“When I look at a star in the sky I see the fires of ancient civilizations, courageous men and women crafting a journey to infinity”
「星空を見上げると無限への旅を編み出した勇敢な男性と女性達が囲んだ古代文明の火が見える。」
- Alberto Villoldo, PhD(アルベルト・ヴィロルド博士)
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古代から世界中で先住民達によって、自然の精霊達と繋がり、助けてもらい、感謝を送る火や水の儀式が行われて来ました。今回の火の儀式は、南米のインカ、アンデス山脈の伝統に基づく技法です。日本人のDNAにも南米と繋がる人も多く、アイヌや日本の伝統との共通点も多いと思います。
すっかり世の中は大変な事態となっていますが、激動の時代を通過中です。
これも人間が選択した試練であり、乗り越えて行かなければいけません。
自然界はずっと人間界を見守っている事でしょう。自然界は、何も変わりなく、常に私たちに良い波動を送ってくれています。
こういう時こそ、自然に目を向け、また自分の内面に目を向ける時間を与えられた事に感謝をしなければ行けないと思います。
そして、不安や恐れを手放し、火の中で浄化していきます。
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火の力はとてもパワフルです。とても早く変化をもたらしてくれます。古い物語やドラマを手放し、新しく生まれ変わりたい時に活用されます。もういらなくなった、あるいは手放したい思考や感情、習慣、問題や病気。それを火の中に託して燃やします。火のスピリットに明け渡します。そうする事によって、魂の深い部分で癒しがもたらされます。
ファイヤー・セレモニーは、シャーマンの世界でとても重要な儀式の一つです。通常新月や満月、季節の節目に行われます。火を囲って座る事で、古代にやっていた頃の意識に引き戻される事でしょう。何か壁にぶつかったり、夢を現実化させたい時、火はとても力強い助けとなって人生に変化をもたらしてくれます。
純粋な気持ちで行って下さい。
ファイヤー・セレモニーの後、二週間程、浄化や変化の過程が続きます。その期間、儀式で感じた炎を心に留めておいて下さい。その儀式で魔法の様な変化が起きるわけではなく、新しい扉を開いた様な感じになります。その期間に、何か新しいチャンスが訪れたり、体調に変化が起きる事もあります。ワクワクした気持ちで、新しい扉が開いた事を受け入れ、宇宙に身を委ねて、前向きな気持ちで進化を楽しんで行って下さい。
家の中で行う方法:
1.ろうそくを1本か3本用意します。燃えない土器やステンレスなどの器の中にろうそくを灯して下さい。
2.小さい枝、串、枯れ葉(3枚くらい)などでもいいですし、自然素材のもので、何か燃やせるものを用意しておいて下さい。
電子機器などのない環境があればベストです。すっきりとした空間を作って下さい。
次に聖なる空間を作ります:
東西南北に挨拶をします。それから母なる大地とその上や中にいる全ての微生物から動物、植物、石に感謝を送り、この聖なる空間を保ってくれる様にお願いをします。そして、父なる空、太陽、月、星々の兄妹達にも挨拶をして、光を下ろしてくれる様にお願いをします。
次に両手を胸の前で合わせ、真っ直ぐに頭の上まで持っていきます。頭の少し上に第8チャクラ(魂の光の玉)があるので、孔雀が羽を広げる様に、ゆっくりと両手を両側に開いて行き、その輝かしい光のオーブを身体の周りに広げます。両腕が一番下に来て、手が体の横に触れるまで下げて行きます。そして、第8チャクラの光を全身に浴びて下さい。
これで二重の聖なる空間が出来ました。ここは、神社の中にいる様な神と一体の自分のフィールドで、外界の世界で起きている事とは関係のない、自分だけの神聖な世界になります。
その中で暫く、火を見つめて下さい。火に目で語りかけてみましょう。
火と意識が通い合えたと感じたら、感謝を送ります。
用意しておいた小枝か串など、松毬でも良いと思います。これが「死の矢」となります。
不安や恐れを手放す様に、思いをその小枝に託します。思いを込めて自分の息を吹きかけます。そして火の中にいれ、しっかり全部燃やして下さい。
(和紙のようなものに手放したい事を書いて燃やしてもいいです。)
2本目、3本目は、下の「外で出来る場合」と同じく行っても良いです。
外で出来る場合:小さな焚き火を作り、そこに枝を用意し、枝が「死の矢」になります。
火が元気に燃えて、火のスピリットが到来するまで、ドラムやラタルなどを使ったり、歌を歌います。自然に出てくる言葉ではない音で良いです。
夏至や冬至には、御供物を紙に包んで、火が生き生きとした頃に、感謝と共に火の中に入れます。御供物の中身はタネ、豆、コメ、フルーツ、ナッツ、スパイスなどを綺麗に花のように盛り、聖木や葉と花びらを合わせて感謝のエネルギーを個々に入れて行き、それを金と銀の紐で結び包みます。金銀の紐がなければあるものでも大丈夫です。
外でやる場合には、
1本目の枝は、自分が手放したい状況、病気、意識などを託して、自分の息を枝に吹きかけ、火の中に枝を入れます。
2本目の枝は、数名でやる場合には、一本を回していき、各自が地球への感謝の気持ちや世界の平和や人々の心身の健康を願い、またその枝に自分のその意思を吹きかけて、全員が行ったら、その枝火の中に入れて燃やして下さい。
