真情の旅

散歩や旅行での写真と気ままな一言

天敵

2020年09月20日 | 詩のような旅
  東京夜景






魚は悠々と大海を泳ぎまわり
鳥は悠々と大空を飛びまわり
しかし魚にも鳥にも天敵がいる
陸上動物も狭い陸地で縄張り争い
食うか食われるか

人は世界中を動き回り
一見 自由に過ごしているが
国家や民族間の領土や経済の争い 
国内でも所得格差や権力争い
喧嘩 強盗 殺人 詐欺

油断も隙もない社会
敵の見えない闇夜のごとく
人の天敵は人である
だが救いの手もまた人である

一つの家族であれ

2020年09月12日 | 詩のような旅

ヒョウモンチョウ  

 
ハトの集団


国民は一つの家族と思い
家族に病人が出たら看病し
家族に悩む人がいたら聴いてやり
役に立つか立たないかは別問題
決して見捨てず最善をつくせ
団結して強い家族をつくれ

国は一つの会社と思い
会社で弱い部署があれば応援に行き
つぶれても改善策をともに考え
弱いところを家族のように助け合い
地位や権力は
我欲を捨て国のために使え
国民も会社も国も
  一つの家族であれ

世界も一つの家族であれ


人間は

2020年08月09日 | 詩のような旅

ボスニア・ヘルツェゴビナ  モスタル
モスタルのネレトヴァ川(古い石橋から撮影)



内戦による銃弾の痕(終戦から20数年経っています)


勝ったら怨みをかう
負けたら相手を憎む
互いに反撃を恐れながら
常に有利に持ち込むことを考える
どちらが勝っても負けても
末代まで憎しみと恐れを持ちながら

人は武器の開発に
膨大なカネとエネルギーを費やす
だが和解への道をつくる努力は無いに等しい
身勝手な人道主義 正義のために戦うのか
・・・人間は

歴史の上で勝者は正当であり
都合の良いものに書き換える
敗者は悪人になり下がる

武器を持たない選択など今はない
軍事力 経済力など覇権争いを続ける
敵か味方か 自分に都合の良い方につく
足の引っ張りあい権力争いが絶えない
・・・人間は

脅威をもつもの

2020年08月01日 | 詩のような旅

  能登半島珠洲市     えんむすびーち 見附島(地元では軍艦島ともいう)


何のために 武器が必要か
防衛のためか  
相手に攻撃される恐怖からか
なぜ攻撃されるのか
侵略される 何をねらっている
侵略する ほしいものは何
リョウド カネ モノ
自由を守るため
相手を恐れているからか
・・・友好関係でありたい

上からの命令に従って
食べるため
生きるため
より豊かな生活をするため
相手を威圧するか
君も武器を持つか
自分が武器を持たなくてもやられる
お互いに脅威をもって過ごしている
なぜ脅威をもつのか
・・・信頼できないから

赤い花

2020年07月23日 | 詩のような旅


銃は人が造ったもの
銃は自分の身を守るもの
銃は敵の侵略から守るもの
銃は侵略に使うもの
銃は正義のために
撃つたびに大きく叫び震えた
真っ赤な涙が大地を濡らした

花は見ていた
花は銃を造れない
花は銃を持てない
花は摘み取られても抵抗できない
花は出会った地で懸命に生きる
花の世界は静かだ

騒々しいのは
高等といわれる動物だけだ