刻しるべ

乗馬クラブでは落ちこぼれ。でも馬が大好き。馬といるだけで幸せなMy乗馬ライフ

優勝しちゃいました!!

2013-05-08 23:55:22 | 乗馬クラブ・競技
5月6日(祝)の午後、
風は強いものの、晴れ渡った絶好の乗馬日和。
クラブで障害の競技会がありました。

今回で3度目の出場・・・といっても一番下のクラスなんだけど
相棒は、これも3度目、いつものアグ。
鹿毛の女の子、ただし気が強くてリーダーを張るような勝気な性格。

当日の午前中、アグで1レッスン騎乗したんだけど、
この時は重くて重くて、だらだらした駈足で連続障害の踏み切りも合わなくてどうしようって感じだった。
不安なままに本番突入

今回のコースは障害が7つで、いつもより少なめ。
その分、障害と障害の間の距離が長くて
先に走った人たちを見てると
馬のスピードが出すぎたり
障害手前で馬が反抗したりで、落馬が結構多かった
・・不安が増していく・・・
こ、今回のコース、簡単かと思ってたら、危険なコースやん

私が出るクラスは、タイムトライアルじゃなくて
指導員が走行した規定タイムに一番近いほうから順位が決まる。
規定タイムは46.91秒
て、言われても、自分のタイムなんて走っててもわからないから、
順位はどうでもいいから、綺麗(華麗に?)に完走したい

そう思ってるのに
順番が近づき、コース手前の待機馬場で
練習用の障害を飛んでみた時も
アグは相変わらずピリッとしない
尻鞭入れないと発進も出来ない
う、う、動物虐待、カッコワル~
こんなんで大丈夫かなあ・・
不安なまま、ついに出場のときが。

審査員に礼をして、いざ走り出したら
良い感じやん、アグ
アグの邪魔をしないようにずっとツーポイントで騎乗して
歩度が落ちそうになる度、
「アグ、GO、GO、GO」と声をかける。
めちゃ安定した歩様で次々と障害をクリア
ああ、アグと二人の世界で走ってるぅ
最高に気持ちよくコース走行を終了

応援に来てくれていたKさんたちに手を振りながら退場してると
「ただいまのタイム、46.96秒」のアナウンス!
え、え、何、規定タイムと0.05秒差、それって優勝違うのん
まあ、そういう偶然で優勝しちゃいました

表彰式で賞状と記念品の商品券をもらって
初めて実感がジワジワと湧いてきた
考えてみたら、
今まで馬のことで表彰されるなんて思ったことも無かった

いつも落ちこぼれで、みんなに抜かされて
なかなか上手くならなくて、
それでも楽しくってしょうがないから続けてきた
それだけなのに・・・・
表彰されるなんて
優勝するなんて・・・
わ~いわ~いわ~い嬉しいっ
規定タイムでも何でもいい、嬉しいっ
アグ、ホントにありがとう

というわけで、
今でも、とっても機嫌が良いです


競技会デビュー

2012-09-17 23:33:19 | 乗馬クラブ・競技
秋晴れ、空は真っ青、空気は透明
絶好の乗馬日和の今日は、クラブ内の障碍競技会

前回ドタキャンしてから、絶対出るって決めてた日

相棒にアグを指名して、この日のために練習を重ねてきたんで
やっと、デビューの日がやってきたって
もう、ワクワクと楽しみで、楽しみで仕方がなかった


私が出るのは一番下のクラスなんで
競技の開始時間が早い。
なんと、朝の7時から。
集合は6時、馬装は5時半からって聞いて、Yちゃんがうちのマンションに5時にくることに・・
で、4時起き。さすがに目覚ましにもすぐには反応できなかった

クラブに到着すると、毎度競技会の日のお馴染みの光景で、
やたらと上下白の服を着た人がウロウロ
暑いのに、すでにじょうらん(競技用の黒いジャケット)を着た人も
馬たちもいつも以上に綺麗に飾られて、
ああ、テンションも上がるわ~

このクラスの出場は21人で、私は13番目
そうこうしてる間に、待機馬場で2回練習バーを飛んだ後、入場口へ。
障碍は7つ。
審査席に敬礼して、合図の鈴がチリンチリンと鳴った瞬間、
アグが駆け出した
「馬がわかってるから、ただ上に乗ってるだけでいいよ~」
って、みんなが言うとおり、軽やかに1番障碍へ
左手前で1番、2番飛んで、すぐ方向転換して斜めに3番、4番飛んで
今度は方向転換して右手前から斜めに5番障碍をクリア、快調じゃん

ところが、その次の障碍に向かった時、異変が
アグが障碍の左外側へとそれて行く
な、なんで、何で
「反抗か」(反抗とは馬が障碍を飛ぶのを拒否することで、2回やると失格)
障碍に向かおうとする私、障碍の外側に逸れていくアグ
馬と乗り手がバラバラになって、
当然バランスを崩し、左の鐙を外してしまった

