先週パシフィコ横浜で行われたカメラの展示会「CP+」に行ってきたので、そのレポなんかを簡単に。
まずはカメラらしいところで富士フイルムとキヤノンの最新機種から。
まず富士フイルムのFinePix X100
■The FinePix X100 Professional Photographer's compact digital camera (富士フイルム)
■富士フイルム、APS-Cセンサー搭載の「FinePix X100」を国内発表 (デジカメWatch)
■狙うは写真の原点――富士フイルム「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)
■富士フイルム 注目はやっぱり「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)
富士フイルムが自信を持って投入したフラッグシップモデル。
前評判から高かった分、実機展示は凄く並んでましたねー。説明員が技術的な回答をしてくれるコーナーが大人気でしたが、そっちは30分待ち以上だったので、ただ触って使えるだけの展示に並んできました。それでも15分くらいかかりましたけど。
どうでもいい話ですが、PIEまで含めて、フジのブースでこんなに人がいるのを見た事って近年無かったんじゃないでしょうか。(笑)
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割とレトロな外観。でも持つとしっくりくるサイズ。
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ファインダー。視度調節ダイアルが大きめで扱いやすかった。
見た目は単なるレトロなデジカメなんですが、触るとびっくり、良く出来てました。
まずファインダー。光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)を切り替えられるのがまず素晴らしい。どちらも長所短所あるので、自由に切り替えられるのは凄くありがたいです。そしてその切り替えが凄く早くてスムーズ。OVFメインで、ちょっと露出確認にEVF見てすぐOVFに戻す、なんて感じで切り替えながら使えそうなレスポンスでした。
そしてシャッタースピードや露出補正が上面のダイアルで直接操作できるので、凄く楽。EVFならダイレクトに露出条件が見ている画像に反映されるので、こまめに露出補正をしようという気にさせてくれます。
今回は画像を持ち帰れなかったので肝心の画質は分かりませんけど、カメラとしては特に冒険もしていませんから、並み以上には写るでしょうきっと。
感想としては、とにかく使っていてストレスフリー。
さくさくと思ったように使えて、素早く反応してくれるカメラでした。
これ欲しい。ホント欲しい。でも12万だそうですけどね。
値段分の価値はありそうに思えましたけど、気軽に買える額ではないなぁ。
あ、1つ気になったのは、FinePix伝統の打たれ弱さ。
これ落としたら一発で壊れるだろうなぁ、っていう感じはしましたね。(笑)
いやまぁどんなカメラも普通は落としたら壊れますけど、そんな中でも、こいつは特に打たれ弱そうな印象がするんですよね。そこがちょっとだけ怖いです。
で、次はキヤノンのEOS KissX5と、X50。
全然新鮮味の無い新製品ですけど、APS-Cタイプの一眼の買い替えを考えているので、ついでに見てきました。
■キヤノン、バリアングル液晶モニター採用の「EOS Kiss X5」 (デジカメWatch)
■キヤノン、“赤ボディ”のエントリーモデル「EOS Kiss X50」 (デジカメWatch)
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EOS KissX5 やる気無いので写真1枚しか撮ってない。(笑)
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EOS KissX50。なんと展示はEF50mmF1.8IIが付いてました。
X5とX50、てっきりX50が上位機種かと思ったら下位機種でした。
X50は入門機って感じで、昔のKissFの位置付けみたいですね。
KissX5は主にバリアングル液晶の使用感だけ見てきました。
モノはEOS 60Dと同じなんで新鮮味は無いのですが、本体が軽い分、バリアングル液晶も使いやすくなってます。
バリアングル液晶つかう時って、人垣の上から撮るときとか、地面すれすれで接写するとか、どうしても背伸びしたり屈んだりする姿勢が多いわけです。EOS 60Dのときは「ちょっと重いなぁ」って感じたのですが、KissX5は軽めなので、背伸びだろうと何だろうと、かなり自由に振り回せそうです。恐らく60Dよりバリアングル液晶の長所を存分に発揮できるんじゃないでしょうか。
