あまねこブログ

守護天使のメッセージを降ろし、お手紙でお届けします✽あまねこ占✼心里遇ころりの見えない世界スピリチュアルな日常ブログ

光の射すほうへ⑭

2024-07-21 19:17:00 | 見えない世界
自己紹介は「ごあいさつ」
の記事に書いております。
ご一読の上お読みいただけますと
お話しが解りやすいと思います。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

子どもの頃の話を書くにあたり
「虐待」というキーワードは
避けて通れません。
このテーマが苦手な読者様には、
ここからの数話は読まずに
飛ばしてくださることを
おススメいたします。

そう前置きさせていただいた上で、
続きを書いていきます。
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小学校も高学年になると
言葉による暴力に腕力の暴力も
加わるようになっていた。

じっと耐えるほど
それはエスカレートしていった。

父は長期の出張が多かった。

「この人」による「痛み」が
烈しく、治まる逃しが見えないとき
お空に向かって祈った。
「早く帰ってきて」
「お父さんが早く帰ってきますように」
一体、何に向けて祈っているのか
自分でよくわかっていなかったが
自然と手を組み空に向かって
祈った。

そんな中、時折
「あっ…父が帰ってくる」と、
突然何処かから降って来るように
わかる瞬間があった。
また、夢の中で、
学校から帰ると駐車場に
父の車が停まっているのを見つけて
喜びと安堵に浸る自分の姿を見たので
「お父さん帰ってくるよ」と
妹弟に予感を知らせたりした。
そんなことのあった翌日、やはり
帰宅すると父の車が駐車場にあった。
夢で見た通りだった。

私は妹弟に
「ほ〜らね。」
なんて言っていた。
所謂、デジャヴとか正夢だろうか。
夢で知らされることはよく有った。

だから「神様なんていない」
思って生きて来たが、
少しずつ、
見えないけれど何かの存在は
「いるかもしれない」と、
思うようになっていった。

だからと言って
何かが見えたわけでもない。
ただ自分の中に、説明できない
ある種の感覚を受取る体質がある
のは薄々、気づきかけていた。

世の中には、人には見えないものが
見えてしまう、という子もいた。
霊能力とはそうしたものであって、
自分のように何かを感じ取る感覚は
そういう特別な物ではない
思って封じていた。

そんな時期。
ある事に引っかかりを覚えていた。

親戚の伯父叔母たちが、
我が家の子ども達を
他人に紹介するとき
私だけ決まって
「この人は別だから」
と説明するのだ。

「ん?」
「別って何?」
と、子ども心は傷つく。
どんなに慣れていても傷つく。
いや、こんなことに
慣れっこになるのもどうかと。

それって、自分だけ
他人てことじゃないのか?
私は他所の人間なのか?
だから殴られるのか?

しかし、「この人は別」の理由を
キチンと説明してくれる大人は
誰もいなかった。
父さえも、
何も話してはくれなかった。

ハッキリさせたい気持ちもあったが
想像したことが正解だった場合、
この家に居て良い理由が
全く無くなりそうで
自分からはとても
怖くて聞けなかった。

なんだか何時も
心に寂しさを抱えて
青年期へと成長していく。

大人になりかけていた次期。
自我を抑え込むには
限界を迎えていた。





光の射すほうへ⑬

2024-07-06 07:57:00 | 見えない世界
自己紹介は「ごあいさつ」
の記事に書いております。
ご一読の上お読みいただけますと
お話しが解りやすいと思います。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

子どもの頃の話を書くにあたり
「虐待」というキーワードは
避けて通れません。
このテーマが苦手な読者様には、
この辺りから数話は読まずに
飛ばしてくださることを
おススメいたします。

そう前置きさせていただいた上で、
続きを書いていきます。
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引き続き、心の暗闇の中で
私の成長に大きく寄与した出来事と
その中で一筋の光を感じた出来事を
幾つか拾って書いてみる。

前回のお話で書いた
シロツメクサの丘で出会った
見たことのないお姉さんは
どこの家の子だったのろう?
また会えるのではないか
期待して、
シロツメクサの丘に
何度か行ったのだが
その後、一度も
見かけたことがなかった。

また独りになった。
おしえてもらったように
端を留めて、丸く冠を作り
シロツメクサを編んだ


子どもの頃、体が弱かったのか
暑い季節に決まって夏風邪をひき
毎年、夏休みに寝込んでいた。

具合が悪いときは「痛み」は
訪れ無かった。
父は、とても心配して私に
何が食べたいかと聞いてくる。
私は決まって「桃」と言った。
父は決まって桃の缶詰を買ってきた。

