青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

落語

2006年06月05日 | 思うこといろいろ
今日は疲れに疲れた。ホントに疲れた。
私だっていろいろ頭に来ることがある。6月決算の当社。
新たに始まる期首7月を目指して、
いろいろな施策を練る。
勿論、全ては会社の業績向上を目指して。
それには、痛いところにメスを入れる必要だってある。

そんな日だからこそ、
このブログは手を抜き、酒でもかっくらい
爆睡と行きたいところだが、
オヤジ日記が2週間も一位を保っていてくれると、
そんな簡単に手を抜けない。
ブログをやり始めて、何となく初めて
使命感で書いているような気がする。
皆様ありがとうございます。ついでに、
今日も↓ワンクリック、お願いいたします。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

そんなオヤジ日誌だけに、
本日は、一寸ばかり本当のオヤジネタを。

先日大嫌いな空の旅を少し和らげてくれたのが、
座席に設えられた、ステレオ。
ジャズがあると思い探したが、
少なくとも私の好むジャンルは残念ながら
良い物をやっておらず、
だからといって、クラシック、Jポップなどを
聞く気持ちにもなれず、あえて聞いていたのが
「落語」。桂三枝氏。

落語も「ライブ」が良いと言うように、
寄席の様なところで聞くに限るとよく言われる。
現実私は数年前、「桂文珍」の落語を聞いて、
その怒濤の笑いに、改めて凄いと思った一人。

彼ほどのベテランとなると、
お客さんが、一つの落ちで笑って、それでおしまい、
という事は決してない。
我々が大声で笑っていると、
更にそこへ笑いを誘発する話材の提供。
おなかがよじれるかの如くの状態に陥っても
更に笑いのとどめを刺す。流石プロと言わざるを得ない。

我々ジャズで言うならば、
単なる素晴らしいフレーズを一回ぽっきりで終わるのではなく、
更にそれに輪をかけたようなプレーを繰り返す。
要するに、話題豊富(フレーズ豊富)であり、
自己満足ではなく、客の心をつかんでいると言うことが大切なのだ。
あらためて「芸」と言う共通点で
それらが繋がっているという事がよく分かる。

その桂三枝。
そのあたりはやはりプロ中のプロ。
ライブがよいとされていながら、
こうして録音を聞いても、何ら遜色なく
その時の場の雰囲気が伝わる。

もう一度音楽との比較だが、
あとから自分たちの録音が聞きたくないというのは、
やはり言い逃れ、無責任。
何度聞いても、素晴らしい演奏であると
思わせるようにならないと、本物ではない。
そんな観点からも、彼らは凄い。

静まりかえった飛行機キャビン。
彼の話術も又、相変わらずたたみ掛けるようなネタの数々。
どれだけ、ふきだしそうだったか!
気持ちは随分和らぐことが出来ました。

最後に、学校教育を題材としたその落語ネタ。
国語の授業でよくある、括弧の言葉を用いて例文を作れというやつ。
括弧の言葉とは「いかにも!」。
そう、「いかにも」なになにと続けて例文を作れといった時の話。

「いかにもたこにも吸盤がある」!!!

私はこれを聞いた時、飛行機が雲に突入し、
やたら揺れていた状態であったにもかかわらず、
ただただ、大きな声で笑ってはいけないと、
脂汗までが出てくる状態であったのでありました。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベランダバーベキュー | トップ | 惜しい。1安打完封! »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
st.rareくん (あおやき)
2006-06-06 22:42:08
そうね。一週間で飽きるね・・。だめね・。



ちなみに三枝さんのプログがある。

それも毎日更新されている。

凄いことだと思う。

やはり何事も、情報収集か!
返信する
Unknown (st.rare)
2006-06-06 21:28:51
桂三枝さんは、若い頃よりも今の方が面白くなったのはさすがというより他ありませんな。



確かに、レアの演奏、1週間で飽きてしまった!



返信する