経費の話しのついでに・・・・・モデルハウスが有りますね。
ところで
モデルハウスの年間維持管理の諸経費は5000万円~8000万円とも言われています。
小松にも有りましたね。
効率が悪かったのしょうか、開園して間もなくして一社が退場し、その後も閉める
住宅会社が続きとうとう昨年全面的に閉鎖と成りました。
小松は全国平均から見て経費は高い方ではなかったと思いますが、それでも維持管理が出来ませんでした。
お金をかけたモデルハウスでした。
それは
「常に莫大な広告宣伝費」を使ってお客様に「ここに自慢の家が有ります是非見て下さい」と言わなければお客様が来ないからですね。
私の記憶が正しければ12棟ほど有ったと思っています。
これが全て容赦なく重機でバリバリと壊されるのを全て見て来ました。
物造り側に立つ一人として正常な神経を持てば商売と言えど出来るものではありませんね。
これは正に「住まいを商品化」した企業のする事です。
だから日本の創り手は25年ほどしかない「住まない、住めない」住まいを当然の様に創って来たのでしょう。
ところで
建築から壊されるまでの費用の全ては、この公園に出店していた住宅会社で建築を
したお客様の建築費用から捻出しているのです。
それに比べ、
上記の様な「もったいない事をしなくても」昔ながらの地域に
根ざした大工さんは、営業マンもモデルハウスも持っていませんし、
チラシも出していませんね。
「彼は良い仕事をしている」「あそこで建てて良かった」とクチコミで
何十年、何代に渡り地元で住まい造りをしています。
これが物造りの正常な姿と思いますが皆様は如何に思われますか。
この現実を見据えて
皆様方は創り手を選ばれる一つの考え方では無いでしょうか。
話しが長く成りました。
一枚の豪華な新聞折込チラシを見て考えさせられました。
ところで
あさひホームは
残念ですがまだまだクチコミだけでは成り立ちません。
それでも近い将来はクチコミ一本で、効率の悪い経費をかける事無く
「間違いない、あさひでして良かった」と言って頂ける住まい造りを
スタッフと共に取り組んで参ります。