今日はクリスマスイブ。
皆さんはいつサンタクロースの現実を知ったのでしょうか?
我が家の子供たちは、小学二年生のとき
私がその事実を伝えました。
えっ、「夢が無いやつだなぁ」と?
そう、確かにそうかもしれませんが、
私にはこのことで非常に苦い経験をしています。
忘れもしない私が小学二年生のとき
今から35年も前のこと。
当時は今の世の中程、社会が裕福ではないにせよ、
ある程度の物が出回り、クリスマスの雰囲気も、
それなりに盛り上がっていたと記憶している。
そのクリスマスイブの日、地域で子供会の会長さんをしておられる
比較的お金もちなお宅で、「クリスマス会」というのが開催された。
幾らだったか忘れたが、今でいうところの精々百円程度の
プレゼントを持ち寄り、交換をするという催し。
ケーキを食べて、そのあとはゲームなどをして過ごした。
その時だった。
その会長の息子である同級生A君が
「おかあさん、クリスマスプレゼント開けても良い?」と聞いている。
「さっき交換して開けていたじゃん、プレゼント」と私。
「何言ってるの、本当のクリスマスプレゼントのことだよ」とA
するとB君が「A君、何買って貰ったの?クリスマスプレゼント」
「??????」私。
「サッカーゲームなんだ。だから今やりたくて」とA
そこへ「いーな、やろやろ」とC
「俺の家、プレゼント明日じゃないとくれないんだぜ、とうちゃんたち」とさらにD
「??????」私。
状況がつかめないのが唯一私。
買ってもらった?明日じゃないとダメ?とうちゃんって何???
ありがたくも、夢を与えられつづけていた私は、
その時残念ながらサンタクロースは煙突からやってくるものだと信じ切っていた。
偶然今ではとても考えがたいが、お風呂に煙突があった我が家。
一寸考えれば、入って来れないこと位分かるのに、信じ切っていた。
そしてその日、AからDに、ひとしきり馬鹿にされた私。
サッカーゲームは今でも恨めしい。
子供が生まれ、今、中学生の娘が小学二年生のとき真実を伝えた。
始めは何のこと?と言う顔をしていたが、満面の笑顔に変わったのは、
「この事はYちゃん(娘の名です)だけが知っていることで、
他の友達はまだ知らない子がいるかもしれないから言っちゃダメだよ」
と言った時だった。すごい秘密を知った、といわんばかりの表情だった。
私は今でも、ある時期に真実を教えるということが正しい事だと思っている。
現に娘は、そうしてくれてすごく嬉しかったとも言ってくれた。
息子には、昨年教えた。彼もまた同じ表情と感想をくれた。
賛否があるとは思うのだが、これは我が家流、私流。
そんな息子、昨日夜突然の高熱。
昨年その真実を教えていたため、今年のプレゼントは、
頼み倒された、彼の通うスポーツクラブの「スキー・ツアー」のはずだった。(4.5万円もする!)
突然のキャンセルで、今日は突然クリスマスプレゼントを考えなくてはならない私。
こんな時こそ、本当のサンタクロースが来てくれないかなぁ、と身勝手ながら思う。
皆さんはいつサンタクロースの現実を知ったのでしょうか?
我が家の子供たちは、小学二年生のとき
私がその事実を伝えました。
えっ、「夢が無いやつだなぁ」と?
そう、確かにそうかもしれませんが、
私にはこのことで非常に苦い経験をしています。
忘れもしない私が小学二年生のとき
今から35年も前のこと。
当時は今の世の中程、社会が裕福ではないにせよ、
ある程度の物が出回り、クリスマスの雰囲気も、
それなりに盛り上がっていたと記憶している。
そのクリスマスイブの日、地域で子供会の会長さんをしておられる
比較的お金もちなお宅で、「クリスマス会」というのが開催された。
幾らだったか忘れたが、今でいうところの精々百円程度の
プレゼントを持ち寄り、交換をするという催し。
ケーキを食べて、そのあとはゲームなどをして過ごした。
その時だった。
その会長の息子である同級生A君が
「おかあさん、クリスマスプレゼント開けても良い?」と聞いている。
「さっき交換して開けていたじゃん、プレゼント」と私。
「何言ってるの、本当のクリスマスプレゼントのことだよ」とA
するとB君が「A君、何買って貰ったの?クリスマスプレゼント」
「??????」私。
「サッカーゲームなんだ。だから今やりたくて」とA
そこへ「いーな、やろやろ」とC
「俺の家、プレゼント明日じゃないとくれないんだぜ、とうちゃんたち」とさらにD
「??????」私。
状況がつかめないのが唯一私。
買ってもらった?明日じゃないとダメ?とうちゃんって何???
ありがたくも、夢を与えられつづけていた私は、
その時残念ながらサンタクロースは煙突からやってくるものだと信じ切っていた。
偶然今ではとても考えがたいが、お風呂に煙突があった我が家。
一寸考えれば、入って来れないこと位分かるのに、信じ切っていた。
そしてその日、AからDに、ひとしきり馬鹿にされた私。
サッカーゲームは今でも恨めしい。
子供が生まれ、今、中学生の娘が小学二年生のとき真実を伝えた。
始めは何のこと?と言う顔をしていたが、満面の笑顔に変わったのは、
「この事はYちゃん(娘の名です)だけが知っていることで、
他の友達はまだ知らない子がいるかもしれないから言っちゃダメだよ」
と言った時だった。すごい秘密を知った、といわんばかりの表情だった。
私は今でも、ある時期に真実を教えるということが正しい事だと思っている。
現に娘は、そうしてくれてすごく嬉しかったとも言ってくれた。
息子には、昨年教えた。彼もまた同じ表情と感想をくれた。
賛否があるとは思うのだが、これは我が家流、私流。
そんな息子、昨日夜突然の高熱。
昨年その真実を教えていたため、今年のプレゼントは、
頼み倒された、彼の通うスポーツクラブの「スキー・ツアー」のはずだった。(4.5万円もする!)
突然のキャンセルで、今日は突然クリスマスプレゼントを考えなくてはならない私。
こんな時こそ、本当のサンタクロースが来てくれないかなぁ、と身勝手ながら思う。