2013-春
岐阜蝶の舞う里山
耐震へのこだわり
地震に対して木造住宅では免震・制震は規定されて無く、耐震は耐震等級として1.2.3等級が有ります。
これに付きましては、http://www.ads-network.co.jp/taishinsei/jiku-03.htm
上記のHPを参考にして下さい。
あさひホームのこだわりは耐震金具に用いられる、ナットを緩まない仕組みに成っている事です。
多くの建物は建築基準法違反かも?
建築基準法では仕口、継ぎ手部分は緊結と成っています。
緊結とは、仕口、継ぎ手部分に隙間がない、
すなわち継ぎ手に止められている建築金物のねじ部分がきつく締められ、緩んで無い状態にしておく事が大切です。
ところで、木材【乾燥材、集成材】に限らず乾燥が進めば、木は痩せますね。
乾燥して無いグリーン材なら尚更の事です。木は驚くほど細く成ります。
木が痩せれば、ナットも継ぎ手も緩みます。
又、木やせとは別に、台風や強風、更に震度3程度の地震で継ぎ手部分に瞬間的に大きな力が働くと
如何成るでしょう。
継ぎ手を止めている金物は当然木材より固いので木材の繊維を痛め、隙間が生じます。
この様に隙間が生じる原因が生じた時に、このシメールを装置するだけで、ナットは木部から緩む事無く常に緊結状態を保ちます。
よって地震時の揺れの増幅を防ぐ安全性を高めています。
【参考に、これは上棟して直ぐに設置しておかなければ、完成後はとりつけられません。一度設置すればフリーメンテナンスで小額の予算で安全性を高める事が出来ます】
あさひホームは新築時の耐震性を長く維持する為にシメールを標準仕様して用いています。
これも見えない所で、住んで頂く方への安全へのこだわりです。
余談に成らないかも知れませんが、この装置、もしくはこれに類する装置の無い住宅は厳密に言えば建築基準法上、
違法な住宅と私は思っています。
もっともこれが原因で業者が処分を受けたとは聞いた事が有りませんが、
ある裁判所でこれに類似した事で業者が訴えら、敗訴と成って多額の保障金を請求された事例が有ります。