WANTED!

詐欺師の川上を捕まえるためだけのブログ

第22章

2023年09月14日 | 日記



私は、19歳から10年間不動産会社に勤めて、その後は不動産関係はもちろんの事、車関係に金融等に携わってきました。

個人情報の取り扱いについて、プロとは言いませんが一般人より知識もあり、わかる事も多い!と自負しております。

川上が日本にいる限り、必ず見つける手掛かりはあるはずです。今のところは部屋を借りてる様子もなければ生活保護を受けてる様子もありません。

必ず誰かを頼ってると思います。
今頃、またどこかで詐欺ってるかも…です。


川上がチェンマイから飛び立つ時に所持していた金は200万円ほどだと思います。その金も、あと10日もすれば丸4ヶ月!

そろそろ底もついて焦ってる頃です。


川上がチェンマイから逃げた後にわかった事があります。2022年9月の終わりから約1ヶ月半くらいの間に少なくとも1.000万円近い現金を手にしています!

わかっているだけでそれくらいあるのですから、もっとあるかも知れませんね。

シンクパークへの出店があったにしても、いったい何に使ったのでしょう…。


第23章に続く








私だけでも262万円





チェンマイ在住の日本人から100万円



同じ方から300万円!





これは別の方で
チェンマイ在住の日本人から100万円


上記以外、私の知る限り日本の飲食店経営者から60万円と別の知り合いから150万円以上借りてます!

謎は深まるばかりですね…。




2023年9月14日











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第21章

2023年09月14日 | 日記



川上がチェンマイへ渡る前の2019年、自身の家はなく知り合いという年配の生活保護者宅で居候してました。

もちろん飯を喰う金すら持っていませんでした。

かつての仲間は去り、誰も相手にしない川上に飯を喰わせて共に夢を語りました。

そして2019年の12月、川上は夢に向かって走り出しチェンマイに渡ったのです。

それから3年後の2022年12月、川上は見事に裏切りました。私はチェンマイまで行き、話し合い、もう一度足元を見直したはずの2023年2月だったのですが、時すでに遅し!だったのでしょう…。

川上にとって最後の砦だった私ですが、そう思ってたのは私だけで、実は私の金だけしか見てなかったんだと今になって思います。

ゴルフチケットに出した100万の返済日の前々日、チェンマイで借金してる事を打ち明けてきました。

聞けば、約束通り分割で返済してるから、また借りれるという話しが貸してくれない!との事で、恨みつらみを私に言ってました。

いくらの借金があって、いくら返済してるのかという詳細はあえて聞かなかったのですが、貸してくれない逆恨みからか嫌がらせのような文をバラ撒くと言うのです。

それに対して私は、ならば、出し続けて返ってこない私の気持ちはわかりますか?という文を川上に送り、よくわかっています!という返信が最後となったのです。

またしても連絡不能になった川上をできる限りを尽くして探しました。

2023年5月23日の夜、川上は、全てをほったらかしにしてたった1人を除き誰にも言わず、チェンマイ空港より日本に向けて飛び立ったのです。

どの飛行機に乗ったのかはわかりませんでしたが、もし関空着だったら!と思い、私は仲間数人と関空で張り込みました。

ほぼ一日中張り込んだ関空でしたが、そんな努力も虚しく到着ゲートから川上が現れる事はありませんでした。

私の連絡を断ち、チェンマイから逃げた事は川上からの挑戦と受け止め、必ず捕まえて次こそはシバき回す!と誓うのです。



第22章に続く






2019年12月たこ焼きソースを入手して
翌日チェンマイへ




バラ撒くといった文面




私の意見と川上から最後となる連絡




すでに連絡不能となりました!






一日中張り込んだ関空




2023年5月23日から24日のストーリー












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第20章

2023年09月13日 | 日記



私は、若い頃暴走族として青春時代を過ごし、その垢が抜けないまま大人になったようです。

2022年の夏前から、とある組織同士に争い事があり、私はその中心メンバーとして大阪府警捜査4課から逮捕状が出ていました。

チェンマイから帰国後、すぐに自宅に刑事6人が押しかけてきてそのまま逮捕となったのです。

内容は省略しますが、逮捕されてから毎日地獄のような取調べがあり、その中であまりにもチェンマイへ送金してるので、刑事たちは本件よりもそちらの方が気になってたようでした!

