鳥越町で
カネミ油症
1968年、北九州市に本社を置くカネミ倉庫が製造した食用の米ぬか油を食べた
西日本一帯の1万4000人以上が吹き出物や内臓の疾患、がんなどの被害を訴えた。
原因は油に含まれた猛毒のダイオキシン類。
患者の症状は42年がたった今も続くが、公的な救済は一切行われていない。
認定患者は2010年3月末現在、1941人(うち死亡者数557人)。
被害者は医療費の公的負担などを盛り込んだ「カネミ油症被害者救済法案」の成立を強く訴えている
「茶のしずく石鹸」旧製品 1000人超被害 集団提訴へ
産経新聞 1月8日(日)7時55分配信
■業者と行政、水に流せぬ対応遅れ
福岡県のせっけん製造販売会社「悠香」が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による
小麦アレルギーの深刻な状況が次々と明らかになっている。
これまでに少なくとも569人が発症、ほかにも被害を訴えた人は1千人を超えた。
被害拡大の背景には、悠香や関係機関の対応の遅れがあったと指摘されている。
被害対策弁護団が結成され、年度内に集団提訴する見通しとなっている。(長谷川陽子)
「せっけん一つで人生が変わってしまった」。
茶のしずくを約3年半使い、重いアレルギーを発症した千葉県市川市の女性会社員(38)はこう話す。
もともと食物アレルギーはなかった。
しかし、使い始めて3年。
昼休みにパスタなどを食べて会社へ戻ると、突然、下痢、嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難といったショック症状が出た。
救急搬送された後、検査で小麦アレルギーと判明した。
以来、小麦製品を全く食べられなくなった。
パンや麺類はもちろん、加工食品もつなぎに小麦が入っていることが多く、成分を確かめないと怖くて口にできない。
そのため外食は難しく、会社には弁当を持参する。
「これから先、ずっとこの生活が続くかと思うと怒りがこみ上げてくる」
アレルギーの原因となったのは、保湿効果を高めるために使われた「グルパール19S」という成分。
小麦のタンパク質を人工的に分解したもので、化粧品原料として流通していた。
今回は、せっけんを使ううちに皮膚などを通じ体内に入り発症したとみられる。【以下はこちらで】
化学物質の怖さ
食品と化粧品の違いは有りますが、同じ様な事件ですね。
被害にあわれた方々をTV等で稀に目にします。
その苦しみは大変なものです。
住宅にも有りました。シックハウス症候群ですね。
化学物質過敏症等です。
思い起こせば私が住宅業界に飛び込んだのが昭和の終わりに近い62年でした。
バブルがはじける少し前です。
福岡県のせっけん製造販売会社「悠香」が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による
小麦アレルギーの深刻な状況が次々と明らかになっている。
これまでに少なくとも569人が発症、ほかにも被害を訴えた人は1千人を超えた。
被害拡大の背景には、悠香や関係機関の対応の遅れがあったと指摘されている。
被害対策弁護団が結成され、年度内に集団提訴する見通しとなっている。(長谷川陽子)
「せっけん一つで人生が変わってしまった」。
茶のしずくを約3年半使い、重いアレルギーを発症した千葉県市川市の女性会社員(38)はこう話す。
もともと食物アレルギーはなかった。
しかし、使い始めて3年。
昼休みにパスタなどを食べて会社へ戻ると、突然、下痢、嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難といったショック症状が出た。
救急搬送された後、検査で小麦アレルギーと判明した。
以来、小麦製品を全く食べられなくなった。
パンや麺類はもちろん、加工食品もつなぎに小麦が入っていることが多く、成分を確かめないと怖くて口にできない。
そのため外食は難しく、会社には弁当を持参する。
「これから先、ずっとこの生活が続くかと思うと怒りがこみ上げてくる」
アレルギーの原因となったのは、保湿効果を高めるために使われた「グルパール19S」という成分。
小麦のタンパク質を人工的に分解したもので、化粧品原料として流通していた。
今回は、せっけんを使ううちに皮膚などを通じ体内に入り発症したとみられる。【以下はこちらで】
化学物質の怖さ
食品と化粧品の違いは有りますが、同じ様な事件ですね。
被害にあわれた方々をTV等で稀に目にします。
その苦しみは大変なものです。
住宅にも有りました。シックハウス症候群ですね。
化学物質過敏症等です。
思い起こせば私が住宅業界に飛び込んだのが昭和の終わりに近い62年でした。
バブルがはじける少し前です。
勤め先の住宅会社ではモデルハウスオープンをどんどん建てました。
ところが、オープンしたては必ず窓を開放しなければ、一日会場にいれば目がしょぼついてくるのです。
それを当時は「新築の匂い」と錯覚。
ご来場して頂きましたお客様も我が家の空気の匂いと異なるので、
「これが新築の匂いか、良い匂い・・・・・・」なんて事が有りました。
化学物質が放出されていたのですね。
また、アスベストも使われていましたね。
屋根や外壁や防火材等に含まれていました。
肺気腫、肺がんを引き起こしますね。
そしてダイオキシンです。
勿論ダイオキシンが何かに交じって住宅で使われている訳では有りませんが、
多くの住宅で使われている、防腐・防蟻剤を強制的に木材に染み込ませた加圧注入木材です。
これが聞く所によれば、廃材と成った時の処理ですね。
通常の火力で燃やせば猛毒のダイオキシンが発生するとの事です。
熱によって化学変化を起こすのではないでしょうか。
【カネミ油症を引き起こしたのも有る物質が過熱されるとダイオキシンに変身】
それが安全だ、安全だとメーカーでは使っています。
はたして本当に安全なのか疑問が残りますね。
たとえ廃材と成っても、使った部材の最後まで責任を持つのが業者の務めと思うのですが如何でしょうか。
確かに、薬剤を用いればシロアリの食害に効果は有りますがそれとて期限付きです。
だったら施工方法で薬剤を用いないで食害の防止、なおかつ床下点検をすればその被害を防ぐ事が出来ます。
薬漬けの木材を使った住宅に私は暮らしたいとは一切思いません。
そしてダイオキシンです。
勿論ダイオキシンが何かに交じって住宅で使われている訳では有りませんが、
多くの住宅で使われている、防腐・防蟻剤を強制的に木材に染み込ませた加圧注入木材です。
これが聞く所によれば、廃材と成った時の処理ですね。
通常の火力で燃やせば猛毒のダイオキシンが発生するとの事です。
熱によって化学変化を起こすのではないでしょうか。
【カネミ油症を引き起こしたのも有る物質が過熱されるとダイオキシンに変身】
それが安全だ、安全だとメーカーでは使っています。
はたして本当に安全なのか疑問が残りますね。
たとえ廃材と成っても、使った部材の最後まで責任を持つのが業者の務めと思うのですが如何でしょうか。
確かに、薬剤を用いればシロアリの食害に効果は有りますがそれとて期限付きです。
だったら施工方法で薬剤を用いないで食害の防止、なおかつ床下点検をすればその被害を防ぐ事が出来ます。
薬漬けの木材を使った住宅に私は暮らしたいとは一切思いません。