☆あんぐりぃな日々☆

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ミリオンダラーベイビー

2005年06月01日 | 映画
久し振りに出会った、哀しく、そして心に響く映画だ。これは単なるボクシング映画ではない。人間の背負った孤独を丁寧に、きびしく、かぎりなくやさしく描いた映画だ。
実の娘と縁を絶たれたイーストウッド演じる老トレーナー。ヒラリー演じる31歳、家族の愛に飢えた女性ボクサー。フリーマン演じる夢破れた元ボクサー。各々が抱える孤独。これをこの3人が見事に演じている。これだけでも見ごたえあり。ラスト30分の展開。特に最後のシーンはただ涙。観客のほとんどからすすり泣きが聞こえていた。クリントイーストウッドの映画作りにはものすごく愛情が感じられる。それにしてもヒラリースワンクの独特の存在感は素晴らしい。
ボスが彼女に贈った、ゲール語のモ・クシュラの意味に涙。


コメント
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