また、ちょっと語っちゃいます。
アイドルが隆盛を極めた80年代。
その80年代の終わり、レコードの発売がほとんどなくなり、CDへと移行した頃から、一気にアイドルが衰退した。
その理由は、いろいろとあろう。
音楽番組が激減したこと、おニャン子の出現でアイドルが遠い存在からただの隣のお姉ちゃんになっちゃったこと、イベントが出来るデパートの屋上が減ってしまったこと、アイドル雑誌が次々と消滅したこと、などなど。
そんないろんな事柄が相まって、女の子がアイドルに魅力を感じなくなってしまったのが、衰退の最大の理由だったのではないかと思う。
魅力を感じない。フリフリの衣装で踊ってカッコ悪い存在。そんなカッコ悪いアイドルを追いかけてる男子はもっとカッコ悪い。女も男もアイドル離れが進むという展開。
そんなアイドルが今再び脚光を浴びている。
80年代アイドルで育った世代がそれなりの金額を自由に使えるようになったとか、ネットの普及とか、歌番組の復活とか、いろいろ理由はあろう。
しかし、最大の理由はアイドルが好きな女の子が増えたことだと思う。
現在、アイドル界を席巻しているAKB48でも、さっしーや咲子さんを筆頭にアイドル好きを公言しているメンバーは少なくない。
私の推しメンである、はるごんもそのひとりだ。
AKBにあこがれてというメンバーも多いだろうが、初期のメンバーに強く影響を与えていたのは、モーニングから始まったハロプロだろう。
テレビ番組でオーディションをして、育っていく過程を見せるという手法がハマって、大ブレークしたモーニング。それを見て、多くの女の子がアイドルにあこがれるようになった。
これこそがアイドルが復活してきた最大要因だと思う。
アイドルが盛り上がるも衰退するも、それは男ではなく、常に女の子次第なのだと思う。