つけ麺屋からラーメン屋に今年も無事戻った、福井の麺屋鶏っぷ(とりっぷ)鶏白湯と鶏ガラ清湯の2種類の出汁に醤油と塩。都合4種類のラーメンが展開され、先日は醤油味の食べ比べをしました。なので今回は塩味、「鶏白湯塩」と「鶏煮干しそば塩」を食べ比べて全種類制覇(笑)
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前回の記事でも述べたように、鶏白湯・鶏清湯ともに今年の6月までの(つまりつけ麺やになる前の状態)ものとは完全にリニューアルされての登場。今までに何回リニュアルしたことでしょう? 数えて一覧にまとめても凄い資料的価値はありそうだ(笑)
今回の「鶏白湯(塩)」はパプリカやヤングコーン、チーズに鶏胸肉チャーシューなどのチャラい(笑)トッピングは止めて質実剛健、実にシンプルにまとめられている。 クリーミーで雑味の無い鶏白湯スープはかなりニボ感が強く、一口目から旨みを感じさせる作り。塩加減もちょうどいい塩梅。
このトロンとしたスープを三河屋製麺の太麺がしっかり持ち上げ相性抜群。食べた満足感がある。
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もう一品の「鶏煮干しそば(塩)」は以前の純米酒とこだわりの塩を使った中華そば塩や、地元ヤマギク醤油+能登の魚醤いしり、いしるを使った中華そば醤油とは趣を変え 鶏をじっくり煮出した透明出汁に鰯煮干しを効かせた魚介中華そば。淡麗煮干しラーメンです。鶏白湯よりも煮干し感は控えめ、じっくり味わうと言う感じのスープ。
麺は全粒粉ブレンドから小麦粉感のある低加水のストレート細麺。喉越しのいい麺の選択となっている。
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ただ何故かスープが少ないんだよね~、もったいないのは良く分かるけど器に対しての見栄えがないよね~(笑)
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今回の塩味は素材の持ち味を十分に引き出す素直な感じで角の取れた丸みのあるスープに仕上げっていると感じた。またトッピンブもシンプルで、スープと麺を邪魔しない脇役に徹した構成で一歩大人のラーメンに脱皮したように感じたのは自分だけでしょうか♪