オシムジャパンはなんとか２－０で勝ち、監督就任後初の公式大会を白星で飾った。日本は２連勝で勝ち点６とし、Ａ組の首位を守った・・・ひいて守る格下の相手に対して、前半は圧倒的に攻めながらも零点とは情けない。まだオシム方式が徹底していないのか、戸惑いが見えていた。後半に入っても攻め続けるが得点できない状態に、監督はお怒りの様子だった。それでも、愛弟子、ジェフの阿部が先制。終了間際には、田中達也に代わった佐藤寿人がゴール。２－０という、少し寂しいスコアではあったが、とりあえず勝利したので良しということか。しかし、ジェフ選手は流石に監督の意図がわかっているらしく、今日の試合の鍵はジェフの選手ばかりだった。これから残りの選手も早く慣れてほしい。結局馴染まずに監督解任・・・というのだけは勘弁してほしい。この監督でしっかり作り上げないと、日本代表はもう、Ｗ杯の出場さえ危ういと思う。
