぁ……

オススメの御前をいただきました。
家族が揃ったとはいえ、贅沢でしたwww

その後、家で夕食を取ったあと少し休んでから、オイラは帰ることに。


荷物をたくさん詰め込んだマイカーで、いざ南下と思いましたが、ふと思い立って、2日前に行った9thCREWへ。



マスターにちょっとした手土産(お裾分け)を渡して談笑
話の流れで、今回の帰省で持参した【蔦屋】をお貸ししましょうということに。
車の中にあるから待ってて~~と取りに行くと――

んんっ
無い
はっ
もしかして、実家に忘れてきた

お貸しする本だけならまだしも、その袋には土産も入っているのだぁぁ
急いでオカンに連絡し、すぐに見つかったソレを、弟に店まで持ってきてもらうことに
ほんと、おっちょこちょいな姉ちゃんですまん
アブねーアブねー
そのまま帰ったら、もう一度往復しならんとこやったわぁ~~

あーーマスターに会っておいて良かったぁぁ
本気で感謝
変な汗出たぁぁ

しかもマスターからはもう読まないという本まで頂く始末
何をお返ししたら良いやら……
マスター、気に入った本は買う人なので、前作もついでに気になってくれると良いなぁ


そんなわけで、他愛ない話と共にノンアルコールドリンクをいただき、無事に帰宅しました
今回の帰省で、かなりリフレッシュ出来ました。
何もしなくてもご飯やお菓子が出て来るって、ほんとに有難いね
風呂掃除や皿洗いとか手伝ったけれど、足りないなwww
オカンやオトン、弟に感謝です
また連休明けたら、仕事頑張るでなーー


蔦屋の感想を書いてみた♪

2014-05-04 13:22:03 | 読書の扉
不覚にも、読み終える頃には胸がいっぱいになっていた。
時代物でこんなに切なくなったのは初めてでした。
あまりにも風のように吹き抜け、人の生きる思う処とはを考えさせられた。
1人の男に翻弄され続けた人々は、それでも懸命に自分の道を定め進む。
はかないけれど、それでもそこにある事実を受け止め生き続ける姿に、オイラは張り裂けそうになった。


谷津矢車先生の作品【蔦屋】を読ませていただきました。


前作【洛中洛外画狂伝】でもそうだったけれど、なお一層読み手を裏切る手法に磨きがかかっているのでは、と思う。
読み手を裏切ると書いたけれど、それはとても飄々としていて、清々しささえ感じるほどwww


江戸時代当時の、本屋と松平定信との戦いーー
最近騒がれている、脅かされる表現の自由を思い起こされます。
それを意図されての事なのかどうかは、この際どうでも良くて、どの時代にもありうる事態がそこに描かれていました。


余談ですが、作中に出て来る【喜多川歌麿】が、オイラの頭の中では【水谷豊】さんだったことを付け加えておきたいwww
たまたま以前にテレビでやっていた【騙しゑ歌麿】というスペシャルドラマで演じていたのが水谷さんだったので。


話はそれましたが、日頃オイラが【生きた証を残したい】ていうのは、しょこたんに影響されてのもの。
でも実際、オイラが生きた証ていうのを残したいのは本気で。
ま、数年経てば消えて行くだろうし、ただの自己満足でしかないけれど、少しでもオイラが創った物っていうのを残したいなと思っている。

それを、【蔦屋】を読んで改めて思った。

だって、「そっちの方がおもしろいからに決まっているでしょう
そんな風に笑い飛ばしながら生きることが出来たら、格好良いと思います。