花粉症に備えて

今日から花粉が飛び交うとの予報(結果的に誤報)により、
昨日駆け込みで「耳鼻科」へ診療に行った。

７時までに受け付ければ、治療をしてくれるとのことで、
案外最後を狙った患者は多い。
かくいう私も、駆け込み状態。６時50分に受付。
ところがあと10分で、6人もやってきた。
旬というのか、盛況というのか・・。

そのうちの１人「初診」。
そこの病院は、初診の患者に対し看護師より問診がある。
これって余り他人が聞いてはいけないことなんだろうけど、
そんなに広くない待合室では、聞き耳を立てなくとも良く聞こえる。

そしてなにより、その患者と看護師のキャラクターがおかしい。
患者は、明らかに「やくざ」。それも下っ端。
そして看護師は、可愛い女の子で「新人」。
それも、昨日今日来たという感じの。

「どうされましたか？」
「耳がいてーんだよう」
「どのように？」
「どのようにって・・痛いものは痛いんだよぅ！」
「たとえば・・・？」
「たとえばってったってよぅ、おめぇーさん・・いてーんだよう」

相手は新人の女の子。
そんな子に怒った口調にはなっていないのだが、
明らかにいらいらしている。
しかし看護師の女の子、あくまでもマイペース。
マイペースというより、何とかその問診票を埋めなくてはと必死。

「ずんずんとか、どーんととか、、有るじゃないですか・・」
「・・・・・どーんか・、、な・。」

案外素直。

「いつごろからですか？」
「10日ぐらい前からだなあ」
「えっー、そんなにずっと痛いんですか？」
「・・そりゃぁ痛くないときもたまにはあったけどさぁ・・」

完全に女の子のペースにはまっている。

「鼻水は」
「耳がいてーんだからさぁ」
「出ませんか」
「・・すっ、少しは出るよ」
「どんな鼻水ですか？」
「ど、どんなってよぅ・・どう答えりぁ良いんだよ。。」

何となく、やくざ形無し。

「水鼻とか・・」
「そうそう、みずばな！」

「熱は？」
「ない！」

聞いている患者複数、何となく、のどかな待合室となってしまった。
まあ、やくざさんも病気になるんだから、
おとなしく言う事聞いたほうが良いね。

そう、日頃威張っている人も、素直になる時が必要ってことかな・・。
えっ、私のことじゃないよ！！。