秋晴れ
、空は真っ青、空気は透明
、
絶好の乗馬日和
の今日は、クラブ内の障碍競技会

前回ドタキャンしてから、
絶対出るって決めてた日
相棒にアグ
を指名して、この日のために練習を重ねてきたんで
やっと、デビューの日がやってきたって
もう、ワクワクと楽しみで
、楽しみで
仕方がなかった
私が出るのは一番下のクラスなんで
競技の開始時間が早い。
なんと、朝の7時から。
集合は6時、馬装は5時半からって聞いて、Yちゃんがうちのマンションに5時にくることに・・
で、4時起き。さすがに目覚ましにもすぐには反応できなかった
。
クラブに到着すると、毎度競技会の日のお馴染みの光景で、
やたらと上下白の服
を着た人がウロウロ
暑いのに、すでにじょうらん(競技用の黒いジャケット)を着た人も
馬たちもいつも以上に綺麗に飾られて、
ああ、テンションも上がるわ~
このクラスの出場は21人で、私は13番目
そうこうしてる間に、待機馬場で2回練習バーを飛んだ後、入場口へ。
障碍は7つ。
審査席に敬礼して、合図の鈴
がチリンチリンと鳴った瞬間、
アグ
が駆け出した

「馬がわかってるから、ただ上に乗ってるだけでいいよ~」
って、みんなが言うとおり、軽やかに1番障碍へ
左手前で1番
、2番飛んで
、すぐ方向転換して斜めに3番
、4番飛んで
今度は方向転換して右手前から斜めに5番障碍をクリア
、快調じゃん

ところが、その次の障碍に向かった時、異変が
アグ
が障碍の左外側へとそれて行く
な、なんで
、何で
、
「反抗か
」(反抗とは馬が障碍を飛ぶのを拒否することで、2回やると失格)
障碍に向かおうとする私
、障碍の外側に逸れていくアグ

馬と乗り手がバラバラになって、
当然バランスを崩し、左の鐙を外してしまった
その時、私は気がついた


私が向かっているのは2番障碍で、5番を飛んだ後は
巻き乗りで6番へ向かわないといけないんだ
間違っているのは、私じゃん
、アグ
が正しい
「やーん、ごめん、アグ
、あとはあんたに任せるよ
」
「私は外れた鐙を直すのに専念するし~
」
何とか6番を飛ぶ手前で鐙を履きなおして、アグ
の力で6番
、7番を無事クリア
それでも、タイムを相当ロスしてしまった
退場すると、大丈夫?どうしたん?反抗があったん?
と、いろいろ声をかけられて、
「そうじゃなくて、5番の次に2番へ向かって間違っちゃった」と説明してるうちに
自分のタイムを聞き逃してしまった~
まあ、表彰の3番以内に入ってないのは確かだし
反抗も減点も無く完走できたし(アグ
のおかげで
)、
タイムくらい知らなくてもいいっか
終ってから感想を聞かれた
も~うっ
、メチャメチャ楽しかった
、
こんなに競技が楽しいって知らなかった
、次はもっと上手く
飛ぶぞ~
と、心に決めたのでした。


絶好の乗馬日和



前回ドタキャンしてから、

相棒にアグ

やっと、デビューの日がやってきたって
もう、ワクワクと楽しみで




私が出るのは一番下のクラスなんで
競技の開始時間が早い。
なんと、朝の7時から。
集合は6時、馬装は5時半からって聞いて、Yちゃんがうちのマンションに5時にくることに・・
で、4時起き。さすがに目覚ましにもすぐには反応できなかった

クラブに到着すると、毎度競技会の日のお馴染みの光景で、
やたらと上下白の服

暑いのに、すでにじょうらん(競技用の黒いジャケット)を着た人も
馬たちもいつも以上に綺麗に飾られて、
ああ、テンションも上がるわ~

このクラスの出場は21人で、私は13番目
そうこうしてる間に、待機馬場で2回練習バーを飛んだ後、入場口へ。
障碍は7つ。
審査席に敬礼して、合図の鈴

アグ



「馬がわかってるから、ただ上に乗ってるだけでいいよ~」
って、みんなが言うとおり、軽やかに1番障碍へ

左手前で1番




今度は方向転換して右手前から斜めに5番障碍をクリア



ところが、その次の障碍に向かった時、異変が

アグ


な、なんで


「反抗か

障碍に向かおうとする私



馬と乗り手がバラバラになって、
当然バランスを崩し、左の鐙を外してしまった

その時、私は気がついた



私が向かっているのは2番障碍で、5番を飛んだ後は
巻き乗りで6番へ向かわないといけないんだ

間違っているのは、私じゃん


「やーん、ごめん、アグ


「私は外れた鐙を直すのに専念するし~

何とか6番を飛ぶ手前で鐙を履きなおして、アグ



それでも、タイムを相当ロスしてしまった
退場すると、大丈夫?どうしたん?反抗があったん?
と、いろいろ声をかけられて、
「そうじゃなくて、5番の次に2番へ向かって間違っちゃった」と説明してるうちに
自分のタイムを聞き逃してしまった~

まあ、表彰の3番以内に入ってないのは確かだし
反抗も減点も無く完走できたし(アグ


タイムくらい知らなくてもいいっか

終ってから感想を聞かれた
も~うっ


こんなに競技が楽しいって知らなかった


と、心に決めたのでした。