青森デスティネーションキャンペーンblog

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“まちなかレンタサイクル”で青森市内へGO! -前編-

2011-09-02 15:41:11 | 体験

観光地を歩いていて、ふと思ったこと・・・
観光名所や観光施設などが密集している街は、まちあるきのプランを立てやすい。
反対に、微妙な距離に点在している街はプランを立てにくい。

そんな悩みを解消してくれるものは何かないのかなぁ?

・・・ ありました~(^o^)d

 

ここは、青森県観光物産館アスパム1Fにある青森県観光総合案内所。
受付で何か手続きをしている様子のUJ
 
そう、ここアスパムではレンタサイクルの貸出をしているんですね~

まちなか散策の心強い味方は、レンタサイクルでした♪

 

 

ちなみに、青森市内では【まちなかレンタサイクル】といって、5か所の施設やホテルで貸出をしています。
中でも、こちらの「青森市青森駅前自転車等駐車場」は、駅から近くレンタサイクルの台数も多いのでオススメです

※まちなかレンタサイクルの詳細は、ブログ下段を参照ください。

 

 

さて、爽快な海風を浴びて第一の目的地へ向かいます

八甲田丸をバックに



アスパムでレンタルした自転車は車輪が小さいので、跨線橋を越えるのに少し苦労しましたが・・・(^。^;


無事、『みちのく北方漁船博物館』に到着です♪

巨大なスクリューの前に、現在開催中の企画展「絵図にみる 青森湊の景観」の看板が見えます。

 

 


館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのがこちらの「復元北前型弁才船 みちのく丸」
4分の1サイズですが、結構な迫力です\(◎o◎)/

弁才船とは、江戸時代から明治時代に活躍した廻船(荷船)の一種だそうで。
その中でも、北方航路に使われたものが「北前船」と呼ばれているのだそうです。

4分の1模型ですが、船内も忠実に再現されていて、炊事場まで作られていました。


現在、実物大の復元北前型弁才船は八甲田丸前の岸壁に接岸されていて、9月4日(日)まで10:00~17:00の時間、無料で見学できます。
9月6日からは、みちのく北方漁船博物館にて船内公開をするそうです。

 

 


館内には、イカ釣り漁船もありました。
イカ釣り漁船といえば、夏から秋にかけての風物詩のひとつ“漁火(いさりび)”ですよね
 
一方、右写真は、イタリアにある水の都ベネチアの名物となっている“ゴンドラ”という乗り物だそうです。
水上を優雅に進む影像を見たことがある方も多いと思いますが、館内でその気になっている方が約1名いました

 

 


さて、カラフルな液体の入った試験管のようなこちらは“水色計”といって、実際の海の色に照らし合わせて最も近い色を選定する比色装置なのだとか。
海の色は海水中の植物プランクトン量によって変化するそうで、魚の種類によって漁に適する海水の色も違ってくるようです。
 
和船と洋船の構造を分かりやすく模型にしたものも展示されていました。
外観は同じようでも、造りは全く違うものなんですね・・・ 勉強になります

 

 


展示室入口や展示室内にはミニチュア模型の外国船がずらり
 
中には、小瓶に入ったものまでありました

 

 


左の真っ白な船のオブジェは、全てサンゴでできているそうですよ・・・w(゜O゜)w
 
右は、エジプト第18王朝時代(紀元前1600年頃)の1/50縮尺のミニチュア模型。
人々がせっせと働いている様子が窺えます。

 

 


館内を見て回ったあとは、ものづくり体験です

木の船とゴムで動く木の船、プラ板キーホルダーを作ることができます。
今回は、木の船(静と動)を一つずつ作ってみました♪

 

 


作業工程はいたって簡単なのですが、なぜでしょう?やけに集中してしまいます。
 
色塗りに時間を費やしてしまい、最終的には2時間ほどかかってしまいました・・・(汗

 

 


こちらが完成品です
 
2時間かけた割には・・・と思うなかれ!
個人的には、かなりの力作だと思っています

 




ほら!スクリューがついた船は、水の上もス~イス~イ

小・中学生以来の工作に大満足の私。
実際、動く木の船は小・中学生に人気があるそうですよ

 

 

