雨の日は記念日

わたしが見た光を此処に…

三寒四温と、閏の空。

2020-02-29 22:30:00 | わたしのイチニチ



4年に一回しかないイチニチ。

閏…本来はあるべきではないイチニチ。



今日、この日に何を想ったか、
自分の記憶に留めたいと、思ったのよね。



だからあなたとの記憶を、
ある限り思い起こしたら、ただ、ただ涙が出るのだけれど…

でもやっぱり、最後はありがとうしか残らないの。






おそらく、
人生の中で一番大きな、転機の一年。



そんな一年の今日が、気持ちのいい青い空だったから、

きっとこの先の、新しいジブンも
笑っていられるはず。







次の閏日にも、

変わらずにわたしは、あなたを想うんだろうな。

4年前の今日を思い起こして。
 




あなたは、どうだろう…

きっと、わたしの知らないあなたのジカンを
穏やかに過ごしているんだろうな。




「せめて一年くらいは、覚えていてよね」

あなたのコトバ、そのままお返しするよね。





どうであれ、あなたに穏やかなジカンが流れますように。







旅の面影、イタリア旅行記②

2020-02-28 22:46:00 | 旅の面影

ショーンとのイタリア旅行記②



この日は朝早く起きて、電車でローマへ。
石畳のまだ暗い街を歩くことでさえ、気分がいい。




時間どおりに来ない電車を乗り継いで、着いたローマはグレイの空。

コロッセオも雨の中。




雨の中散策しながらアルターレ・デッラ・パトリアにたどり着いて、雨宿り。

何をしても動かないはずの兵隊さんが、動いてたのは気のせいかな?




ここでもモネに出会えたの。
あなたとも何度か一緒に見れたことが不思議な感じがする…また、見れるかな。
モネに失礼のないように、飲みすぎないようにしないとね。





夜のローマ。

小路を何度か曲がり、ひらけた先のパンテオン神殿。

古代のジカンがゆっくり流れてて、時間軸が違うみたいな空間。





ふらりと着いたトレヴィの泉
巡回中のお巡りさんは、パトカーの中でおやすみ😴中…
やっぱり、そういうとこイタリアよね





ローマ2日目。
朝から今日も雨。

バチカンを目指して散策。





2時間並んで入れたバチカン美術館。
廊下一つでさえ、天井から足元まで、すべてが装飾されていて、美しさに足が何度も止まるのよね。






貝みたいな螺旋階段。
行き交う多国籍な人たちをしばらく眺めてたら、るつぼな感覚に酔いそうになったっけ。






ローマの駅のマックで、ちょっと休憩。
レギュラーサイズはおっきいのね。




まだ続くショーンとのイタリア旅行記。
次回は…フィレンツェかな。






ドックの日から、居候(仮)

2020-02-26 06:30:00 | わたしのイチニチ



ちょうど一年前のドックで
胸に大きなしこりが見つかって。




漫然とした不安に包まれながらも、
漠然とした安心感に満たされていた、あの頃。




あなたの「大丈夫だから」と、
優しい抱かれ心地は 

わたしがわたしでいられる
唯一の場所だったんだよね。






あの時もし、
わたしの胸のしこりが悪性だったら…


あなたはわたしに、
なんて声をかけたの?




結局、聞けずじまいだった。



   



今、

声が聞きたい。


あなたに会いたい。


全部、大丈夫だよって…






あなたがいない、わたしは弱い。







仕方のないことだけど、本当のこと。





苦しいよ。







なんてね…



今日はドックだから、ちょっと思い出しただけ。


うん、大丈夫。





新入りの(仮)♡

とりあえず…一人で頑張らないで、ここで甘えてみることにしてみた。





今日は雨。

良いイチニチを。














































お一人さまの、昼下がり。

2020-02-20 16:32:00 | わたしのイチニチ



一年前に見つかった、胸の腫瘍。



とりあえず、悪性ではないとの事で。

今は、半年ごとに検査を受けています。





今日は、とりあえず検査だけの日。
結果はまた後日、聞きに行くのだけど…






一人で受ける検査は、やっぱり不安でした。

がんセンターだもの。
明るい雰囲気ではないものね…





でもきっと、大丈夫。





うん。








検査後に、
一人でランチはどうしようかと…


車だから飲めないのにね、
選んだのはワイナリー。






一人だから、飲まないもん。
お一人さまランチは、気にならないけど…



あなたのいないワインレストランなんて、
何の意味もないことに気づいたイチニチ。









会いたいよ。





一目惚れした、ワイングラス。

買ってくればよかったぁ…





次行く時まで、誰も買わないでね♡笑






雪の中の、美人林

2020-02-19 21:08:00 | わたしのイチニチ


やっぱり此処が好き。




雪を踏みしめる
わたしの足音しか聞こえない、

そんな雪道を少し進むと…


何年かぶりの美人林は雪の中。











深々と雪が降り

本当に静かなの。







見上げても、誰もいなくて。

鳥も鳴いてない。







一人だと少し寂しくなるけど…

お気に入りの傘と一緒だったから。


でも余計、ほんの少し寂しくなってみたり…







次は雪解けのころに来てみよう。

暖かくなったら、此処でぼんやり待ちたい人がいる。





約束をする術もないから、

約束すらできない、待ちぼうけなんだけど。








こんなところで、
雪の降る音だけを聴いてるとね、




わたしじゃなきゃダメなことなんて、
一つもなくて。



その代わりに、
わたしならできることなら、幾つかありそうだなぁ…なんて、思えてきた。






それを見つけて、前に進もう。




そのためにも、

わたしにはあなたとのジカンが必要なの。





そんな単純な事に、

改めて気づく、大切なイチニチ。









今日もお疲れさまね。

いい夜を。