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★無料新刊「いやされる別世界・里山は人間のふるさと」の特別稿
「赤木城古伝」は
赤木城址は熊野のマチュピチュとして城好きには最高!
いやされる別世界: 里山は人生のオアシス | |
杉岡昇著 イラスト、向井 靖子 編集,よしい ふみと |
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山の辺書房 |
★今、マチュピチュが話題になっております。本編特別稿の「紀州のマチュピチュ赤木城」は城好きには最高です。
★この本の内容
●人生100歳時代に贈る〝元気の出る本〟です。
内容は衝撃的ではないが、まるで少年のような感性がすばらしい。他に類をみない語り部調の文章が読者を魅了する。
著者は五年前の紀州大洪水で我が家を無くした。その後、苦難の被災者生活の末里山に終の棲家を求めて移住した。不便極まる里山と決めつけていた山村の地だったが移り住んで〝里山の素晴らしさ〟に目覚めた。
●この著者は齢80近くだが感覚思考は実に瑞々しい。何事にも興味を持ち観察し挑戦している。
世間では「還暦だの、古希だの、喜寿だの、米寿だの」と我が身を位置づけ自ら老いを実感し、人生の必然と決めつけている。長年の習慣でそれは仕方のないことかも。
だが時代が変わった。世界で類を見ない長寿国となった日本。過去の慣習に甘んじることは実に勿体ない。100歳までは時間がたっぷりある。この作者のように、今一度充実した青春に挑戦してみてはどうでしょう。
●本書は里山に身を置いて初めて〝歓喜の別世界〟を体感した。
本来好奇心旺盛で超ポジティブな性格。何でも観てやろう、体験してやろうの精神が充実人生になっている。
自然に対する好奇心――森のささやき・小川のせせらぎ・魚や動物・鳥――。一秒毎に移りゆく里山の情景に見事に溶け込んでいる。
著者曰く「つたない語り口じゃが……」と前書きにある。確かに内容的には濃厚ではない。然し、執筆姿勢つまり感性が見事といえよう。その証拠に本書プレリリース時、熟年男子から次のようなメッセージが届いた。
『後期高齢者の自分は日々時の流れに身をまかせ、あてもなく彷徨っていた。そんな折この本を読んだ。そして衝撃を受けた。人間考え方一つでこうも変わるものなのかを実感した。参考にしたい』
――実に意味深な書評だ。
●世の中、何でも手に入るすばらしい時代になった。だが、多くの老若男女が挑戦すべき目的を喪失している現実がある。まさに虚無の世界だ。
この本は『人生とは何か?』『生きることとは何か?』『人生の当為とは何か?』という重要なテーマを示唆している。
金銭を追い求めるだけが人生じゃない。もっと大切なものがあるじゃないか……と問いかけている。
★★★★★★★★★★★★★★
連載第15回
自伝・自費出版の概要と心得
★このページは少し難しい記述となりますが、自分史執筆、出版に際し重要なことですのでご寛恕願います。
●原稿の種類
生原稿作りには次の三つがある。
a. そのまま原稿
著作権者(原稿を書く本人)が書いたものを、ほぼ原形のまま組版し仮製本して著作者に渡し、そこで入念な校正をしてもらう。この場合は、俳句・短歌・川柳・詩・研究発表・旅行記など、作者の個性をそのまま表現するもの。
b. リライト原稿
これは、著作権者が書いたもので、編集者が必要と感じた部分を編集者も参加して書き直しするもの。この場合当然、著作権者の意向が反映される。
c. 代筆(ゴーストライター)
自伝作家が取材し執筆する。この場合、著作者は作家で、出版依頼者の扱いは「○○○の半生記」等となる場合が多い。
●校正について
原稿の流れとして、前述のいずれかを経て組版作業員の手によりゲラ刷の仮製本が出来る。これで一応本の「形」は完成するわけだが、ここからが出版の正念場となる。それは、「校正作業」という超難関を突破しなければならない。ということ。
この校正には次の二種類がある。
一、編集者校正…(編集部がすべての責任を持って行うもの)
二、著作権者(原稿執筆者)が校正に関する全責任を負う責任校正。
自費出版の場合は原則として著作権者(作者)の責任校正となります。だからといって編集者は何もしないという訳ではなく、立場としては、「校正アシスタント」という役割になる。
●実際、これまでの経験から、この校正によるトラブルが多々生じている。原稿を書き、著者が納得して直ぐに印刷所に印刷・製本を依頼する場合など特に注意が必要となる。
