ARDIMENTOブランドのハスラーパーツ開発ブログ!

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ステアリング交換後のズレ調整!(タイロッド調整)

2015年08月04日 | ハスラー&フレアクロスオーバー

先日、弊社のARDIMENTOコンビステアリングを購入頂いたお客様から

「ステアリングがちょっとずれるんだけどなんとかならない?」

とお問合せ頂きましたので

今日はステアリング交換後のズレ調整について!(タイロッドの調整)


整備手帳にもUPしましたがこちらでも紹介しま~す。




社外ステアリングに交換すると、ステアリングシャフトとの相性によって少しだけ左右にずれてしまうことがあります。

これはタイロッドを調整することによって修正できます。

社外ステアリングが悪いのではなく、純正はステアリングにあわせてタイロッドを調整済みなのです。




左右の調整が必要ですが今回は左側の説明です。

作業しやすいようにホイールを外してステアリングを右に切ります。




③赤色矢印はゴムブーツのクリップ

青色矢印はタイロッドを調整する時に工具をかける箇所(12mm)

橙色矢印は緩み止めナット(19mm)

緑色矢印はタイロッドやナットを回す時に供回りしないように固定する箇所(17mm)




④タイロッドをどれくらい回したかがわかるようにマーキングします。

その後ナットを緩めます。

ゴムブーツのクリップもずらします。




⑤今回はステアリングを真っ直ぐにすると左に切れるので、右方向へタイヤが向くために左側のロッドを伸ばして、右側のロッドを同じ量だけ縮ませればいいことになります。

写真は左側のタイロッドを1/4回転させて伸ばした状態です。若干のステアリングのズレなら1/4回転、大きなズレでの1/2回転ずつ調整することをお勧めします。

調整が完了したらしっかりとナットとクリップ、ホイールを戻してステアリングを確認してずれていたらまた調整します。

左右同じ量だけ調整すればアライメントのトー角が変わらずタイヤの向きだけが調整できます。



以上です。
やってみると意外と簡単ですのでちょっとずれている方は

是非お試しください。



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