Der König Hat Eselsohren

München(6)

今日はさらに寒いらしい。
雨は昨日ほどではないらしいが。

…とおもいきや。

外に出てみると、結構降ってる(ーー;


いっそのこと、今日は一日券を買ってしまおう。
夕方の待ち合わせも、Literaturhausで待ち合わせて、Gasteigに行って、みたいなことを言ってたし。

で、今日は昨日行かなかったKunstbauの展示か、NS-Dokumentaのどちらかに行こうと思うのだが、大した距離ではないといえ、雨の中歩く必要があると思うと、NS-Dokumentaへは足が遠のく。
でも、いきなりKunstbauに行っても、昼食はどうする?

何もいいアイディアが浮かばないので、まずはふらっと地下鉄に乗って(笑)、Odeonsplatzへ。
ホントにもう、何の目的も持たずに行ってるなぁ。
つーか、駅出たら、やっぱり傘ささなきゃなんないんだけどf(^_^;

で、目の前のTheatiner教会にふらっと。
外装工事中だが、中はいつも通り。



というか、ここの中をこんなにゆっくり観たこと、ないんじゃないか?f(^_^;
ちゃんと見とけよ。

教会の中でゆっくりしてから出てくると、雨が上がっている。



ウロウロしているうちに、昨夜の美術館のレストランで昼食を食べてから、美術館を見たらどうかと思い浮かぶ。
このところ毎日バイエルン料理だし。
たまにはイタリアンもいいね。
しかも、夜は映画のあと、近くの店でガレットだと言うから、そんなに重くもなく、軽くもなく、パスタ程度がいいんじゃなかろうか。

ということで、まずはトラムでHauptbahnhofの北側へ。
さらにここから、美術館巡りバスに乗ると早いのだが、道の向こうにわたるのが面倒だし、ちょうど雨も止んでいるので、そのまま歩いて行くことにする。

すると途中で、気になるものが。



ドイツ基本法が柱に!





なんだこの建物、と思ったら、Referat für Bildung und Sport(教育・スポーツ担当局)だそうな。
今の日本でこんなことしたら、きっと「政治的公平性を欠く」とか言われるんだぜ。
どっちが公平性を欠いてるんだか。

昨日のカフェでパスタと赤ワインの昼食をとり、Kunstbauへ。
FavorittenⅢとかいう、ミュンヘンの若手作家の特集らしい。

が。

ぜんっぜんわかんないんですが…f(^_^;
解説の大きい冊子をくれるものの、その作家についての情報しかなく、展示されている作品自体についてはあまり書かれていない。

その冊子も、帰り際に返してしまった。

で、まだ時間があるので、本館の方を、昨日の続きで現代美術コーナーを見たのだが、やはり前回と同じ内容。
残念だ。
その前に来た、新装オープンのときの展示がものすごく面白かったのだが。

っと、のんびりしているうちに16時近くになっている。
いったんホテルに帰って、電話しなければ。

が、ホテルに戻って、買い物し忘れたものがあることに気づく。
最初に言ってたとおり、17時だか17時半だかにLiteraturhausだとすると、買い物してホテルに戻ってくる時間がない。
でも持って歩きたくない。

というか、疲れて、本当は行きたくなくなってるんだが。
これが単なる映画だったら、本当に断るところだが、内容が内容なんでねぇ。

で、気が進まない中、電話する。
と。
映画が18時半からだから、18時10分前に迎えに行くとか言ってる。

え?ホテルにですか?
でもどのみち地下鉄に乗るんだから、Hauptbahnhofで待ち合わせた方が簡単じゃん。

どこかわかりやすい場所は?というが、そんな細かい場所は思いつかないし、思いついても説明が難しいので、映画館に向かうという、U2のホームで待ち合わせることを提案。
Moosachの方向だというので、あぁ、あっちだな、と思っていると、Moosachの綴りはね、と説明し始めるので、その名前は知ってるからf(^_^;と止める。

これで、買い物も十分間に合う。

そしてU2に行ってみると。
どっち行きにも「Moosach」の駅はないf(^_^;
あれはS-Bahnだよ。
ただ、方向としてはこっち、というのはわかるので、そのホームで探していると、いた!!

行き先はここから2つ目のJosephsplatz。
駅から少し歩いたところにある古い映画館。






ここで毎週水曜日に、スペイン語映画の上映があるんだと。
今回は、Rodが生まれ故郷のチリに行って、かつてピノチェト政権に対するプロテストソングを作っていたミュージシャンたちと交流し…というドキュメンタリー。
結局、南米かぶれにつきあわされているわけだf(^_^;

一応、真ん中辺りの座席に並んで座ったのだが。
座席が斜めにずれて配置されていて、間から見えるようになっている、といわれても、既に斜め前のおっさんの頭が超邪魔(笑)
もう一人、知り合いが来る、と聞かされていたが、その女性がやや遅れてきてすぐ、上映開始。

で、映画なんですが。
スペイン語で話しているところは、ドイツ語の字幕が出るのだが、どうしても2行目まで読み切れない。
そして、ドイツ語で話しているときはスペイン語の字幕が出て、頭と目とが混乱する。
で、合間に音楽。

半分くらい寝たよ!!(笑)

場内に笑いが起こっても、こっちは字幕を読み切れないから、何がおかしいんだが、さっぱりわからないし。
ひたすら疲れました。

そして、映画のあとはガレットで夕食。
季節の特別メニューみたいなのがあって、Pfifferlingeが載ったドイツ風ガレット(笑)
その上に書かれているガレットには、ラタトゥイユが載っていると出ていて、何じゃそりゃ、と思いながら見ていたら、ラタトゥイユというのはね、と説明されそうになったので、それ時々作りますと反撃f(^_^;

die ärzteには直にあったことがある、Rodは話す機会がなかったけど、あとの二人とは話したし写真もとった、という話をしていて、当然、知り合いだという女性には説明が必要になる。
で、Sportfreundeのバックステージで、同じ野外フェスに出ていたärzteに会ったんだと説明すると、彼女はちゃんとSportfreundeも知っていた。
Brigitteさんに知ってる?と訊かれて、当然!と答えたのを見て、ちょっと胸がすっとした(笑)


さすがにBrigitteさんたちとも、今日でお別れ。
帰り際、また連絡してね、といわれた。
ゆっくり来るときには、連絡します。

気持ちはありがたいんだけど、疲れます。
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