熱っぽいカラダに
缶詰の桃の冷たさが広がり
熱を絡め取って行ってくれた。
流石に「この人」も人の子だ。
平穏な時間が流れた。

しかし、熱で魘されてる間
悪い夢をちょくちょく見た。

よく「この人」は家事をしながら
様々な言い掛かりを付けては
私を何時間も立たせて
延々と私の悪いところ探しをした。
そして如何に私の根性が悪いか
証明するための説を滾々と述べた。

それは私の容姿から言葉の使い方、
話し方、イントネーション
考え方、思考ぐせまで
ありとあらゆることが対象で、
私という個体を丸ごと
存在全てを否定しなければ
ならないようだった。
ある意味「この人」のストレスの
捌け口にされていたのだ。
小学校高学年の頃には、
そういうことだと頭に気づいていた。

特に父の長期出張には
これが続いた。

放っておけば
1日中でも一晩中でも続いた。
途中、お風呂や食事で
「この人」の姿が消えると
私は疲労で「もういいだろう」
と判断して部屋に戻って横になり
寝落ちたりしたが、そうすると
忽ち追いかけて来て、
「誰が動いて良いと言った!」
「まだ終わってない!」
と布団から引き摺り出されて
再び同じ場所に立たされた。
そこからがまた、長い地獄だった。

気を逆なでしてしまったら、
益々荒れた言葉を浴びせられ
「おい馬鹿」「お前は馬鹿か」
「馬鹿」「返事しろ馬鹿」
何を言われても「はい」と
返事をしなければならない。
返事をしないとまた酷い。
こんなスパイラルに入ると
もう誰にも止められない。

夜中は眠気と疲労で
体力的にキツかった。
夜中、だんだんと気が遠くなり
私に向けて滾々と話し続ける
その声が小さく遠くなって
倒れたことがあった。

この時浴びせられた
「おい馬鹿」…的な時間が
具合の悪いときによく、
悪い夢となって出てくるのだ。

成人して一人暮らしをしてからも
時々、体調を崩して寝込むと
この悪い夢に魘されていた。

当に悪夢だった。

光の射すほうへ⑫

2024-06-22 10:08:00 | 見えない世界
自己紹介は「ごあいさつ」
の記事に書いております。
ご一読の上お読みいただけますと
お話しが解りやすいと思います。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

子どもの頃の話を書くにあたり
「虐待」というキーワードは
避けて通れません。
このテーマが苦手な読者様には、
ここから数話は読まずに
飛ばしてくださることを
おススメいたします。

そう前置きさせていただいた上で、
続きを書いていきます。
…✼…✼…✼…✼…✼…✼…✼…✼…✼…✼…

「見える世界」で経験した「痛み」
成長に合わせて濃淡を付けながら、
大人になるまで続いた。
私の中に「忍耐」を育んだけれども、
途轍もなく長い時間に感じられた。
その中で、
私の成長に大きく寄与した出来事と
光を感じた出来事を
幾つか拾って書いてみる。


「神様なんていない」
思って生きていたが、
時折、あれ?
と、思う瞬間があった。
だから何だと云うわけでもないし
何か見たというわけでもないが、
自分の中にある仄かな感覚が、
何かをキャッチする瞬間があった。

それは、小学校低学年の頃だった。

「この人」に対する「恐れ」
を抱く日常に麻痺しながらも
成長を続けていた。

近所の丘にシロツメクサが
一面に咲く場所があった。
その季節が来ると、そこで
シロツメクサの首飾りを編んで
遊んだ。

ある日のこと。
学校から帰り、丘へ向かった。
見たことの無い女の子がいた。
どこの家の子だろう?
わからないが、それよりも
シロツメクサを編むことに
没頭したかった。
たまに顔を上げると
彼女もまた、黙々と
でも楽しそうに
シロツメクサを編んでいた。

私より少しお姉さんだった。
女の子らしい娘で
誠実さと丁寧さと信頼感があり、
大人っぽく感じた。
お話の仕方もまた、
大人びていた。

お互い会話をすることも無く
気の済むまで黙々と編んだ。
いつしかシロツメクサは
長い長いロープのように
仕上がっていた。
ここ最近では超大作だ。

満足感に浸っていると
お姉さんが、自分で編んだものと
私が編んだものを器用にまとめて、
一方で冠の作り方を
一方で首飾りの作り方を
教えてくれた。

私達は、無駄に会話は
多くはなかったが
不思議と息が合い
人見知りの私が自然体で
その場を楽しんでいた。

お姉さんは、
「こうやって…えっと…こうするのよ」と
出来上がったシロツメクサの
冠と首飾りを私の頭と首にかけてくれた。

草のニオイがした。
心がス〜ッと澄みわたり
妖精になった気分がした。

このとき、
日常の「恐れ」や「不安」は
どこかへ消えて無くなっていた。

夢中で過ごして気付けば、
夕焼けが空に
その色を広げはじめていた。
雲と雲の隙間から
夕焼け色の光の柱が
幾つも射し込んでいて
お姉さんと私は
「ワ~っ キレイ〜」
と言って眺めていた。

