下手な横好き

外壁が・・・・・。

色付いた歩道





今日から11月ですね。

住宅業界の秋の営業も今が最高潮ではないかと思いますが、皆様方にはくれぐれも

衝動買いのない様に間違いの無い創り手を選んで下さい。

それでは前回の続きです。



冷えこんだ朝に現れる現象です。

さて、壁に付着した表面結露

外壁も放射冷却現象で冷え込んだのですが・・・・・・、その冷え込み方が同じ製品

(この場合はサイディング)なのに場所によって違うのですね。

結露の現れる部分と結露の起きない部分に成っています。

これは他の外壁材【モルタル・鋼板】にも気象条件が合えば同じ現象が起きます。

原因は断熱性能(壁の中)の違いで起きていると推測します。

写真では断熱材の入っている部分に露【結露】が付いているのです。

片や表面結露を起こして無い部分は柱・間柱・筋交いに梁・桁部分に接する外壁です。

こちらの部分には表面結露が起きてない【起き難い】のです。

と言う事は、木材部分に接する外壁は露点温度に成って無いと言う事に成ります。

【想定するに室内の熱が木部に伝わり外壁と接する部分が露点に成らない】

上記の建物は築20年程経っています。

同じ様な現象は翌日、別の建物でも見ました。(此方は手に触れて確認はしていません)

その住まいは築10年足らずで、建築当時は超高性能住宅です。

この工法の住まいは名の知れたパネル工法でした。

断熱パネルは工場で施工されていますので当時の建物にしては隙間の無い、高断熱・高気密住宅です。

ところが築20年の住まいと同じ現象が起きて下地の模様が浮き上がっていました。

断熱性能は異なっていても内断熱工法の家と言う面では同じです。


よって高性能住宅であれ、その現象が起きている事は、内断熱の住まいは

表面結露を起こす部分と起こさない部分に分かれるのですね。

その原因ですね。

これは表面結露してない部分は、柱や筋交い・間柱・桁の木材部分から
熱橋?を起こし熱損失
が起きているのではと想定出来ます。

別にまだ原因が有るのかも知れません。

以上が晴れて冷えこんだ日に現れる放射冷却現象から住まいを考えて見ました。

それではその現象をなくすには……と成りますね。

それは次回に致します。


写真を趣味に高齢者の戯言

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