近年、海外を拠点とする特殊詐欺であったりマネロンを疑われたのだと思います。

逮捕勾留期間は3週間ほどで、2023年3月29日に略式裁判後罰金30万で釈放され、まずは電話を確認したのですが、誰よりも川上の連絡がありました。

チェンマイから帰国する時に空港で、3月から返済する!という話しがあったので、その連絡で連絡がつかない私を心配しての事だと思ってたのです。

3週間ほど檻の中で過ごした私は、釈放された日は誰にも連絡せず、自宅でゆっくりして1日明けた翌日から連絡を取り始めました。

川上には最後の方に連絡しました。連絡が取れなかった期間の事を説明し、返済は大丈夫か?という問いに、逆に70万ほど貸してほしい!と言うのです。

チェンマイはゴルフが人気でゴルフ目的で来てる観光客も多く、今なら格安でゴルフチケットを押さえる事ができると。更には売り先も決まってて利益は1週間あれば悪くても40%で良ければ倍になる!という話しでした。

私は、余計な事はせずたこ焼き屋をガンバるよう促したのですが、必ず儲かるし一気に借金を終わらせたい!と、頼みこまれました。

今回は70万が必要という事で仕方なく振り込んだのです。1週間後80万が川上より振り込まれました。余分な金は、私が爪を伸ばした訳ではなく儲かったお礼!との事でした。

それから3日後の4月24日、同じ話しで次は100万が必要というのです。嫌な予感もあり、止めましょう…と言う私の言葉に、何度も何度も頼みこまれ、またまた仕方なく指定する口座に振り込んだのでした。

この100万の返済日は5月24日でした。



私は、記してる通りで真っ当で真っ直ぐ生きてきた人生ではなく、決して人の事を言える立場でもありません。

これを読んでくれているほとんどの方が理解できないかも知れませんが、不良には不良の流儀があります。

私の時代には "ツッパリ" という言葉がありました。それは他人に対してではなく自分に対しての事です。誰に何を言われようと、自分がいいと思えば貫き通しその道を歩くのです。そんな事を不良というのだと思ってます。

川上みたいな奴は不良ではなくワルです。言葉のニュアンスは似ていますが、似て非なるもので全く違ったものだと私は思ってます。


第21章に続く





何の心配だったのでしょうか…





必ず儲かる!というゴルフチケット




お礼つきの返済



頼みに頼まれて振り込んだ2回目の100万




2023年4月のストーリー























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第19章

2023年09月12日 | 日記



私は12歳で初めてバイクに乗って、そこからバイクに魅了され今なおバイクが好きなんです。

川上の店に来る日本人のお客さんで、バイクが好き過ぎてチェンマイに半移住状態って方とバイクの話しで盛り上がり、せっかくチェンマイに来たならドイ・ステープくらいはツーリングせな!と言われました。

私自身バイク好きという事もあって、翌日バイクをレンタルして一人で行ってきました。

私は帰国しますが、良く言えば後々そのお客さんと川上の間で話しのネタになれば…という思いもあっての事です。

川上をシバき回すために来たチェンマイで、唯一私自身が、楽しい!と思う事をしたのもこのツーリングです。

その夜、私が翌日帰国するという事で川上が気を使ってくれたのか、チェンマイに来て初めて飲みに連れて行ってくれました。

場所は定かではありませんが、女の子がいっぱいのチルアウトという店で楽しい最後の夜を過ごしたのです。


約3週間、川上の頑張ってる生活を見たり、人間関係も見たりで、この調子でいけばきっとよくなる!と、少しは安心できたのと、これからも出来る範囲で応援しよう!と思ったのでした。


帰国の際、川上は忙しい時間をさいてくれチェンマイ空港まで送ってくれました。

空港の中に入る前、タバコを吸いながら川上は、今から絶対良くなる!ガマンの3年も終わり観光客も増えて良くなる要素しかない。借りてるお金も3月から返していくわ!と言ってくれました。