仮に、専門家であるはずの出版社と名のつく所に依頼した場合のトラブルが発生した例もある。本が完成した後、行トビや誤植が見つかった。勿論校正の責任は著者にあるわけだが、著者の言い分は「プロに託したのだ。修正してくれるのが当たり前だろう」と息巻いた。自費出版は完全責任校正といっているが、事が起こるとこの始末。この場合、出版社と著者の間で「出版契約書」が交わされず、只口約束のみだった。それで騒動が大きくなり裁判沙汰にまでなった。
当編集室では必ず出版契約書を交わし、のみならず、仮製本完成の時点で著
者の[責任校正済承認印]を頂くことにしている。
●その他
○…生原稿を脱稿し、第一段階が出来上がると、必ず出版しなければならないのでは……という方が居るが、この点はご心配無用。
わたしの長年の経験では、例えば十人の方が原稿段階で終止符を打ち、出版迄至った方は三人という現実がある。(この場合の依頼主負担は無料)※但し、紙原稿をコンピュータで正式組み版し仮本仕上げまでした場合はその手間賃のみいただきます。
●自伝・自費出版の原稿執筆に際し特に注意しなければならない点を掲げておきます。
自叙伝を書くということはノン・フィクション(真実が原則)。そうなると、物語に数多くの著者と関わった人物が登場する筈。そこで、彼、彼女達のプライバシーが問題となる。真実を書かなければならないが、そうすると場合によって他人を傷つけることにもなる。
対策として、生原稿ができた時、関係者全員に読んで貰うこと。結果、具合の悪い場合はその場面を割愛するか、名前を変えるか、場所を変えるか、など、状況に応じて対応しながら執筆することが必要だ。
●…最後に今一つ、多くの方が気にも留めず堂々とやってしまう行動がある。
それは、無断転載・無断記載のたぐいだ。とくに写真などこの傾向が多くみられる。僅か一行の引用文でも他からの無断抜粋はよくない。否、よくないでなく著作権法違反になるので要注意だ。
イラスト、絵画なども同様で、みなそれぞれに著作権がある。謂わば、これらは確実に他人様のものなのである。引用、転載したい場合は必ず持ち主の承諾を得なければならない。このことは、執筆に際し細心の注意を払わなければならないところだ。
たとえ、少部数の自費出版作品であっても、一旦出版という形で世に出ると、その著作物は勝手にひとり歩きをはじめる。広い世間のどこに向かって歩いて行くのか、また、誰に読まれるのかわからない。いくら著者といえども、どうすることも出来ないのだ。何事があろうと著者はその作品に対して全責任を負わねばならない。
だが、産みの苦しみが大きいほど、本を出版するという大事業の醍醐味・生き甲斐もあるのだ。
●現在、山の辺書房では昔のように(即製本印刷)はせず、取りあえずファーストステップとして電子書籍を制作しAmazonサイト出版します。その後、人気が出れば本格的な紙の本出版にします。
そうすることでクライアントさまの制作費を最小限にとどめることができるからです。電子書籍では返本負担も皆無です。いわゆる、自分史出版の最も安心できる方法なのです。
つづく
★自分史、自費出版、電子書籍出版などの詳しいことは下記ホームページでご覧下さい。
★山の辺書房自分史編集室発行、Amazon電子書籍のご案内
いやされる別世界: 里山は人生のオアシス | |
杉岡昇著 イラスト、向井 靖子, 編集、よしい ふみと |
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山の辺書房 |
★上記「いやされる別世界」は9月27日までは無料ダウンロードできます。
改訂版 平成の大洪水: 未曾有の水害で生まれ故郷を無くした被災者の赤裸々な手記 | |
杉岡 昇 | |
山の辺書房自分史編集室 |
改訂版 膀胱がん闘病記: 人生ポジティブに生きよう | |
杉岡 昇,よしい ふみと | |
山の辺書房 |
大台ヶ原 妖怪伝説 | |
向井 靖子,よしいふみと | |
山の辺書房 |
癒しの山 大台ヶ原 : 開山行者の生涯 | |
向井 靖子 | |
山の辺書房 |
熊野の里山今昔噺: 紀州一揆 慶長一揆 その後 | |
向井 靖子,よしい ふみと | |
メーカー情報なし |
悪魔の手引き: 短編小説 | |
向井 靖子 | |
山の辺書房 |
ど根性: 昭和繁盛記 (実話物語) | |
下川殖久,向井靖徳 | |
山の辺書房 |
まだ人間だった頃の脚本: シナリオの原点 | |
よしい ふみと | |
山の辺書房自分史編集室 |
Kindle for PC (Windows) [ダウンロード] | |
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★タブレットでお読みになる場合は下記の何れかで……
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