金澤濃厚中華そば神仙を中心とする「神系」グループの中にあって、味噌ラーメン専門店としての役割を果たす。
2016年1月野々市に2号店としてオープンした
金澤味噌らぁめん秀 野々市店(かなざわみそらーめん ひで ののいちてん)
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前日に訪れた、
富山県初上陸
『金澤味噌ラーメン神仙 フューチャーシティーファボーレ店』の味噌ラーメンが『神仙』なのか?『秀』なのか検証するためにやって来ました(笑)
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2016年1月のオープン以来ですが、当時と変わらぬ活気あふれる店内に感動。
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味噌ラーメン専門店という事だけあってメニューは豊富です。
秀の拘り
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大吟醸味噌を使ったメニュー
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トッピングが特徴のメニュー
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サイドメニュー
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限定や女性の日企画もありますよ。
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デフォの味噌ラーメンはこちら
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富山ファボーレ店で食べたものと比較するため、デフォを注文。
らぁめん秀 定番の一杯
味噌らぁめん 690円(税別)
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富山より10円高い設定は「柚子」「生姜」をデフォでトッピングしているからでしょうか?
でもこの一手間がラーメンをより一層豪華に見せてくれる。
もちろん味変アイテムとしても重要な役割を担っていますよね。
チャーシューが全く違います。
富山はバラの巻が1枚に対してこちらは豚肩ロースの熟成低温チャーシューが2枚も入っているので価格差以上にお得です。
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問題のスープですが
当然こちらは強い火力で中華鍋を煽り、出来上がっていく工程を見ているだけでも興奮します(*´ω`)
ラードと炒め野菜、動物系の出汁に味噌たれが入り強い火で加熱されスープが完成する。
コクと芳醇な香りが凝縮されています。
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このパフォーマンスが富山で見れないのは寂しいし残念だが、人手不足に加え新店という事もあり連日大勢の来店客をさばくためには致し方ないのかもしれないですね。
しかし、味の点では両店でかなりの違いがある。
コチラは芳醇なんだけど上品と言うかあっさりしているのに比べ、富山は幾分シャバっとしているのに濃い味付けです。
店長にその辺りを確認すると、秀の味噌タレを幾分かアレンジして、配合を若干変えているとの事。
なるほど、そうだったんですね( ..)φメモメモ
デフォの麺は地元加賀食品によるプリもちの中太麺。
茹で加減が相当違いますが、これは狙いなのか分かりませんね。とりあえず富山の方が硬めでした。
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【まとめ】
今回の検証の結果わかったことは
1ファボーレ店の味噌は秀のものです。
2しかし、全く同じではなくブレンドを少し変えて地域性に対応している。
3『神仙』ブランドにしたのは富山のお客に分かりやすいから。
富山から金沢へ進出しているのは『むてっぽう』、組織的ではないが《龍系》の『我楽』
一方、金沢から富山に進出を開始した『麺屋達』の《達系》
そして『神仙』グループの《神系》
〇系 同志のパイの奪い合い、市場を席捲するのはどこだ?!
消費者からすれば選択肢が増えるのは嬉しいですよね。
北陸のラーメンシーンが少しずつ変わろうとしている兆しかも知れませんね(@_@)
♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
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店名;金澤味噌らぁめん秀 野々市店(かなざわみそらーめん ひで ののいちてん)
住所;石川県野々市市粟田5-430
電話:076-294-1137
営業時間;[月~土] 11:00~24:00 [日・祝] 11:00~20:00
定休日;無休
駐車場;あり
地図;