すると、お姉さんが私に
「知ってる?あれはね。
 天国に昇る階段なのよ。」
「天国に行く人はね、あの光から
 エレベーターみたいにス〜ッと
 上っていくのよ。」
と、おしえてくれた。


今、思い返せば
あのお姉さんは天使かもしれない。
または、天使がこの世に
送り出してくれた御使い
だったのかもしれない。

私の心の中の暗闇に
光が射し込んだ瞬間だった。

どんなに苦痛の中に身を置き
逃れることが出来ないように
感じられても、
自分の気持ちの持ち方次第で
いつでも抜け出せるんだよ。
光の当たる場所へ出られるよ。
と、あの時私に
教えに来てくれたのだと思う。


本日7laboナナラボ出展

2024-06-22 07:42:22 | お知らせ
久しぶりの投稿です。
5月ごろから長いこと
体調が優れない日々が続いていました。
6月に入り、頭痛が治まり
だいぶ楽になりました。

お知らせを休んでおりましたが
6月15日(土)は
スマラボへ出展しました。
ご来場くださいました皆様
ありがとうございました💕

そしてお知らせ遅れていますが

本日6月22日(土)は
七ヶ浜町花渕浜のSHICHINO Cafeで
7labo ナナラボ出展します☆

入場は無料
11:00〜17:00 までやっております。

目の前は海
潮風に吹かれながら
気持ちのよい癒しの時間を
お楽しみくださ〜い✨⛵✨

ぜひ遊びに来てください☆












詳しくはスマイルヒーリングラボさんのインスタグラムをご覧下さい☆
スマラボさんのインスタはこちら
スマイルヒーリングラボInstagram

https://www.instagram.com/smilehealinglabo?igsh=bmltZ3UybGM2bTZv




あまねこ占☆イベントメニュー

チャネリング天使からの手紙、
本日はイベント限定価格4000円で
鑑定が受けられます。

お問合せご予約ご希望の方は
インスタグラムDMまでご連絡ください。





光の射すほうへ⑪

2024-06-06 21:38:00 | 見えない世界
自己紹介は「ごあいさつ」
の記事に書いております。
ご一読の上お読みいただけますと
お話しが解りやすいと思います。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

この「見える世界」に
無情さを感じながらも成長を続けた。
今、振り返り、あの頃の自分に
「よくがんばったね」
声をかけてあげたい

このブログを読んでくださっている
方々の中にも、もしかすると
何かしらの葛藤や
思うようにならない何かを
がんばって来られたことが
あると思う。その時の自分を、
ぜひ褒めてあげてもらいたい。
その時があって、今があるのだから。

私にとって、
その最初のステップは
「孤独感」「不安」「恐怖」の
3大ネガティブ要素だった。
これらをクリアして、
次のステージへ行くこと。

子どもにとっては
そう簡単な学びではない


「孤独感」とは、案外仲良くできた。
他の兄弟姉妹が自由に友達と
遊びに出かけたりしているところを、
私は、遊びに行くお許しが出なかった
理由は「出かけるとお金を使うから」
らしかった。

部屋で独り、
親戚から譲っていただいた
50巻ぐらいある大全集を
日替わりで、よく読んでいた。
画用紙とクレヨンだか鉛筆を
与えられ、お絵描きもよくした。

時折、空想に浸りながら。
ちっとも退屈はしなかった。

唯一の、本当の自分になれる
時間だったかもしれない。

一方で、孤独を楽しみ過ぎて
人とのかかわり方が
よくわからなくなる感覚もあった。


「不安」と「恐怖」は
「痛み」を経験する度に訪れた。
それ以外のことでは、特に
不安を感じる要素は無かった。

他の兄弟姉妹との差別も、
「孤独」を楽しむ時間が
中和してくれていて、
特に気にならなかった。

「痛み」について、
こと詳しく書くつもりはない。

ただ、その出来事の中に、
見えない何かとの繋がりを
感じる瞬間が極稀にあった。

そのことを拾って書いてみようと思う。


暴力的な描写が苦手な方は、
ここから先の何話かは
読まずに飛ばしてほしい。