次は、実際に船を漕いでみます♪ 
 
漕げる船は3種類あるのですが、やはり最初は定番の手こぎボートで。
「よっこらしょ」と、乗り込みます。

 

 


最初は進むことさえできなかったのに、コツを教えてもらったらス~イス~イと♪

この後、船大工さんが造ったオリジナルの水車付きボートを漕がせてもらいましたが、手こぎボートの数倍スムーズに進んでいきました
特にこのオリジナルボートは、子どもたちに大人気なのだそうです

 

 

手こぎボート体験でいい汗をかいた後は、博物館脇の岸壁に接岸されているこちらの「ジャンク船 みちのくマカオ号」を見学。
このジャンク船は、現在も活躍している中国特有の大型木造帆船ということで、9世紀頃からアジア全域で陶磁器や布などを運ぶ交易船として使われ始めたそうです。

ところで、この“みちのくマカオ号”は、2001年のNHK大河ドラマ「北条時宗」にも登場したんですよ~

 

 



さて、この日は約1ヶ月半航海に出ていた“みちのく丸”が帰ってくるということで、展望台に上がってみました↑↑↑

館内の方が「そろそろ見えてくる頃かな?」と教えてくれたのですが、タイムリミットが刻一刻と迫ってきます
結局、大海原で帆を張ったみちのく丸の雄姿を見ることは叶いませんでした・・・


名残惜しさをちょっぴり残しつつ、次の目的地へ向かいます ⇒⇒⇒

 

§まちなかレンタサイクル§
■貸出・返却場所 / 時間 
(1)パサージュ広場(青森市新町1-8-8) / 10:00~17:00
(2)青森市青森駅前自転車等駐車場(青森市柳川1-112-46) / 9:00~17:00
(3)青森県観光物産館アスパム(青森市安方1-1-40) / 10:00~17:00
(4)青森ワシントンホテル(青森市本町2-1-26) / 10:00~17:00
(5)ホテル青森(青森市堤町1-1-23) / 10:00~17:00
※最終受付は16:00 (自転車は借りた場所に返却をお願いします。)
■問合せ パサージュ広場事務局 TEL 017-721-2111
■料金 1回¥300
※受付の際、会員登録証に記入いただき、運転免許証・保険証・学生証等の呈示をお願いすることがあります。


§みちのく北方漁船博物館§

■住所 青森県青森市沖館2-2-1
■TEL 017-761-2311 / FAX 017-761-2312
■開館期間 3月25日~11月30日
■開館時間 9:00~16:30 (但し11~3月は、9:00~17:00)
■休館日 期間中無休
■入館料 一般(大学生以上)¥350 / 高校生以下 無料
■体験可能日 5~10月の土・日・祝祭日(但し7・8月は、毎日)
■体験可能時間 10:00~15:00
■体験料 動く木の船¥300 / 木の船¥150 / プラ板キーホルダー¥100 / 手こぎボート¥0(無料)
■最寄駅 青森駅(奥羽本線/津軽線/津軽海峡線/青い森鉄道)/ 駅(西口)から車で約5分
 駅(東口)から青森市営バス[油川行き]、[野木和団地行き]、[後潟行き]で約15分、「沖館消防分署前」下車、徒歩約7分
■HP http://mtwbm.com/


by ヴァ♪


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (もりりん)
2011-09-02 17:11:56
ヴァ♪さん、こんにちは!

最近、レンタサイクルでお出かけするのにちょうど良い季節になりましたよね。
…と、こちら東京はまだまだ蒸し暑かったりしますが(^^;)

実は縁がなく、北方漁船博物館には訪れたことがないんです。
こんなにも見て、楽しめる場所とは知らず…後悔しました。笑

後編も楽しみにしていますっ☆
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>もりりんさん (ヴァ♪)
2011-09-05 09:38:26
もりりんさん、おはようございます♪
返答遅くなりました・・・m(_ _)m

春や秋は、レンタサイクルが気持ち良い季節ですよね
実は青森も、台風の影響なのか蒸し暑くて気温が高い日が続いたりしています

そして私も、みちのく北方漁船博物館は今回が初でした(^^ゞ
館内外ともかなり充実しているので、青森へ帰ってくる機会がありましたら、ぜひ!
大人も子どもも楽しめますよ♪
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