せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

後悔はしてないけど、もっと自分で動けば良かったなと

2008-03-26 22:04:16 | 雑談雑感
はっはっは。ぐうの音もでねーや。

 ■「工学部を選んだことを後悔する理由」トップ5 (WIRED VISION)


はい、全部事実です。


> 第5位:ひどい教科書

教科書なんて教授陣の副収入ですからね。教育の素人が書いてるんですから分りやすさなんて二の次が当たり前。
助教授(おっと今は准教授か)の授業なんかだと、使いもしないのにどっかの教授の書いた本まで副読本で買わされるし。

少なくとも、数式の変形は省略しないで全部書いてくれよ。
結論だけ書かれると、何が分んないのかすら分んなくなるから。


> 第4位:学生を励まそうとしない教授たち

教育者じゃないからねー。期待するだけ無駄。
まぁ確かに自分の研究室の学生見るだけでも精一杯ってところはあるけど。

教育専従教授って制度があっても良いと思うんですけどねー。どうなんだろ。


> 第3位:質の高い就職支援の不足

日本はある程度見てくれますけど……代アニと同じで、何処でもいいから放り込みたいだけですね。
私ゃ航空宇宙関連に就職したかったんですが、就職担当教授に「いつまでも夢見てるんじゃない」と言われました。まぁ実際求人も来てなかったんでどうにもなりませんでしたが。


> 第2位:他の分野に比べて高い評価を受けにくい

この歳でヒラ社員です。技術系ってそんなもんです。
商社、銀行、IT系なんか課長でもめずらしくない歳なのに。
流通系、サービス系なら店長でもめずらしくない歳なのに、ヒラです。

ただ、ヒラでなくなると技術系の仕事も卒業しなきゃなりませんが。
代わりに予算管理とプロジェクト管理と大量の書類整理とやたら人に会うのが仕事になります。それはそれでイヤ。


> 第1位:変わり映えしない課題ばかり

演習とかは基礎学んでいる段階なんでつまんなくて当然ですけど、思い出すと学生実験でも面白いモノは皆無でしたね。
まぁ課題関係は仕方ないやと我慢出来るとしても、研究までつまらないのは辛かったなぁ。二足歩行ロボットの研究やりたくて研究室選んだのに医療工学やらされて面白くなかったし。


工学の道なんて、モノ造りが好きな人じゃなきゃやれませんよ。
あと多少の人間嫌い傾向とか。

それでも、工学系じゃなきゃ分らない事、出来ない事も多いんですよ。
苦難覚悟で、飛び込んできて欲しいものです。


この危機意識の無さは何処から来るのやら

2008-03-26 21:36:40 | 雑談雑感
なんというか、結局は自分たちの「今の」利益の話しかしてない訳ねこの人たち。

 ■IT業界はコンテンツを無料で騙し取っていないか-著作権問題の奥にあるもの
  (CNET Japan)

ドワンゴの川上社長が出ているのが唯一目新しいモノではあるけれど、話している事は物凄くずるいですね。
自分たちは独自でやっていくから別にテレビ局のコンテンツなんか要らないよ、という明確なスタンスで話に加わっているので、一番の当事者のようで実は完全な傍観者という立場になってます。ズルすぎ。(笑)

で、情けないのはホリプロの堀氏や大魔王組織菅原氏の話。
このお二人、特に哀れな堀社長の話についてはいくらでも反論があるんですが、取り合えず一番気になった1点だけに絞ります。

> そういったビジョンが配信事業者から出てこない。
> ただ『流させてくれ』というのではなく、ちゃんとした提案がほしい

> そこのビジネス提案があれば実験ができるが、そこが今、あまりない

そりゃないでしょうが。(笑)
本来一番の当事者であるべき人たちが、余りに部外者面し過ぎているのが呆れます。「もうからないのにネットに出て行く気は全く無い」とはっきり言っているようなものです。

確かに今のマスメディア向けな制作スタイルではまず儲からないでしょうけど、そんな事よりもっと大事な問題があるんですが。

 ■中国動画共有サイト「優酷網」、日本でもYouTubeやニコ動並の人気 (CNET Japan)

既に視聴者は海外流出を始めているんです。
このままでは、コンテンツが自分たちの手の届かない場所へ流れていってしまいますよ?

まず日本人が見るコンテンツが日本政府が話の通じる場所に置いてある状況にしないと、砂川教授の話している

> しかし、人間と人間が話をすれば落としどころは必ずある。

なんて事すら出来なくなりますけど、どうしますかね?
(この発言もどうかと思いますけどねー)


まー個人的にはテレビはNHKとサッカーとアニメしか見ていないんで、バラエティやドラマが全滅したって一向に構わないんですけどね。