ブルックナー音盤日記

録音データは下記サイトより
https://www.abruckner.com/discography1/

Symphony No. 7 in E Major, Lovro von Matacic, Czech Philharmonic Orchestra

2023年03月23日 | 日記
1885 Version with some Modifications by Bruckner. Ed. Albert Gutmann
24-30/3/67: Denon CD COCO 73076
68:54 ー 21:30 24:00 10:36 12:48

ずっと3, 4, 5番ばかり聴いてきて6番以降に縁がなく、中でも7番は一番苦手だった。
今回、第2楽章の良さをはじめて知った。
明るくなったり暗くなったり陰影に富む曲想だが、葬送音楽として聴くと陰影がより深く生き生きと感じられる。

演奏がすばらしい。
指揮者の意志でコントロールする部分と奏者の自発性に委ねる部分とが絶妙に融合している。
勇壮なスケルツォで特にそう感じた。