あぽまに@らんだむ

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シャザム!(2019年)

2020年06月12日 | DC関係

 

 

 

 

<シャザム!>

 

映画館で観て、何となくBlu-rayも買っていたんですけど、
再度、自宅でBlu-rayを観るまであまり好きな映画では有りませんでした。
ヒーローというのは私的にはスーパーマンのように、其処に救いを求める人が居れば、
咄嗟に手を差し伸べてしまうような人が成るものだと思っていたからです。
でも、この主人公、シャザムことビリーは好きでなった訳では無く、
ヒーローになった力を自分の為に、好きに使っていたからです。
今思えば仕方有りません。14歳の少年です。遊びたい盛りです。
然も母親と生き別れになったという不幸な境遇の少年です。お金も必要です。
でも、シヴァナ博士から力を寄越せと言われて、疑似家族との心の交流を経て、
彼はとうとうヒーローとしての宿命に目覚めるんです。
義理の兄妹達を助けに行く為、ビルから飛び出し変身するシーンはグッときました。
今では大好きなヒーローです。


1974年のクリスマスに後のヴィラン、シヴァナ博士となるサデウスは謎の宮殿でに召喚され、
勇者になる提案をされますが、逆に封印されていた七つの大罪の魔物に魅了され、
資格なしと判断され、現実世界に戻されてしまいます。
それが彼がヴィランとなる原因となってしまうのです。
勇者の資格があったのに、悪に魅了されてしまったのは、彼の境遇にあると思います。
常に父親と兄からモラハラに遭い、精神的に虐待されていた彼は、悪の素質も在ったのです。
仕方有りません。あんなに父親から虐めに遭い、兄に苛められていた彼。
最後に不幸な死に方をしなくて本当に良かったと思いました。
彼は一種の被害者で、もし幸せな境遇であったなら、彼がシャザムになっていたかもしれません。
かと言って、ビリーも幸せな境遇であった訳では有りません。
でも、愛情溢れる里親と彼を思い、実の母親を探し出してくれた義理の兄妹達に囲まれていました。
その違いと彼の本質であったのかもしれません。
サデウスはどうだったでしょう。
彼は長い間、意地悪な家族に囲まれ捻じ曲がってしまったので、本質も変わってしまったのかもしれません。
でも、其処は映画「シャザム!」ちゃんとコメディな処があって、
空中でシヴァナ博士が決め台詞を喋っているのに、遠く離れているので、ビリーは聴こえない。
そういった可愛いヴィランとのお茶目シーンもあって和みました。


後は、一番熱くなったのは、兄妹全員が変身するシーンです。
最後にビリーが気付いたのは、信頼した相手に力を授けるといった魔術師の言葉です。
シヴァナ博士にはどうやっても力は授けられないという事を悟ったシーン。
兄妹全員に杖を握らせ叫ぶんです。
そして皆の変身後の姿。格好いいです。
どうやら、映画「シャザム!」は続編もあるみたいなので、皆続投でしょう。
楽しみですね。皆の個性的な力を知る事が出来ると思います。
そして最後のスーパーマンが友情出演しているシーン。
顔が出ていないので、ヘンリーのスプスでは無くスタントの人でしょうけど、
友情出演しているくらいだから、出来れば「シャザム!2」にはヘンリースプスに出て欲しい!
漫画チックなEDにはジャスティスリーグの皆との触れ合いが出て居て、
これが本当に実現したら泣いちゃうと思うくらいに皆楽しそうでした。
クレジット後のシヴァナ博士が謎の蟲に唆されるシーンで終わるので、
大体、詳しい方々は次のヴィランが分かっているみたいですが、
映画「シャザム!2」を楽しみにしつつ終わりたいと思います。
あ、映画の内容はwiki先生に長々と書いてあるので、知りたい方は是非。
それよりまだ御覧になっていない方は是非ご覧下さい。お腹抱えて笑っちゃいますから!

 

 

 

 

 


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