その時、私は気がついた
私が向かっているのは2番障碍で、5番を飛んだ後は
巻き乗りで6番へ向かわないといけないんだ
間違っているのは、私じゃん、アグが正しい
「やーん、ごめん、アグ、あとはあんたに任せるよ
「私は外れた鐙を直すのに専念するし~
何とか6番を飛ぶ手前で鐙を履きなおして、アグの力で6番、7番を無事クリア
それでも、タイムを相当ロスしてしまった

退場すると、大丈夫?どうしたん?反抗があったん?
と、いろいろ声をかけられて、
「そうじゃなくて、5番の次に2番へ向かって間違っちゃった」と説明してるうちに
自分のタイムを聞き逃してしまった~

まあ、表彰の3番以内に入ってないのは確かだし
反抗も減点も無く完走できたし(アグのおかげで)、
タイムくらい知らなくてもいいっか

終ってから感想を聞かれた
も~うっ、メチャメチャ楽しかった
こんなに競技が楽しいって知らなかった、次はもっと上手く飛ぶぞ~
と、心に決めたのでした。

じょうらんが届いた!

2012-04-19 00:29:39 | 乗馬クラブ・競技
今日、宅急便で「じょうらん」が届いた
じょうらんってのは、馬術競技の時に着るジャケットのこと。

こんなの⇒      

馬術ってのは、考えてみると不思議なスポーツで
相当激しい運動なのに、
黒ジャケットに白ブラウス、白キュロットで正装しなくてはならない。
その上、馬場馬術なんかだと、
限りなく不自然な動作を馬にさせながら、
乗り手は、いかにもさりげなくやってますって顔をして
気取ってみせるスポーツである。

これは、馬を御するより、馬と一体になってがんがん走りたい私には無理無理

そんなわけで馬場はあきらめて、
ここんとこ、ずっと障害ばかり飛んでたら
なぜかクラブの競技会に出ることに・・・
「この、身の程知らずが!」って声が
どこかから飛んできそうだけど、まあいいか

で、競技会デビューのための服を買ったわけです
着てみると、それなりにそれっぽく見える
鏡の前で、ムフフって嬉しくなっちゃった

こう書くとカッコいいけど、
先生は「クロスバークラスで、一番安全な馬で出ましょうね」って
いつもやる気無さげなコでの出場を勧められた。
それと、競技用の服一式の購入も・・・
実はこっちがメインじゃないのか・・・

ま、とにかく失格にならずに完走すること目標にしようっと

全日本総合馬術大会2011

2011-09-27 00:15:52 | 乗馬クラブ・競技
9月25日日曜日
秋晴れの汗ばむ陽気で、絶好の日和!!
良く行く兵庫県「三木ホースランドパーク」で
第41回の全日本総合馬術大会が開催された。
今回は、障害レッスンで指導してくれているA先生が出ている
先生すご~い

この日は最終日で、種目はクロスカントリー。
いつも三木の森の中を外乗で行くとき、
アップダウンのきついコースに設置された巨大な丸太や池なんかの障害の脇を通りながら、
いったい、ホントにこれをどうやって飛ぶんだろうと思っていたから、
今回間近に見られるチャンスがきて、大興奮
しかも、応援する選手がいるんで、すんごい楽しみにして行った

さて、現地に着くとなぜかものものしい警備が???
そー言えば、
「名誉総裁の常陸宮妃華子殿下が最終日に来る」って先生が言ってたなあ
やたらと黒いスーツに黒いネクタイ(これが意味不明、葬式かいっ!)の男性がうじゃうじゃいる。
先に車から下りたYチャンのとこへ行ったら
渡されたとか言って、日の丸の旗をカシャカシャ振ってるの
どこからともなく現れたおじさんが配ってた。

クロスカントリーは
広場での障害を飛んでから、がけを駆け下りて森に入り、クラス別に10~20個の障害を飛んでゴールする、とってもワイルドで見ごたえのある競技
特に、CNC3スターのクラスは国際競技レベルなんで、3千メートル以上のコースで27もの障害を飛ぶ。
ワクワク
ちなみに先生の出る競技では、17の障害を飛ぶ。

さっそく森に入り、
前もって聞いていた見所ポイントへと向かった。
日本庭園と呼ばれる池のところで、すでに沢山のアマチュアカメラマンが陣取っている中
絶好の位置をキープ。
ここは、水壕の障害ポイント。
コースの進行方向に対して直角に池の中央に向かって小さな半島が張り出し、
その先にある小さな島へと渡る赤い橋が架かっている。
半島を越えた先の池の中には、障害が設置されている。

CNC3スタークラスの選手は4人
会場では、選手のスタートや、何番障害を通過したとか、反抗が1回あって減点とか実況放送が流れている。
私達のいるポイントは、馬が一旦池に飛び込んで、それから半島に飛び上がり、再び池に飛び込んで、すぐ池の中の障害を飛び越え、そのまま池から駆け上がっていくという、
豪快な場面

   

遠くの森から馬が駆け下りてきて、丸太の障害を1つ飛んでから、池に飛び込んで駆け抜けるまで、あっという間。
う~んんん・・・・見とれる間もなく、唸るばかり・・・
私のやってるクロスバー障害とは別次元や(あたりまえ!!)
こんなの、いくらなんでも、やってみたいとは思わないなってのが、正直な感想、
私には、無理無理無理無理~

