こちらは、娘が8歳の時に書いた言葉です。
「私は、人の死というものお、よくわからない」
この頃、私の状態は最悪です。
娘は、学校を休みがちで不登校者でした。
近所の同じくらいの子が髪を染めたら、勝手に私の財布から
お金を取りカラー染めを買いに行き、髪を染める。
暴力は、当たり前
わがままは、当たり前
そんなんでしたから、私も精神的にやられ何も出来ない日々。
そして、そんな娘を見て私がはなった言葉が
「お母さんが死んだらどうするの?」
「お母さんが死んだら、おまえは自分の事は自分でやらなければならないんだよ!」
そんな言葉を無意識に言ってました。
私は、娘から離れて違う部屋に行きました。
その間に、娘が書いた言葉です。
私が戻ってくると、娘は鏡の前でお化粧をしていました。
「なにしてるの!!」
と私が言うと
「お母さん、居なくなっちゃうんでしょ?」
「私が大人になんなければいけないでしょ?」
私は、崩れるように泣きました。
なんて、この子にこんな言葉を投げかけてしまったんだろう?
私は、娘に言いました。
「ごめんね。お母さん、死なないから…」
そして、泣きながら私は娘に、化粧をしてあげました。
娘は、私の化粧道具を使っていたので、アイシャドウなど
ぐちゃぐちゃにされていましたけれど、
何もいわず、化粧をしてあげました。
「あなたが大人になったら、綺麗に化粧しなきゃね♪」
「だから、自分でお化粧出来るようにお母さんが教えてあげる」と…
今でも、その時のことが忘れられません。
こんな小さな子供に私は大人になれ!と言ったんだな…と
心と体のバランスがまだとれていないいない娘。
私がしているお化粧が唯一、大人への階段だと思ったのでしょうね。
ごめんなさい。
あの時は、本当にごめんなさい。
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