わたしの観劇に付き合うようになって
充くんの舞台まで観てくれるようになったよね。
この時は、劇場に辿り着けず…あちこち散策しながら、お店に入って。
お寿司が美味しかった事、
ふらりと入ったお店のワインが美味しかった事、
いつも隣は、当たり前にあなただった事…
そんな面影。
そういえば、劇場内のワインが美味しかったな。
東京タワーが好きなわたしに振り回されてたあなた。
東京タワーまでお散歩したね。
帰りはタクシーだったけど…
クリスマスのイルミネーションが始まったばかりの季節で。
いろんな場所がキラキラしてた。
だけどやっぱり、東京タワーの光が好きで。
この時もやっぱり、あなたとのジカンがシアワセだったの。
*
ねぇ
XXX
もぉ、知ってる?
でもいいの。
10回までなら、約束破っても許してあげる。
なんてね。
ジカンに追われてるあなたのことを
わたしは何もしてあげれないから…
せめて、わたしは此処にいます。