猫猫--maomao

ふぃふぃ(菲菲)&りゅりゅ(緑緑)&ぼんぼん(凡凡)
☆みんみん(明明)とたんたん(蛋蛋)は、お空にお引越し。

父のこと

2018-07-06 01:47:50 | 家族


九州北部豪雨から一年、

父はその翌日に亡くなりました。

災害にあったわけではないんですが、

実家は朝倉市の近隣市で、

夕方病院にいる時、大雨特別警報が出ました。

行政の放送で特別警報が異様に繰り返される中、

また明日くるからね、と父に声をかけて

母を連れて病院を後にしたけど、

それが父と会った最後でした。


あの日、大雨でなければ

もう少し父と一緒にいられたのにと

今でも心残りに思います。


短気で声を荒げることも多かったけど、

思い出すのは父の優しい声と笑顔ばかり。

心がなかなかブログに向かなくって、

でも、「老人あるある」の言い間違い、

よく似てるけど、ちょっと違う、

父にも笑える名言がありまして、

それをずっと書きたかったので、

よければ、くすっと笑ってくださいね


1)「スマホ」を「スマホン」と呼んでいた。

  私的には、スマホンの方が正解だと思うんだけど(笑)

  新しい物好きで好奇心旺盛の父、

  高齢者なのにスマホやPCを使っていました。

  スマホでメールもずいぶんやり取りしました。

  ある日、絵文字入りのメールが来て驚いたな。

  いい想い出です。


2)「車イス」を「台車」と言い間違えた。

  父の入院先を見舞った母を、

  病室まで台車に乗せてきたらいいよ、だって。

  おばあちゃんが乗った台車、笑えますよね。

  って言うより、怖いよ~


3)「かけ流し」を「垂れ流し」。

  お風呂に入るのが大好きだった父、

  温泉は垂れ流しじゃないとダメだって

  いつも言ってました

  それじゃ水質が真逆なんだけど、笑!

  
お父さん、人生がんばったね!



父が亡くなった年に生まれたぼんちゃんは、

父の生まれ変わりだとは思っていないけど、

何かのご縁がつながっている気がします。

という訳で、ここからはぼんちゃんにバトンタッチ。


先日のリビングドアと猫窓に続き、

我が家にはもう一個所、青い窓があります。




ガラスがパッチワーク風です。

みんにゃがお部屋が覗けるように

下の一角をクリアガラスにしました。

結果、思惑通り




昨日、リノベの工務店さんに

窓の取っ手を付けてもらいました。

(取っ手は自分で調達)



この窓は窓にあらず。

猫の通り道にもなっています





ピーマンの肉詰め

2017-11-10 00:15:00 | 家族


興味深々なぼんぼん ↓




遠目のりゅりゅ ↓




無関心なふぃふぃ ↓




実家に父が春に植えたピーマンがあって、

立派にたくさんなっていたので採って来ました。




何の手入れもしていないのにこんな ↓




父は、自分が植えたピーマンを食べないまま、

今年7月に他界しました。

その頃は、まだまだ小さなピーマンでした。




夏、母がピーマンを持って帰る?と何度も聞いたけど、

要らないと言って、一度もらって来ただけだっけ。

父がいなくなった後のこと、

日々弱っていく老齢の母のことに手いっぱいで、

毎日疲れてボロボロで、

自分で料理を作る時間も気力もなかったから。


ピーマンの肉詰めって、

子供の頃に母が作ってくれたけど、

特に母の思い出の料理という訳ではなく、

でも、無駄にしないのが供養かなと、

今回、何十年ぶりに作ってみました。

めちゃめちゃ簡単だし、もう相当美味しくって

両親にも作って食べさせてあげたかった。。。




どうしてピーマンを植えたのかな。

聞かずじまいだったな。

どうでもいい些細なことばかりだけど、

聞きたいこと、知りたいこと、まだたくさんあったのに。



秋になり、

10月、母も父の元に行ってしまいました。




ずっと元気だった父が、

病気がちだった母より先に逝ったのが、

母自身も、私も、不思議でならなかったけど、

もしかしたら面倒見のいい父らしく、

母が不安に思わない様に、どんなところなのか、

天国の下見をしておきたかったんじゃないかな。




よく喧嘩していたけど、

案外仲良し夫婦だったんだね。



今思い出すのは、ふたりの笑顔ばかり。

お父さん、お母さん、

いっぱい愛してくれてありがとう。




父のこと、母のこと、

ずっとこちらに書きたいと思っていました。

今日は猫テーマではなかったですが、

最後までお付き合いいただいて、

どうもありがとうございました。