白山とコハクチョウ
昨日今年の春一番が吹く
春一番は暖かい南風ですから、気温を押し上げます。
そして、有名なのは北陸のフェーンです。
昨日13時の気温を見ると、フェーンで気温が上がっている様子がよくわかります。
山の麓だけでなく、能登半島の先端までその影響が及んでいます。
北陸のフェーンは、時にすごい気温の上がり方をすることがあります。
極端な例が1991年9月27日~28日にかけての富山県・泊。
27日24時に26.0℃だった気温が、28日1時に36.5℃まで上昇。
真夜中としてはにわかに信じがたい気温です。
27日24時に26.0℃だった気温が、28日1時に36.5℃まで上昇。
真夜中としてはにわかに信じがたい気温です。
この1時間の間に何があったのか。注目すべきは風向と風速です。
24時には北北東の風2メートルだったのが、1時には南南西の風21メートルに。
台風も絡んでいて、このような劇的な気温変化になったと思われます。
24時には北北東の風2メートルだったのが、1時には南南西の風21メートルに。
台風も絡んでいて、このような劇的な気温変化になったと思われます。
また、北陸のフェーンは、夜に強まるという傾向もあるようです。
これはもちろん、その時々の気圧配置にもよりますが、
海陸風の関係で、夜は陸から海に風が吹き、それに南風が合わさることで、
より強いフェーンが現れるということです。
実際、夜に異常な高温が出ることが、北陸地方では何度かあります。
これはもちろん、その時々の気圧配置にもよりますが、
海陸風の関係で、夜は陸から海に風が吹き、それに南風が合わさることで、
より強いフェーンが現れるということです。
実際、夜に異常な高温が出ることが、北陸地方では何度かあります。
これからの時期、低気圧が日本海を通ることも徐々に増え、北陸はフェーンの季節といえます。
3月14日には、北陸新幹線が開業。
今年はより多くの人が、この北陸のフェーンを体験することになるかもしれません。
暖かくなるのは嬉しいことですが、
それとともに山ではなだれや融雪に注意が必要となります。
以上チーム森田の天気で斬るからの抜粋です。
私心
昨日、野鳥の調査員の方から此方で越冬していたコハクチョウ400羽程北帰行したとの
連絡を頂きました。
いよいよ春一番と共にやってきた春の気配です。
本日は心地よい小春日和を期待していましたが、生温かい小雨降る天気と成りましたが
間違いなく春は近くまで来ていますね。
余談ですが東京国際マラソンも無事に終了で良かったです。