私はその言葉を信じて、チェンマイに降り立った気持ちと真逆の気持ちで搭乗ロビーを歩いていったのです。


シンクパークの中心にはガジュマルらしき木があります。ガジュマルは、日本の沖縄ではキジムナーという精霊が住みつき、人々に幸せを与える!と伝えてられてます。

そんな話しを川上にしてから、川上と2人でそのガジュマルらしき木を1日1回触ったりしてました。

ガジュマルじゃないかも知れませんが、信じてガンバれば必ず報われる日がくる!と帰国したのでした。



第20章に続く








唯一楽しいと思えたソロツーリング






3週間で1回だけ行った飲み屋さん




信じて頑張れば…と、毎日触った木





2023年2月下旬のストーリー






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第18章

2023年09月11日 | 日記



2日目からのチェンマイは、川上が空き部屋が一つあるというのでホテルからマンションに移動しました。

朝は毎日8時頃に起きて、足代わりに借りたスクーターでカフェに行きコーヒーをしました。

10時頃には川上と合流して、川上の乗る新車のピックアップでスーパーや時には市場に買い出しに行き、その後昼食を一緒に終わらせたら一旦部屋へ戻るのです。

午後からの川上はウォシュレットの販売、旅行会社との打ち合わせやら付き合いやらで本業以外の仕事が何かと忙しい!との事で別行動でした。

私はスクーターに乗ってチェンマイのあちこちを散策し、夕方はまた川上と合流して買い出した食材を店に降ろしたりお茶したり食事したりです。

言葉もわからず市場であれこれ買い出しする川上の姿は、たしかに真面目に頑張ってるように私の眼に映りました。

店のオープン時間には必ず店へ行き従業員の指導や監督、忙しくなれば自ら店先に立ちたこ焼きを焼いたり焼きそばを作ったりです。

夜はシンクパークで過ごす事がほとんどで夜中の1時くらいに私は部屋へ戻り川上は3時頃まで働いてたんではないでしょうか…。

そこから閉店作業に従業員や同業者とのミーティング。忙しすぎて寝る時間が全然ない!との事でしたが、この状況は、明るい未来が見えてるからこそ頑張れる!と言わんばかりの川上だったのです。


川上は、私を裏切ってしまった事により心から苦しんだそうです。苦しむだけ苦しんだ挙句、首を吊ろうとロープまで買った!と、いつだったかビールを飲みながら語ってました。

深くは聞きませんでしたが、川上にとっては死ぬ気で頑張るためのチェンマイだったはずです。頑張り過ぎて死ぬならまだしも首を吊ってとかええ加減にして下さい。と、私なりのエールを送ったのです。

異国の地でたった一人、寝る間も惜しんで頑張る川上に、一度の間違いがあったからと怒り狂ってた自分が何とも哀れな奴!と、この時は思いました。


川上の店に来る日本人は皆いい人ばかりで、日本の山形で旅館の経営する人だったりチェンマイで語学学校をしている人だったり、私が居合わせた時は必ず紹介してくれてました。

チェンマイへ渡って3年、川上の気さくなキャラがいい人ばかりを惹きつけるのかと感心したものです。

1日の売り上げは良ければ2万バーツ、悪くても5千バーツ!日本円にして2万円〜8万円、たこ焼き屋と考えればなかなかのもんです。

店が暇な時は他の街へ調査もよく行きました。その中でもファラン(白人?)で賑わうイエローというクラブのある場所は最高でした。

ここに店を出せば…と、シュミレーションをし、いつも商売の事を真面目に考え仕事に向き合ってるようでした。

私はそんな日々を約3週間過ごしたのです。


第19章に続く




ホテルから移動してきたマンション
月/35.000円の格安物件




よく行ったモーニングコーヒーのカフェ



買い出しに行った市場




ここで店を出せば儲かる!という
ファランが賑わうイエロー



2023年2月5日から2月下旬のストーリー









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