途中でゴマ油かオリーブオイルを少し火の中に垂らします。
3本目の枝は、そこに一緒に参加してくれた見えない存在、先祖達やスピリット達に感謝を送り、また一人一人がその思いを息で「ふーっ」と枝に吹きかけて行きます。全員が行ったら、その枝火の中に入れて燃やして下さい。
しっかりと燃え尽くすまで行って下さい。
ろうそくは自然に消えるまで、置いておければ、そのままに。
大きいろうそくでしたら、30分後くらいに消して下さい。
焚き火の場合は、火が自然に消えるまで側で見ていて下さい。
最後は安全の為、水をかけておくと良いでしょう。
最後にまた火に感謝を送り、手を今度は下から上へ、頭上の第8チャクラに光を戻し、胸の前まで戻って来て、内側の聖なる空間を閉じます。次に天と地と東西南北にお礼を言って終わり、外側の聖なる空間を閉じます。
*本「シャーマン・ヒーラー・賢者」より:
「第7チャクラをマスターした人は、古代の人類の集合意識の記憶にアクセス出来る事を含めて並外れた力を得ます。ドーナ・ローラは、このレベルに到達する為に修行しているシャーマンの最終的なテストは、人間が語った最初の物語を語る事だと私に言いました。
『時がまだ若かった頃、四つ足の動物や植物が現れる前、最初の物語を語ったのはストーン・ピープル(石人間)だった」と彼女は言いました。「だから焚き火の周りは石で囲むんだよ。』
彼らは聖なる空間を開き、ヒーリングが必要なスピリット達に声をかけ、火で手を温め、必要なケアを受け取って下さいと言います。貴方は「死の矢」を準備します。小さな枝を見つけ、自分の中で死ぬ必要のある一部分、自分の性質、病状、利益をもたらさない態度などをその枝にしっかりと想念で祈りに変えて刻み込みます。そして焚き火の中に託します。」
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私達は、いよいよこれからホモ・サピエンスからホモ・ルミナス(光輝く新人類)へと進化していきます。
その準備期間として、不安や恐れを手放す必要があります。
光輝く新人類になる為の変化が今、大量に入って来ている宇宙線などによって、引き起こされているのです。
科学者達は、進化は世代の間で起きると言いますが、シャーマン達は一世代の中で今起きていると言います。新たな時間軸のポータルが開いていて、そこから変異が起きているそうです。
美しくホモ・ルミナスに生まれ変わる過程です。その最終準備の期間に入ります。
不安や恐れを火の中に託して燃やし、手放していきましょう!
外界に惑わされずに、自分の内側を磨くチャンスです。
火の儀式は、季節の節目、新月や満月の時に行います。
定期的に続ける事で、自分にとって不必要になった性質をどんどん削除していきましょう。
ご家族を大切に、お互い助け合いの精神が大事な時期
in Munay
愛の中で共に在る事を願いつつ
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ほんわか、ほっこりというか
5年以上前に訪れたペルー、ボリビアの地、友人を思い出します
ブログを読んでいると、己の意識のステージアップに火がつくというか、ワクワクするというか、何かコーリングが起こっている感覚と共に、普遍的な愛に満たされます
この時にいろいろな情報をアップしてくださり、また、書籍を出版してくださり感謝です。ありがとうございます
アルベルト先生も80歳すぎて、まだいらないものを手放していると言っています。(^^)
その為、最近gooブログに登録致しました
マータさんの温かくてお優しい💗サイトを応援させて頂きます😊
宜しくお願いします🙇🏻♀️
「シャーマン・ヒーラー・賢者」も購入しました
友人へプレゼントしております😊
大変喜ばれております🙏🏻
こちらの火の儀式について質問が有ります
7/3 新月に実行しようと思いスティック香木も用意しました この火の儀式は一度でよろしいのでしょうか? カルマや浄化したい時に意図すれば一度で脱皮する事が目的なのであれば一度かな?
と思うのですが、ヒーリングと浄化の繰り返しでは無く、一度に脱皮と理解しておりますが、正しいでしょうか? 統合の習慣(その度毎に浮き上がるので統合する)が付いていますので、確認のためですが、もう一点 特に気をつける事など有りましたらご指導頂けると幸いです お手数ですが宜しくお願いします🙏🏻🙇🏻♀️
マータさんご愛用のパロサント、私も是非使ってみたいと思います。木の香りということで、好きなにおいの一つです。それに、1回購入したら1年は使えるとのこと、とってもお買い得ですね。ご親切に情報を提供してくださりありがとうございました。
私が以前に買ったのは、Amazonで買えます。
ルナスンダラ (Luna Sundara) Palo Santo Smudging Sticks パロサント スマッジングスティック香木[エクアドル産/8本入りBOX]
で検索すると出てくると思います。
これ一箱で毎日使っても1年は使えると思います。お香のように毎日1本燃やすのではなく、少し火をつけて、香りと煙を出して、一本を一月以上使えます。
お線香も自然のものがいいですね。市販のものは化学的なものが入っているので、私はご先祖様にも100%自然の香のもの、今は、パロサントを使っています。
ところで、質問なのですが、ろうそくで火を焚き、小枝を燃やすときに、小枝の代わりに線香ではだめでしょうか?
いろいろ疑問に思っていた事が少しずつ腑に落ちてくることを楽しみにHPも読ませていただいております。