葉山町 逗子市との協調深める。ごみ処理 下水道も

2022-02-09 04:59:23 | 葉山の政治

2月9日 晴

葉山町はお隣逗子市との協調による下水道事業を始める。

すでにごみ処理では可燃ごみ 容器プラステイックを逗子市で処理し

なまごみの堆肥化設備を葉山町が建設し 3年先の令和7年度から

逗子市からの分を受け入れることになっている。

そして次は下水道事業の提携である。

逗子市は海辺にある築50年を迎え老朽化が進んでいる逗子市浄水管理センター(逗子市桜山9ノ2448ノ4)を廃止して葉山町との汚水処理の共同化を検討し すでにその調査に入っている。

具体的には

葉山町 下水道事業コンセッション方式

    逗子市との汚水処理の広域化 共同化検討

 建通新聞 2月8日

 葉山町は2022年度、下水道事業で「公共施設等運営権(コンセッション)方式」の導入検討と、「逗子市との汚水処理の広域化・共同化」の検討に着手する。4月上旬にも、「コンセッション方式導入可能性調査」と「逗子市との汚水処理の広域化・共同化可能性検討調査」の委託先を選定するプロポーザル手続きをそれぞれ公告する。
ともに6月をめどに事業者を選定し、22年度末までに調査内容をまとめる。コンセッション方式に関しては、導入の方向で動き出した場合、民間事業者の募集までに5年程度を要すると想定している。また、今後の逗子市との協議の中で、逗子市と共同でのコンセッション方式の導入や、葉山浄化センター敷地内への逗子市浄水管理センターの移転・建設について話し合う可能性があるという。
 コンセッション方式とは、公共が所有権を持ったまま民間事業者に長期間の運営を委ねる手法。浜松市、高知県須崎市、宮城県に続く国内で4例目として、葉山町と同じ三浦半島に位置する三浦市での導入が決まっている。
 葉山町の下水道事業には、施設の老朽化や人口減少に伴う下水道使用料の減少、人員不足などの課題があり、町はこれらを総合的に考慮し、将来的な施設運営の方向性を打ち出すためコンセッション方式と逗子市との共同化の可能性を調査することとした。
 下水道事業の計画区域は513㌶で、このうち20年度末現在で384・1㌶で公共下水道が普及している。今後は、25年度までに513㌶全体への普及(概成)を目指し施設整備を進める計画。
 葉山町が運営している下水道施設は、処理場1カ所、ポンプ場1カ所、幹線・枝線管渠延長約100㌔、年間処理水量209万5447立方㍍、処理区域内人口は2万3256人。
 主要施設である葉山浄化センター(長柄1735)の規模は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上3階建て延べ7510平方㍍。敷地面積は2万9500平方㍍。排除方式は分流式で、処理方式は下水処理が酸素活性汚泥法、汚泥処理が濃縮、脱水、場外搬出。全体計画処理能力(1日当たり最大)は1万4100立方㍍、現有処理能力(1日当たり最大)は1万0575立方㍍。1999年に運転を開始した。
 コンセッション方式を導入する場合、22年度に調査、23~24年度に条例の改正などを進め、25~26年度に要求水準や募集要項について検討し、その後民間事業者の募集へと進む見通し。
 逗子市との共同化については、敷地が狭く津波対策が困難で、かつ運転開始後から50年を迎え老朽化が進んでいる逗子市浄水管理センター(逗子市桜山9ノ2448ノ4)の今後の運営課題を理解した上で、逗子市と共同処理の在り方について協議を進める。 

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