また、水堀が埋め立てられること無く残っていることや、曲輪や土塁、馬出、土橋の石垣など遺構の残存状況も極めて良く、2015年には国の史跡に指定され、今年は10周年に当たります。
富山県で、日本100名城に選定されているのは唯一高岡城でもあります。
城郭考古学者の千田嘉博先生は高岡市での講演会の中で「高岡城の魅力を読み解く」と題し、高岡城が世界の城の中でも高度な馬出しを用いていることなどを解説。「高岡城の歴史的価値が顕在化していない。樹木など自然を適切に管理し、大事な歴史の要素が見られるようにすることが魅力アップになる」と語りました。
高岡市は古城公園の城跡としての価値と魅力を高めようと、生い茂った樹木などを間伐し、土橋の石垣が見えやすくする事業にも取り組んでいます。この取り組みは2022年から30年先を見据えた事業となり、クラウドファンディングを活用するなど市民参加の事業でもあります。



地元民としても、あまりに親しい存在だったので、子供の頃はお城の跡だとは思っていませんでした。また、日本100名城に選定されてからは、全国から訪ねてくるお城ファンも多いのですが、ときには物足りなさを感じさせる声も耳にします。特に石垣の存在が樹木に隠れ、まったく気づかれないこともあるようです。
これからも国指定史跡・日本100名城【高岡城】の魅力がどんどん発信されるといいですね。
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