その他の点は、恐らく現行機種KissX4と大差無いので割愛。
まー相変わらず無難に良く出来た初級機だと思います。
で、X50の方は写真の通り、短焦点レンズEF50mmF1.8IIを付けての展示でした。
入門機とか言っておいてあんな癖のあるレンズをセットで売るなよ、とか思ったんですが、実際に触ってみると「コレもアリだ」とか思わず納得しちゃったのが不思議なところ。(笑)
Kissに50mmのレンズなので、実際には80mm相当。画角が凄く狭いので、普通に考えれば凄く使いにくいです。どのくらい狭いかと言うと、片手を前に精一杯伸ばして、その手を撮ろうとすると画面いっぱいになる位と思ってくれればいいかと。
ただ、思いっきり背景がボケます。そりゃそうなんですけど、1m以内の接写なら、誰がどう撮っても問答無用でボケます。一眼を買う人は背景のボケを期待する人が多いらしいので、このレンズくっつけておけばサポートセンターの電話の回線を減らせるんじゃないでしょうか。(笑)
あと、驚くほど軽いです。軽いボディに軽いレンズなのでこれも当たり前ですけど、もうオモチャのような軽さ。このセットなら、長時間持ち歩いても疲れないでしょう。
ってことで、背景はボケるし軽いしと、使ってみると割と楽しいカメラでした。
入門用にしては余りにクセが強すぎますけど、分かって買う分には、コレもアリっていう感じでしたね。
オマケとして、昔EOS KissDNにEF50mmF1.8IIを付けて撮った写真を貼っておきます。
KissX50の変態キット(ぉぃ)を考えている人の参考になれば。
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Avモード、F1.8(開放)での撮影。
ちなみに撮影場所は、今は無き秋葉原のCafe&Dimension。いいお店だった……。
ピンボケにならければこんなのが撮れます、ということで。
なんせ絞り開放だと被写界深度の浅いレンズなので、ピントだけは常に注意しないといけません。
あと、旅行のスナップショットには向かないレンズですので注意してください。
身長160cmの人の全身を入れようとしたら3mくらい下がんないと入りませんので。(笑)
まずはカメラらしいところで富士フイルムとキヤノンの最新機種から。
まず富士フイルムのFinePix X100
■The FinePix X100 Professional Photographer's compact digital camera (富士フイルム)
■富士フイルム、APS-Cセンサー搭載の「FinePix X100」を国内発表 (デジカメWatch)
■狙うは写真の原点――富士フイルム「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)
■富士フイルム 注目はやっぱり「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)
富士フイルムが自信を持って投入したフラッグシップモデル。
前評判から高かった分、実機展示は凄く並んでましたねー。説明員が技術的な回答をしてくれるコーナーが大人気でしたが、そっちは30分待ち以上だったので、ただ触って使えるだけの展示に並んできました。それでも15分くらいかかりましたけど。
どうでもいい話ですが、PIEまで含めて、フジのブースでこんなに人がいるのを見た事って近年無かったんじゃないでしょうか。(笑)
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割とレトロな外観。でも持つとしっくりくるサイズ。
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ファインダー。視度調節ダイアルが大きめで扱いやすかった。
見た目は単なるレトロなデジカメなんですが、触るとびっくり、良く出来てました。
まずファインダー。光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)を切り替えられるのがまず素晴らしい。どちらも長所短所あるので、自由に切り替えられるのは凄くありがたいです。そしてその切り替えが凄く早くてスムーズ。OVFメインで、ちょっと露出確認にEVF見てすぐOVFに戻す、なんて感じで切り替えながら使えそうなレスポンスでした。
そしてシャッタースピードや露出補正が上面のダイアルで直接操作できるので、凄く楽。EVFならダイレクトに露出条件が見ている画像に反映されるので、こまめに露出補正をしようという気にさせてくれます。
