公演では、基本的に楽器のお話などをはさみながらの進行をしています。結成時のいきさつからも、できるだけ手の届く距離で演奏を楽しんでいただきたいと願い、 特に学校での公演では原則としてクラス単位から100名程度までの少人数を対象にした音楽室等、教室での演奏を中心にしています。 また、できる限り児童生徒の皆さん或いは先生方との共演の機会を1曲作るようにしており、 ご希望の応じてその都度譜面を作るなどの作業を重ねてきた結果、 共演が可能な曲数も多岐に渡っています。 演奏する楽曲は親しみやすいものを中心にして構成していますが、うち1曲は敢えて木管五重奏の(やや難しい)オリジナル曲の抜粋を 簡単な解説付きで楽しんでいただくようにしており、「面白く聴けた!」と好評を得ています。 「ちょっとしたことを知って聴く楽しみ」は年齢に関係が無いようです。 なお2015-2016シーズンから曲名や鑑賞の簡単なポイントなどをスクリーンに投影しながら演奏しており、 「わかりやすい!」とご好評をいただいています。 一方、ホールでの比較的大規模な公演ではCDと同じ編成(木管五重奏、2台のピアノ、チェロ、語り)を中心としたコンサートを中心に、 各地で公演の実績があります。 また「動物の謝肉祭」は、ピアノが1台(4手)と木管五重奏のみで演奏できる譜面が完成しており、貸し出しが可能です。 〔主なレパートリー〕 サン=サーンス「動物の謝肉祭」 (木管五重奏、2台のピアノ、チェロ、語り。または 木管五重奏、連弾による1台のピアノ、語り。または 木管五重奏、2台のピアノ、ヴァイオリン、チェロ、語り) ムソルグスキー「展覧会の絵」(木管五重奏、2台のピアノ、チェロ、語り) ラヴェル「マ・メール・ロア」(木管五重奏、2台のピアノ、チェロ、語り) チャイコフスキー「くるみ割り人形」(木管五重奏、2台のピアノ、チェロ、語り) プロコフィエフ「ピーターと狼」(木管五重奏、2台のピアノ、ヴァイオリン、チェロ、語り) ドリーブ「コッペリア」(木管五重奏、2台のピアノ、ヴァイオリン、チェロ、語り) (全て梅本由紀編曲。三鷹での公演の為に制作されてきた作品郡です) 「サウンド・オブ・ミュージックセレクション」(以下木管五重奏) スタジオジブリ映画より「君をのせて」「さんぽ」「となりのトトロ」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」など。 ディズニー、ミュージカル等からの曲。 ベリオ「作品番号獣番」(奏者による語り付き)、ダマーズ「17の変奏曲」、 ヒンデミット「管楽器の為の小室内楽」、ニールセン「五重奏曲」などのオリジナル曲。 その他「ロンドンデリーの歌」「ふるさと」等ピアノと共演することが可能な曲や、 教科書に所収の曲(オリジナルアレンジの譜面を準備しています)、 五重奏以外にはデュエット、トリオダンシュ、各種四重奏やピアノ入りの曲も多く演奏しています。 上記のうち、ドレミ出版 「木管五重奏による/名作アニメ・クインテット 〈スタジオ・ジブリ編 1〉」 「木管五重奏による/名作アニメ・クインテット 〈スタジオ・ジブリ編 2〉」 「木管五重奏による/楽しいパーティー音楽メドレー集」 「木管五重奏による/夏の音楽&世界の名曲メドレー」 に所収の楽曲は全曲がCDに録音されています。
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