栄養剤打って元気になっても、それは体力増強とは違う訳ですけど。
■衆院本会議、08年度2次補正関連法案を再可決 (Yahoo!ニュース:ロイター)
■給付金関連法、再可決で成立=高速料金28日から値下げ
(Yahoo!ニュース:時事通信)
■買い取り再開、銀行は様子見=くすぶる「株価対策」活用論
(Yahoo!ニュース:時事通信)
■【定額給付金】埋蔵金頼みに限界 新規国債発行増の可能性
(Yahoo!ニュース:産経新聞)
08年度ってあと27日しかありませんけど、二次補正予算通りましたね。
これだけの金があったら内需系雇用を促進する別の策があっただろうにと今でも思っていますが、最悪なのは無策ですから、下策でも何かやる以上はそれなりの効果はあるでしょう。
しかし給付金方式の景気対策ってのは、なかなか悩みますね。要はこれ、景気が良くなりそうなモノをお前らで考えて買え、という政治家からの責任委譲であり、ある種クイズみたいなもんですから。(笑)
給付金、生活支援名目なら良かったんですけどねー。
景気対策とか言われちゃうとホント何に使えば良いのか検討が付きません。
ところでバブル崩壊後の日本経済の構造って、単純に言っちゃうと
●重工業品、半導体、化学製品、高付加価値家電を輸出して収入を得る。
●軽工業品、食料は輸入を増やし、収入の範囲で生活できるように節約する。
という、テレビや車を売って100均で買い物をするという経済だと思うわけですよ。
で、現在は収入が激減して、貯金で生活している状態ですかね。円が馬鹿高だったおかげで輸出が価格競争力を失った訳ですが、代わりに輸入品に有利に働いたのが貯金生活には幸いしてます。
で、1万2000円っていうと、食費の足しにしようとか、ドライブして帰りは回転寿司で夕食とか、ちょっと春物の服でも買おうとか、そんな額だと思うんですよ。でもそうやって食品や軽工業品に使うと、結局は海外に給付金が流出しちゃうんですよね。あんまり効果が出ない。
じゃぁ本来の収入源、車や大型テレビでも買おうかといっても、4人家族でも4万8000円。全然足らない訳ですよ。半導体や化学製品に至っては個人で買う方法すら無いと来た。これもダメ。
となると、うーん、やっぱ現実的なのは旅行ですかね。
給付金は高速料金値下げと相性が良いので、地方にドライブして一泊でもして、地元の旨い物でも食ってくれば景気対策にはなりそうです。
でも、きっと混むよなぁやっぱ。GWなんか想像もしたくないですよ。きっと混雑と渋滞で時間とガソリン代のロスにしかならないんじゃないでしょうか。
まー結局のところ、手の届く範囲で、国産品を選んで買うしかないんですかね。
ぱっと思いつくのは……ネギとかミカンとか。(笑)
あとは本とか雑誌とかゲームソフトですかねぇ。
これらは原価の殆どは人件費だから国内で金が回るはず。
ん?
本とかゲームとか……。
あっそうか、つまりコミケで使えばいいのか。 (爆)