金沢市銭五博物館隣、元『百楽天』、前『伝承』跡地にオープンした
濃厚海老つけ麺のお店
札幌海老麺舎 金沢銭五店（さっぽろえびめんしゃ かなざわぜにごてん）
同店はつい先ごろ迄金沢片町で、夜専門の『金沢煮干しセンター』というラーメン屋さんを営業していた。
今回ブランドを変更のうえ移転、昼・夜営業として再出発した。
『札幌海老麺舎』は『煮干しセンター』と共に、運営会社（株）ＦＰＪ→こちら の傘下のもと、北海道・仙台・金沢・大阪などでＦＣ展開している。
以前『金澤煮干しセンター』オープンの記事で紹介した通り、煮干しセンターブランドのＦＣ加盟店内で『竹本商店』（秋田）系と今回紹介している（株）FPJ系とで内部分裂した模様です。→こちら
札幌地元ブロガーの分裂を分かりやすく伝える記事は→こちら（無断リンク失礼します）
金沢でのFC運営会社は石川県能美市にある焼肉屋さん。
煮干しセンターの店長だった青年に代わってオーナーが自ら厨房に立ち若手を指導しています。今後はそちらにお店の運営を任せるつもりなんでしょうね。
店舗の外観は看板の付け替えで変わりますが、内部のレイアウトはほぼ前の伝承譲り。伝承のオープン記事は→こちら
店内左手はトイレと中待ちスペース。
右手に券売機コーナーがあり、大きなメニューを見ながら希望の商品を選びます。
突当りのカウンター席と窓側のテーブル席、奥には小上がり席があり、男性2名女性3名での営業。
メニューは濃厚海老を使った「つけ麺」「油そば」「ラーメン」がありますが、甲殻類アレルギーの方には海老を使っていない「鶏背脂醤油ラーメン」も用意されています。
「油そば」については濃厚海老が使われているか未確認です。
その他にトッピング、ドリンク、サイドメニューとしてはご飯ものがあります。
◆先ずは看板メニューのつけ麺から頂くことにします。
濃厚海老つけ麺 大1070円（税込み）
麺量大と並が同一料金というのが嬉しいですね(^^)/ できれば何グラムなのか表示してくれるともっと良いのですが。
ちなみに大が300ｇ 並が200ｇだそうです( ..)φメモメモ
それとメニューがちょっとわかりにくい、
「濃厚海老つけ麺なしなし大」「濃厚海老つけ麺なしなし並」って何？？
つまりメニュー先頭にあるのはデフォではなく、トッピングされた状態のいわばお特盛。
その下にトッピング無しの「素うどん」的な「素・つけ麺」として「トッピングがなしなし」ですよ～～という意味のようだ（笑）
とにかく客単価を上げようとする戦略だな（笑）
麺は＃12くらいのプリッとした多加水の太麺。
冷や盛の設定だけのようですね、特に訊かれませんでした。
流水で〆た麺はゴワゴワ感もなく、丁寧に麺線が整えられ見た目に旨そう。
自分の後来店したN氏のように、「なしなし」にしてから好みのトッピングだけを載せるというのはアリでしょうね。
今回はあくまでも現状確認（笑）
直火で加熱した熱々の石焼の器につけ汁が入っているので、グツグツ沸騰した状態で提供される。
店主が話していた、『金沢煮干しセンターでも出したかったが酔っ払い客が狭い店内にひしめく片町の店舗では危険なので断念した』と言うのも頷ける。触ると大ヤケドします(;^ω^)
伊勢海老や甘えび、オマール海老を使ったという濃厚海老汁は、正直思ったほどの海老感というか風味が感じられず、ねっとりとした動物系+野菜のとろみ的なスープにしか思えなかったのは残念。甲殻類の芳ばしさが加わればもっと分かりやすいのかな？
塩味がしっかりあって、野菜由来の甘み、鶏白湯系のネロっとした脂。でもそんなに脂ドロドロではなかったのでアダルトな胃袋にも安心(^^)/
とにかくスープが熱いので、麺をつけすぎると熱くてすすれない。 なので先端をチョットだけ漬けてすするとちょうどよく頂けた。
メニューやPOPのどこにもスープ割の記載が無かったので確認したらできますとの事。スタッフに申し出ると、お湯のような液体が入った小さなお茶碗が運ばれてきた。
恐る恐る啜ってみたが、暫くなんの味か分からないくらいに薄い、いやつけ汁のスープで舌がコーティングされてしまったのか？
その液体に全意識を集中して舌で味わうと、ようやく鰹節の風味を感じることができた。
残りのつけ汁に少しずつ割スープを加え味わってみた。 海老の風味より鰹の風味が伝わってきて美味しいが海老はどこへ行ったんだろう？
◆次にラーメンを試してみました。
海老ラーメン 940円（税別）
メニューの「海老味噌ラーメン850円」と比べかなりの高額！ 何が違うのか、これも分かりにくい(;^ω^)
スタッフも誰もわからず店主を呼んで講習会（笑）
濃厚海老スープが入った味噌ラーメンと、濃厚海老スープが入った豚骨ラーメンの違いだそうです。
つけ麺のスープと同じ構成のようですが、つけ麺の汁のようなとろみが無くもう少しシャバっとしていますがぼやけた感じはなく、味もピリ辛を加えメリハリが効いている。
麺は中加水の中細麺。ツルっとした食感で麺の行間にスープを抱え込む仕様。
どうも海老と言えば芳ばしい甲殻類の風味と直結していて、旨味だけでは満足できなくなっているのかもしれませんね（笑）
次回は」「油そば」と「海老味噌ラーメン」を試してみたいと思います。
追伸；
『煮干しセンター』発祥の東北・秋田とは決別して『札幌煮干しセンター』系が発足したように思うのですが、使っているスープの発送元が「秋田」なのは謎です？？
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【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店（店主）のTwitterは→こちら
店名；札幌海老麺舎 金沢銭五店（さっぽろえびめんしゃ かなざわぜにごてん）
住所；石川県金沢市普正寺町3-85-1
電話：076-299-7058
営業時間；11:00～15：00 17：00～21：00
定休日；
駐車場；あり
地図；
