川淵三郎氏の涙

俺は本当に幸せものだ…と川渕氏は前夜の試合後に語ったという。ただ試合に勝って勝ち点３をとったからではない。中村俊輔のことだ。

川淵氏はジーコ監督の欧州組先発落ち、特に中村俊輔についてコメントを避けていた。
フィリップ・トルシエ前監督が、俊輔は先発を外れると献身的にボールを追わず、チームプレーをしない…というような発言をしたことを思いだしていたという。しかし、ジーコ監督と話し合いの後、俊輔はこれまではサブの選手たちが冷たいタオルとか手渡してくれて、声を嗄らして応援してくれていた。今度はそれをボクがやる番ですと言ったという。

これを聞いた川渕氏は、涙ぐんで感動し、これがチームなんだと…
中村俊輔の成長に涙し、チームとして成長したジーコジャパンの成長をみた。
海外組、国内組、関係なく協力し合う姿にこちらも目頭が熱くなった。
がんばれ！ジーコジャパン！！

北朝鮮戦視聴率

昨日のＷ杯最終予選、北朝鮮戦のＴＶ視聴率を記録した。予選の放送とはいえ、驚異的な視聴率だ。
平均視聴率、関東地区で４７・２％、関西地区で４３・５％！すごい！
瞬間最高視聴率は、試合終了時の午後９時２２分頃で、関東５７・７％、関西５５・６％！政治的要素も含み、話題が多く、注目度があがったとみられるが、それにしてもすごい。
ちなみにサッカー中継の過去最高は、２００２年６月、日本がＷ杯で初勝利したロシア戦の６６・１％という驚愕の記録がある。

一晩経ったが、やっぱり昨日の試合は辛勝とはいえ、日本の成長がみれた試合だった。アジア最強から、世界の強豪といえるサッカー国となってほしい。来月のイラン戦が楽しみであるが、またまた胃が痛くなることは必死だろうなあ。