あまり今まで散歩というものはしてこなかった。
チャリンコの爽快感がたまらなかったし
運動欲求的にも刺激が足りない気がしていた。
最近
家の周囲を歩いてみると
結構色々なものが見えるし感じると分かった。
チャリや車だと感じられないものと遭遇できる
前も書いたけれど
星が瞬いているのに初めて意識できたし
朝焼けの銀杏の木の色合いの変化にしても
チャリでは目に入らなかった。
色々な存在とコンタクトができそうな
そういう世界に入れるような感じがする。
今朝は
何も考えずに歩き出した。
大きな河原
歴史ある神社
たくさんの家並み
線路沿い
結構どこに出歩いても
面白い。
そう言えば
裏山みたいなものがあったから
そっちに行ってみようと思った。
そしたら
入った瞬間に
世界が変わるというか
何やら
心地よいものに触れた気がした。
朝日を浴びた山の中は
色合いも初めて見るような雰囲気に見えて
足元に映る木の影も
足底に優しい落ち葉の感触も
木々の間に見える山肌の形状や彩りも
何から何まで見とれてしまいました。
初めて東京に出てきて
その都会ぶりにビックリしている
漫画や小説なんかに出てくる登場人物みたいな感じ。
こういうのを感じられるのが散歩なのかと
今朝は感じ取りました。
家からちょっと歩くだけで
色々な景色や色合いを目にすることができ
様々な音や匂いも感じることができる
ゆったりとしていると
何でも受け取れることができるのだなと
感じました。
なんだか
生き方や在り方とも
通じるような気がしました。