あみの3ブログ

能登半島地震 珠洲市・飯田

今回のまとめは→こちら

見附島から北上し飯田にやってきました。



飯田の想い出はいっぱいありますよ♪
2015年5月に訪れた 
さいはてのコーヒー「二三味珈琲」


古川のパン屋




お城巡りでは
2021年8月11日に訪れた
「萩城」(珠洲市上戸町)記事は→こちら


同じく「飯田城」記事は→こちら
飯田城には二度挑戦しましたが、結局登城することができなかった苦い思い出があり、特に忘れることができません。
登城口は、城山東側(幼稚園や公民館側)のコンクリート護岸(津波待避所)上のフェンスとなっていましたが、当時は施錠されており立ち入ることができませんでした。
津波警報が発令された際に、迅速に解錠され避難することができたんでしょうか?
自分は震災・津波の一報を知ったとき、真っ先にそのことが頭をよぎりました。







【シーサイド通り】
国道249号線、珠洲市役所を曲がって飯田漁港に向かうと、突き当たりに海を埋め立てて造営した商業ゾーンがあります。
新しくできたシーサイド通りに面して、ラポルトすず、ショッピングプラザ・シーサイド、ドラッグストア、珠洲商工会議所などの施設が建っています。
この一帯へは初め来ましたが人通りが全くありません。
まるでゴーストタウンのようです。



ショッピングプラザ・シーサイドの角を曲がって飯田漁港の方へ出て、原因がわかりました。
津波に襲われたんでしょうね、自動車がお店の搬入口に乗り上げています。
各店舗も同じように、店内まで海水が入り込んで甚大な被害を受けたものと思われます。
インフラの整備の遅れもあって、再開のめどどころか、片付けさえ手に付いていない状態です。



お店の横では駐車してあった車が津波で折り重なったまま放置されています。





【飯田漁港】
奥能登地域最大の飯田漁港も壊滅的打撃を被っています。
埠頭はコンクリートが破壊され陥没しています。



海底が隆起して桟橋の基礎部分が露出しています。



漁船が打ち上げられ横倒しになって、設備や漁具も散乱しています。
左手の漁連施設はコンクリート造りだったので倒壊は避けられたようです。また避難棟でしょうか?ここに登って津波から逃れた方もいたんでしょうか?



漁港の端にある消防署の「飯田分団の屯所」
奥の方には分団の誇りとも言うべき〈纏(まとい)〉が残っていました。流されずに残ってよかったですね。
ポンプ車があったと思われる車庫のひさし近くには〈しめ飾り〉が架かったままになっています。
元日のまま時間が止まっているようです。




【飯田今町 二七の朝市通り周辺】
飯田今町交差点付近
本格的再建が始まったお店と、瓦礫の山と化してしまった民家が対照的です。



この交差点も倒壊した住宅で通行できなくなっていたんでしょうね。とりあえず瓦礫を積み上げて、片側一車線の通行を確保したという感じです。



基礎はしっかりしていますが建物の柱が折れたんでしょうか? 傾いた状態で非常に危険です。



二七の朝市通り商店街
1階店舗は押しつぶされたような状態で、倒壊した店舗もあり、商店街としての再建の道のりはまだ遠いようです。



被害を受けたお宅の庭に咲いていた桜。
つらいことがあっても、いつかは花は咲きます。
その日を目標に復興を果たしていただきたいと切に思いました。



次は珠洲市・正院に向かいます。
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