やっぱり此処が好き。
雪を踏みしめる
わたしの足音しか聞こえない、
そんな雪道を少し進むと…
何年かぶりの美人林は雪の中。
深々と雪が降り
本当に静かなの。
見上げても、誰もいなくて。
鳥も鳴いてない。
一人だと少し寂しくなるけど…
お気に入りの傘と一緒だったから。
でも余計、ほんの少し寂しくなってみたり…
次は雪解けのころに来てみよう。
暖かくなったら、此処でぼんやり待ちたい人がいる。
約束をする術もないから、
約束すらできない、待ちぼうけなんだけど。
こんなところで、
雪の降る音だけを聴いてるとね、
わたしじゃなきゃダメなことなんて、
一つもなくて。
その代わりに、
わたしならできることなら、幾つかありそうだなぁ…なんて、思えてきた。
それを見つけて、前に進もう。
そのためにも、
わたしにはあなたとのジカンが必要なの。
そんな単純な事に、
改めて気づく、大切なイチニチ。
今日もお疲れさまね。
いい夜を。