あぽまに@らんだむ

日記とか感想とか二次創作とか。

ワンダーウーマン(2017年)

2017年08月25日 | DC関係




















言おう、言ってしまおう。



ダイアナは今世紀最強のヒロインでした。



笑い有り、涙有りの2時間半。
たっぷりダイアナ、ワンダーウーマンの格好良さ、強さ、美しさ、可愛さ、純粋さを堪能しました。
ダイアナが人間と触れ合ったのが、あの哀しい時代だったのも、彼女が人間と距離を置く原因になったのだなと理解出来ました。
それは、彼女に多大な絶望と哀しみをもたらしても尚、愛を信じさせる希望を産んだのですね…。
偶然にしても、島に最初に流れ着いたのがスティーブで本当に良かったです。
彼の一途で芯の通った生き方と愛情が、ダイアナを本当の女神にしたのだなと想い胸熱になりました。



戦闘シーンはやはり最前線で単身突っ込んで行く処でしょうか。
蜂の巣にされてしまうような機関銃の猛攻に盾のみで持ち堪える豪傑っぷりが格好いいし、助けを求める親子に真正面で向き合い、
本当に救いに行ってしまう向こう見ずっぷりは、本当に「BvsS」の頃の成熟したダイアナとは別人のようです。
後半はホントにおとぎ話がそのまま実現してしまった感があったのですが、
アレス(軍神)と聴いて、ルーピン先生が出て来てしまった辺りから、「ん?」だったのですが、それはそれとして。
でも、ストライカー役もやった事のあるダニー・ヒューストンやマル博士役のエレナ・アヤナの存在感ある演技に翻弄され、
正直、最後の最後までアレスは誰なのか分かりませんでした。皆さん凄い…。



何回かそのシーンはあるのですが、腕をクロスする例のポーズを見た時は「おぉぉ」と唸りたくなっちゃいました。
ただ、曲名は分からないのですが、「BvsS」でブルースを護った時に掛かったワンダーウーマンのテーマ曲っぽいの、
あの音楽をもっと掛けて欲しかったな~と。一応町を奪取する際の山場のシーンで使われては居ましたが、
あの曲大好きなんで、ここ一番って処にもっと掛けて欲しかった。
ワンダーウーマンのテーマ曲なんですよね。あの曲が掛かるとゾクゾクしちゃいます。



後、今回一番思ったのは、女性監督が撮ったからか、時代の所為なのか(第一次世界大戦時)、
軍会議や戦争に関して「何で女が此処にいる」「会議に女を連れて来るな」など、女性蔑視、男尊女卑の言葉がぽんぽん出ます。
今では男女平等だし、報道の自由、開かれた国会など様々な規制が掛かるのですが、
今でも男女平等に関しては後進国日本では尚のこと、この頃は世界各国どこでも、女性は蔑まれていました。
アマゾン族の女王、ダイアナのママ、女王ヒッポリタはそれで反乱をしてしまう程、意識の強い女性として描かれています。
ダイアナの名言「あなたは、男ね?」とスティーブを見た時、男を見たのが初めてという事が分かります。
温泉を出たスティーブの股間をまじまじと見て「それが標準男性の大きさなの?」的な事を聴いちゃう辺りも可愛いです。
「少し大きい」と言っちゃうスティーブも同じくらい可愛いです。



失礼な事に、人気俳優のクリス・パインは、私はスタートレックシリーズは旧シリーズしか観ていない為、初見でした。
金髪碧眼で背も高く美男子で頭も良い方なんですね。
彼の真摯な演技でダイアナが真の愛を知っていくのが良かったです。
例のシーンで何度も躊躇いながら、名前を結局呼ばなかったのが、私的にぐっと来ました。
此処で初心な役者や脚本家、監督だと「ダイアナ…」と呼ばせちゃうんでしょうけど、言わないからこそその演技が光ります。
だからこそ、ダイアナのあのシーンに繋がるんですね。ワンダマ無双と名付けましょう…。



今回のアクションは銃に対して剣と盾での闘いで圧倒的なこと。
また、「BvsS」でも出た黄金の縄を使ってのアクションも瞬き出来ないほどの華麗さです。
ワンダーウーマン役のガル・ガドットのアクションは本当に素晴らしいです。
何処が本人で何処がスタントで、何処がCGなのか一切分かりません。全部本人じゃないの?…なくらい良く動いてます。
そんな、強くて美しくて可愛くてそして純粋な若き頃のワンダーウーマンです。是非、見て居ない方は御覧下さい。
此処まで読んで下さって有難うございました。


























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 背中からでは見えないもの(D... | トップ | 戻れない過去と騎士の証(DQ1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

DC関係」カテゴリの最新記事