あくる日 村の盆踊りにさそわれてTちゃんと行ったが明かりもなく暗闇で踊る盆踊りだった 途中で帰った 次の日 o市からK半島まわり帰省の旅だし お金もなくってきた 宿代を払ったら帰省先へも辿りつけない 無賃乗車で家に帰った その頃はそういう 帰って 家から Tちゃんに手紙を書いた
Tちゃんは 浴衣姿だ海育ちだけど色白で かわいいね 列車は満員だった トンネルを出るととなり町だ 花火見物の人でいっぱいだ Tちゃんはよく見えるところに 連れていってくれた 花火は次々打ち上げられる あっ私の好きなの! Tちゃんがいった 帰りに ごったがえす町で かき氷を食べた
いつまでも ふたりは 疲れることを知らず 泳いでいた 水からあがって 陽の落ちる頃 砂浜で会おう ということになった 夕食を終え 砂浜に行くと Tちゃんは 東京から帰ってきたという友だちを連れてきているのだ 3人で 薄暗くなるまで海を眺めて話をした 帰り道 Tちゃんが 明日 となり町で花火大会があるから行こうといった ふたりで行くことになった
加藤眞琴プログ、ドローイングの日々。gallery,amk8
いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。