寒さに耐えて
先日隣県の大野市へ、皆さんもご存知の雲海に浮かぶ大野城が目当てです。
夜半、白峰を越えて大野へ
途中県境から福井寄りに東屋の展望台が有ります。
此処を通過する時は必ず立ち寄り、雲海の出具合を見ます。
ここまで来ても雲海の気配の無い時はUターンも有りますが、この日は、雲海で埋められていた。
気合を入れて車を走らすが、一寸雲の多いのが心配。
これからは下り坂、運転は慎重に何時もより数段遅く走らせ何時もの撮影スポットへ。
しかし此処は雪すかしした残雪で道路に山盛り。通行不能。
止仕方なく、歩いて行く事の出来る展望台。
しかし此処は徒歩。足元の雪は歩きずらい。
三脚をもってやっとの思いで午前4時頃到着。
運よく月明り照らされた天守閣が雲海の上に。ラッキー。
登って来る途中、冷たくなった指先で何とかカメラをセット。
普段使ってない三脚で手間取る。
馬鹿だからカイロを忘れた。
なんとかセットし月光に浮かぶ天守閣を撮ることが出来たがそれもつかの間。
天守は雲の中に消えた。
それからが地獄。
待つ事2時間。この間一度も天守閣は見えず。寒さは老体に堪える。
何度も雪の上で足ふみ・・・・・・。
6時過ぎ、ようやく天守が見えた。雲海は出過ぎてもダメ。
この時の思いは経験しなければ何とも言えない。
何であれラッキーの一言。
展望台から・・・・・勝山・大野方面は雲海に埋まる
月光の下
雲海で埋まる大野市街
うっすらと見えて来た