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ハスラー用30mmロングショックアブソーバーのレビュー追加!!

2016年11月28日 | ハスラー&フレアクロスオーバー

先日、サンプルが届いたハスラー用の30mmロングショックアブソーバーですが、1週間試走してもらっていた京都府のKさんからのレビューが届きましたので公開します。



試走車種:ハスラーJスタイルⅡ(4WDターボ)
サスペンション:純正
フロントショック:純正
リアショック:モンロー「サムライ」
ホイール:エンケイ「ALL Four」15インチ(純正鉄より約1kg軽量)
タイヤ:ダンロップ「EC203」(空気圧:前2.5kg。後2.3kg)

・前提
周知の通りハスラーは、ノーマルのままではリアのフワフワ感が酷く、ショックの収まりが悪い。
現状では「カヤバ」と「モンロー」の二択で比較的容易にリアショックは交換可能。
検討の結果、当該車両は、モンロー「サムライ」を装着して約1万㎞走行。
それなりに収まりはよく比較的腰のある印象で、細かなアスファルトの継ぎ目はバタつくものの軽としては及第点。(普通の軽自動車になった感じ)

・問題点
おそらく、ノーマルサス(車高)のままなら、ここまでで大きな問題は無いと思うが、車高を上げる(インチアップ)場合は特にリアショックのストロークが足りなくなるという問題がおこる。
そこで一般的には、インチアップサス+カヤバショック+リアショック延長金具で対応しているものの、この対処療法的な状態に多くの方が、やるせない感をおもちなのではないかと思われる。

セルフトレーディング「30mmロングリアショックアブソーバー」

そこで、開発されているのがインチアップ用の長いショックである。縁あって今般、その試作品で120km位走行することができた。(今回は当該車両のモンローを当該品に交換しただけのノーマル車高の状態での試走)・・・まずは、その太さに驚愕!

正直、車高を上げてのテストでないと意味が無いのではないかと思っていたが、しばらく走るとその考えは違うことに気付いた。大げさに言うと別の車に乗ってるような感覚・・・滑らかだけどフワフワしているわけで無く、特に細かなアスファルトの継ぎ目でのバタつきはほとんど気にならないレベル。でもさらに走ると、あまりの違いに若干の気持ち悪さを感じたので、リアの空気圧を2.5kgに変更。すると少しダイレクト感が加わり、結果「モンロー」の感じを2〜3段階位高めたようなことになってる、あるいは車格が上がったと言ってもいいのではないか。

ちなみに水たまりの穴ぼこだらけの地道を特に減速することもなく走ってみたが、瞬時に左右に振られるような挙動はほとんど無く、ずっと走っていられる感じであった。また、山道のワインディングに関しては問題の無いレベルというか、軽く「モンロー」を上回る安定感があった。

総じていうと、特にリア周りがこのショックに制御されているような印象を持った。やはり、インチアップしてこそ、さらにこのショックのバランスは良くなるのではないかと期待せずにはいられない。フロントショックの開発にはまだ時間がかかるとのことだが、それらが揃ってインチアップサス・ショックセットが誕生すれば、間違いなく「ハスラー」のインチアップの定番となるだろう。

追伸、
当該車両は、早々にインチアップサス+カヤバフロントショック+モンローリアショック+延長金具によって車高アップし、まずは来春に出来上がりそうなリアショックを交換し、フロントショックの試作品が出来るのを待つ体制をとることにしましたので、その顛末はまた報告いたします。この勢いで、トーヨーのオープンカントリーR/T(純正サイズのオフロードタイヤ)もいっとこと思ってます。



とかなり詳細にわかりやすくレビュー頂きました。

試走・レビューにご協力ありがとうございましたm(_ _)m

装着車両はノーマル車高なのでノーマル車高で乗り心地に不満を持っておられる方にもこのショックが適していると言えますね!!

ますます発売が待ちどうしくなってきました(T_T)



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