先輩

名古屋ど真ん中の栄にあるオアシス。
今日ここで、夏の音楽イベントがあり、
そこにトップバッターで出演されたのは、
私の学生時代の先輩達が多く所属する
ジャズ・ラブ・オーケストラさん。



１４時から３０分余りのステージだったが、
昔懐かしい先輩達が演奏するその姿が、
なんとも懐かしく嬉しくなってしまう一時。
同じビッグバンドをさせて頂いている者として、
こうして沢山の聴衆を楽しませる姿は
とても嬉しく微笑ましい一時であった。

このバンド、元々私の学生時代のバンドＯＢが
母体となって創設、発展してきたのだが、
今ではそういう括りではなく我々同様
社会人のバンドとして活動されている。

ただ我々と違うのは、キーマンにプロ配置。
やはりプロのソロが入ると一気に引き締まる。
逆に言うと、それだけソロは大切という事。

そんな中キーニョ君とデキシーをされている
トランペットのＫ保先輩は、私の大学一年時、
ジャズの「いろは」を教えて下さった大先輩。

私が大学のその部活に入学間もない時、
単純な「ドレミファソラシド・・」の音階を
ジャズ風に吹き、奏法を教えてくれたのだが、
その衝撃は、今でも忘れやしない！
単なる音階ですよ。それがジャズに聞こえる！

今の私の吹き方の基本でもあると言っても、
全く過言ではない、そんな先輩なのです。

そして勿論リードトランペットはＫ藤先輩。
先日ＪＯＢでバンドでご一緒させて頂いたが、
この方のリードの素晴らしさはしっかり健在。
これ又私のリードラッパの見本でもあるのです。

我が先輩諸氏は全て五十歳越え。
こうして皆元気にパワフルに演奏するその姿は、
とても誇らしくさえ思うのでありました。

我々も負けずに頑張らねば！！！