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CEATECは律儀でいいな。WPC EXPOなんか主催会社が率先して勧誘電話してたが。
昔の話ではあるけど、まぁ当時の日経BPの酷かったこと。
日経主催の展示会では二度と名刺提出するもんかと思った。(笑)
ということで今回も一般として参加だったCEATEC。
一般の青札下げてると露骨に対応の悪いブースとか(大手ですら)ありましたが、まぁ個人情報保護には仕方ないです。
今回のCEATECですが、一応個人的な目玉というか目的としては
1. HRP-4C
2. CELL REGZA
3. 3D系。特に単眼3Dビデオカメラ
の3つだったので、既に書いたHRP-4Cに続いてCELL REGZAでも書いときます。
CELL REGZAって何かというと、最も簡単にまとめると、24時間地デジ全チャンネル同時録画可能なテレビです。何が凄いって、例えば今日の天気予報に春ちゃんが出たと後から知っても見逃さずに済むわけですよ。(笑)
他にも色々突き抜けてる怪物テレビですけど、まぁソレが一番派手なスペックかと。
しかし21世紀も9年経った世の中で、まさか自分がテレビなんぞの新製品に驚いたり期待したりするとはなぁ。
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もうステージから大賑わい。とても市販品の展示とは思えん。
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カタログ貰うだけでこの列。しかも実は2列並び。
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8チャンネル同時表示の図。全部普通に動いているから恐ろしい。
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チューナーは6ユニット*2チャンネル=12チャンネル分同時受信。
故にチャンネル切り替えは一瞬です……って力技過ぎるだろこれ。(笑)
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CPUはPS3と同じCELLプロセッサ。テレビとは思えないヒートシンクが圧巻。
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そしてHDDは3.5インチ1TBが2台、2.5インチ500GBが2台。
合計3TBというより、合計4台のHDDって方に驚く。本当にテレビかこれ。
東芝の何処かベクトルの曲がった本気(笑)を見せてもらいました。
こんなことする前にBDデッキ作れよとホントに心から言いたいんですがそれは置いとくとして。
値段が100万円台というかなりの高級機なんですが、それでも妥当か、いやむしろ欲しいと思わせる猛烈なスペックです。
まー実際にはとても買える代物ではありませんけど、テレビで「欲しい」って感じさせてくれる商品に初めて出会ったような気がします。
実は最初にCELLプロセッサを積むと聞いた時はアレとかコレとか想像してたんですけど、まぁ良い方向に外れてほっとしてます。(笑)
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オマケ。参考出展の3D表示機能とジェスチャーリモコン。
これは参考出展で実際の商品スペックじゃないんですが、3D対応のCELL REGZAの展示もありました。
眼鏡かけて見るタイプでして、眼鏡は恐らくワイヤレスの液晶シャッター式。3Dの球体メニューをジェスチャーで回しながら選ぶというI/Fでした。
これだけだと普通に3Dテレビなんですが、なんと通常放送の2D画像をリアルタイム演算して無理やり3D化するという恐ろしい機能が付いとりました。画像解析で近景、遠景を判断しているようで、テレビ見ながら2Dと3Dを自由に切り替えられるみたいです。
何で参考出展なんだろこれ。
今すぐ出せと言いたい。(笑)