続いて先生の出てるトレーニング競技
この競技では、池の横手、半島の手前から池に入り、池の中で直角に曲がって、赤い橋を飛び越え、池から駆け出て行く。
これも、なかなかの迫力

    

さあいよいよ、先生スタート!
ここまでの馬場馬術と障害の成績は、なんと1位、期待が高まる
中継によると、順調に10番障害を通過とのこと。
もうすぐかなと待ってるけどなかなか来ない
と、放送が
「A選手、13番障害で落馬、棄権です」
はあぁ~っ?なんで・・・
落馬なら、せめてここまで来て落馬してよ・・・メチャクチャ残念
まあ、人馬ともに騎乗してちゃんと戻って行ったと聞いて一安心だったけど。

その後、ゴール付近に移動して、間近に見てたんだけど
さすがに人も馬もゴールする頃には、最高にテンションが上がってて、ど迫力



こ、怖い
やっぱ、私にはクロスカントリーは、向いてないなあとしみじみ

馬も人もひとつになって、風をうけて気持ちよ~く駆けていく
ただ、それだけが私の望みだから


そういうわけで、当然、競技観戦のあとは、
ここ、三木の森で外乗!
駈足90分コース。
今日の相棒は、 前回も気持ちよく走ってくれたボーイ♂


ただ、こないだの台風の大雨で、森のコースはあちこちがえぐれてて
なかなか連続して走れない。
ちょっと欲求不満と思っていたら
最後にJRAと同じ砂が入っているという走路を走らせてもらった。



これが、幅広い競馬場みたいなコースで、最高に気持ちよかったあ~
大満足
ありがとうございました。また行きますね




進歩していない?!

2011-06-13 00:14:57 | 乗馬クラブ・競技
土曜日午後の馬場レッスンはジャンボ号。
あれ~、いったいこのコに乗ったのっていつだったっけ
随分昔、初心者レッスンの頃にお世話になったような・・・

指導員さんに聞いてみた
「このコって、どんな馬です?」
「んー、しっかりした合図が要るのと、内側に入りやすいかな」
「じゃ、重い目ですね」
「そうでもない、イケイケになって、びゅーって行く時もあるし」
「・・・・・(どうよ?)」
「ま、簡単な馬じゃないってことですよ」
・・・

でも、洗場で馬装してから、耳の後ろや鼻をなぜたり、
頤をフニフニ触ったりして遊んでるときは、ジャンボはご機嫌で
止めると、
なになに?何かあったん?止めたりして~
てな感じで顔をズイと近づけてきて、大きな目でじっと見つめてくる
ああ、なんて可愛い

で、いざ、馬場へ。
まあ、確かに内側に入ろうとするけど、反応は素直だし
外側のハミで隅角もちゃんと回るし、
そんなに言う程、難しいコじゃないじゃん
ただ、指導員さんからは
「内側のハミ、強すぎますよ!、嫌がってます!」と注意された。

下馬してからも、仲良く戻ってきて
ひそかに「難しいっていうけど、全然大丈夫やん、私って上手いんちゃうん
と、満足。

家に帰ってから、前にジャンボに乗ったのはいつかなって騎乗ノートを調べてみたら
なんと、2008年8月28日以来
ほぼ3年ぶり。
でも、ショックだったのは
その時の感想。
「重いというけど、良く言うことをきく。
サボり癖があって内に入るので、合図はしっかりと。
ただし、拍車使いすぎて嫌がられた」
これって、今日の感想と同じじゃん・・・・・
3年前と同じって・・・
もしかして、進歩してなかったりして

放牧

2007-05-04 22:07:13 | 乗馬クラブ・競技
ゴールデンウィークは今日もいい天気
駐車場からクラブハウスに向かっていると・・・・・
ん??馬場と歩道の間にある幅5mほどの外乗用道でのんびり馬が草を食べている。
なんで一人でこんなとこにいるの??って、よく見ると、ロープで10mくらいづつ区切られてて、ちゃんと逃げ出さないようはなっている。
そーか、放牧ってこれのことかあ、納得!
いつぞや、放牧中の馬の背中にカラスが停まっていたって話がクラブ通信に書いてあったけど、これのことか~
でも、放牧っていうより、草刈させてる雰囲気だなあ。

朝一の馬場のレッスンはバーグ、初めての騎乗。
バーグはシンボリルドルフの仔で、お父さん譲りの額に白い三日月がある黒鹿毛。
体格の良さや足取りの力強さもナカナカなもんで、
楽しいレッスンだった。ありがとうね、バーグ!

3鞍目のレッスンは、栗毛のラムセスメイル。
顔がかゆいのか、引いているときも、手入れのときも鼻をグイグイ押し付けてくる。
そーか、そーか、かゆいんやね~
指を立てて鼻の横をガシガシ掻いてやると嬉しそう
馬房に入れてからも再びガシガシ掻いてやる。
やっぱ嬉しそう!
喜ばせてやって、いいことしたな~今日は