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住宅アドバイザーから

雨晴海岸


 

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予算オーバーを防ぐために

こんにちは、米田さん。**です。

返済可能額を何度も計算し、万全の資金計画を立てて臨んだはずの新築計画。

なのに、予算オーバーしてしまう人は多いものです。

中には百万円単位で予算オーバーし、返済に追われて暮らしを楽しめなくなる人もいます。


予算オーバーの原因になりやすいのは、施工業者の見積書では把握できない出費です。


米田さん、初めて新築する人は『予算=土地代+建物代+諸費用』とイメージしがちです。


業者との打ち合わせでは、総予算から土地代と諸費用を差し引いた額を最大限に

生かせる家づくりを検討していきます。

そのため、そんなイメージを持ってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。


ところで米田さん、

見積書で把握できない出費にはどのようなものがあるのでしょう。


●地盤改良費

地盤改良を行う場合、数十万円から数百万円の費用が必要です。

しかし、地盤調査を行わずに契約をした場合、契約の段階では地盤改良の必要性すらわかりません。



●外構工事

カーポート・塀など、事前に必要な設備に対する予算取りをしたはずなのに、

入居後に不便を感じて追加工事を行うことがあります。

別業者に依頼したり、複数回に分けて工事を行うと割高になりがちです。



●家具・家電

今まで使っていた家具や家電を使い続ける予定で、部屋数が増える分のエアコンや

照明器具の費用は先取りしていた。

しかし、いざ新居に持ち込んでみると、使い慣れた家具や家電が古臭く感じられて、

結局全部買い替えることになった…。そんなケースは少なくありません。



●設計・仕様変更

建築中の新居を見てイメージが湧き、材料や設計・仕様の変更を依頼する人がいます。

わずかな変更でも、変更箇所が増えれば数十万~数百万円の出費になります。


米田さん、

「返済可能額を予算にしたものの、最終的には融資限度額が予算になってしまった」

「手元に残すはずだった資金を予算超過分に充ててしまった」

となると、不安を抱えながら新生活を始めることになります。

新築経験者の失敗談も参考にしながら、今一度、予算配分を見直してみましょう。

では、また。

私心

春ですね。

3月も今日で終わりですね。

さて、以前は新築したお住まいでまったく外構工事に手を付けてないお住まいを多々見ました。

みっともないですね。

建物に心が奪われ予算を建築費用につぎ込んだものと思われます。

予算の配分が間違ったのでしょう。

基本的にご本人の失敗ですが、適格にアドバイスできない業者に依頼するとこのような結果が生じます。

住宅建築は人生で一番大きな事業ですね。

ユメユメ、営業担当者の巧言に踊らされない様にして下さい。

先般から週刊誌にも取り上げられている悪質な業者が身近にいることも念頭に

置いて住まいづくりに取り組んで下さい。

欠陥住宅につきましては次回に取り上げます。








 


写真を趣味に高齢者の戯言

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