今回は画像を持ち帰れなかったので肝心の画質は分かりませんけど、カメラとしては特に冒険もしていませんから、並み以上には写るでしょうきっと。
感想としては、とにかく使っていてストレスフリー。
さくさくと思ったように使えて、素早く反応してくれるカメラでした。
これ欲しい。ホント欲しい。でも12万だそうですけどね。
値段分の価値はありそうに思えましたけど、気軽に買える額ではないなぁ。
あ、1つ気になったのは、FinePix伝統の打たれ弱さ。
これ落としたら一発で壊れるだろうなぁ、っていう感じはしましたね。(笑)
いやまぁどんなカメラも普通は落としたら壊れますけど、そんな中でも、こいつは特に打たれ弱そうな印象がするんですよね。そこがちょっとだけ怖いです。
で、次はキヤノンのEOS KissX5と、X50。
全然新鮮味の無い新製品ですけど、APS-Cタイプの一眼の買い替えを考えているので、ついでに見てきました。
■キヤノン、バリアングル液晶モニター採用の「EOS Kiss X5」 (デジカメWatch)
■キヤノン、“赤ボディ”のエントリーモデル「EOS Kiss X50」 (デジカメWatch)
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EOS KissX5 やる気無いので写真1枚しか撮ってない。(笑)
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EOS KissX50。なんと展示はEF50mmF1.8IIが付いてました。
X5とX50、てっきりX50が上位機種かと思ったら下位機種でした。
X50は入門機って感じで、昔のKissFの位置付けみたいですね。
KissX5は主にバリアングル液晶の使用感だけ見てきました。
モノはEOS 60Dと同じなんで新鮮味は無いのですが、本体が軽い分、バリアングル液晶も使いやすくなってます。
バリアングル液晶つかう時って、人垣の上から撮るときとか、地面すれすれで接写するとか、どうしても背伸びしたり屈んだりする姿勢が多いわけです。EOS 60Dのときは「ちょっと重いなぁ」って感じたのですが、KissX5は軽めなので、背伸びだろうと何だろうと、かなり自由に振り回せそうです。恐らく60Dよりバリアングル液晶の長所を存分に発揮できるんじゃないでしょうか。
その他の点は、恐らく現行機種KissX4と大差無いので割愛。
まー相変わらず無難に良く出来た初級機だと思います。
で、X50の方は写真の通り、短焦点レンズEF50mmF1.8IIを付けての展示でした。
入門機とか言っておいてあんな癖のあるレンズをセットで売るなよ、とか思ったんですが、実際に触ってみると「コレもアリだ」とか思わず納得しちゃったのが不思議なところ。(笑)
Kissに50mmのレンズなので、実際には80mm相当。画角が凄く狭いので、普通に考えれば凄く使いにくいです。どのくらい狭いかと言うと、片手を前に精一杯伸ばして、その手を撮ろうとすると画面いっぱいになる位と思ってくれればいいかと。
ただ、思いっきり背景がボケます。そりゃそうなんですけど、1m以内の接写なら、誰がどう撮っても問答無用でボケます。一眼を買う人は背景のボケを期待する人が多いらしいので、このレンズくっつけておけばサポートセンターの電話の回線を減らせるんじゃないでしょうか。(笑)
あと、驚くほど軽いです。軽いボディに軽いレンズなのでこれも当たり前ですけど、もうオモチャのような軽さ。このセットなら、長時間持ち歩いても疲れないでしょう。
ってことで、背景はボケるし軽いしと、使ってみると割と楽しいカメラでした。
入門用にしては余りにクセが強すぎますけど、分かって買う分には、コレもアリっていう感じでしたね。
オマケとして、昔EOS KissDNにEF50mmF1.8IIを付けて撮った写真を貼っておきます。
KissX50の変態キット(ぉぃ)を考えている人の参考になれば。
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Avモード、F1.8(開放)での撮影。
ちなみに撮影場所は、今は無き秋葉原のCafe&Dimension。いいお店だった……。
ピンボケにならければこんなのが撮れます、ということで。
なんせ絞り開放だと被写界深度の浅いレンズなので、ピントだけは常に注意しないといけません。
あと、旅行のスナップショットには向かないレンズですので注意してください。
身長160cmの人の全身を入れようとしたら3mくらい下がんないと入りませんので。(笑)
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